インマヌエル沼津キリスト教会

Immanuel Numazu Christ Church
沼津市今沢34番地

時代の3D立体像

2018-08-06 06:09:50 | 牧師のつぶやき
【時代の3D立体像】
 3D映画はメガネを通して左右別々の映像を見ることで奥行きのある立体像を得ることができます。
 『夕凪の街 桜の国 2018』も左の平成30年(2018)と右の昭和30年(1955)を左右別々に見ることで、奥にある昭和20年(1945)の原爆投下の惨禍が見えるようになっています。昭和20年は実際には見えていませんが、時代が立体化することで奥にあるものが心の眼で見えるようになります。



 新約聖書の『ヨハネの福音書』も同じです。「ヨハネの証しはこうである」(ヨハネ1:19)の「ヨハネ」はイエスの時代の「バプテスマのヨハネ」と使徒の時代の「使徒ヨハネ」の二人が重なっています。この二人の「ヨハネ」を左右別々に見ることで時代が立体化して、奥にある旧約の時代が心の眼で見えるようになります。すると、ヨルダンの川向こうでイエスがヨハネに近づいた出来事(ヨハネ1:29)の奥には、創世記の時代にハラン(ヨルダンの川向こう)で神(イエス)がアブラム(ヨハネ)に近づいて「あなたの父の家を離れて、わたしが示す地へ行きなさい」(創世記12:1)と言った出来事が重ねられていることが、心の眼で見えるようになります。
 同様にしてヨハネ2章の奥には出エジプトの時代、3章の奥にはモーセの律法授与と荒野の時代、4章の奥には預言者エリヤの時代が重ねられています。これらは右欄の拙著(『ヨハネの福音書』と『夕凪の街 桜の国』 ~平和の実現に必要な「永遠」への覚醒~)で説明しています)。

 なお、『夕凪の街 桜の国 2018』は、今夜7時半よりNHK総合で全国放送されます。
 http://www.nhk.or.jp/hiroshima/drama/
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