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[Bibliography, 参考文献一覧]

web上で検索していて目に入ったものを含め、学会でモルモニズムについて取り上げられたもの。南條了瑛1件を追加。(2019/10/05)

1977, 78, 79, 85 堀尾治代「宗教的青年のパーソナリ
  ティ特性」天理教、プロテスタント、モルモン教等の
  青年を対象にパーソナリティ特性を描き出したもの
  名古屋市立女子短期大学紀要、教育心理学年報他。

 1990 平井康大「モルモン教会における黒人」東京大学
  地域文化研究専攻 修士論文

1991 高山真知子「ハロルド・ブルームとモルモン教 
-- 経典産出仮説の検証」宗教研究 65:4(291号) 
pp. 265-266
 
1994 竹村一男「末日聖徒イエスキリスト教会布教の地
  理学的考察」

1995 Aizawa, Tomoko
"The LDS Church as a New Religious Movement in Japan"
MA Thesis, BYU, '95

 1994-96 杉山幸子「外来宗教と民族宗教とのダイナミ
  クス -- モルモン教徒の世代による変化を中心に」

(上の竹村、杉山の論文は「宗教と社会」学会のプロ
  ジェクト「日本社会とキリスト教」の一部)

 1996 柴田史子「高橋弘「素顔のモルモン教 アメリカ
西部の宗教ーその成立と展開」」宗教研究 70:3(310号) 
pp. 180-184

 2000 沼野治郎「都市化と新宗教の興隆 - 創価学会と
  日本のモルモン教会の場合 -
 」広島国際学院大学
  現代社会学部紀要「現代社会学」2号

 2001 武田充喜「19Cにおけるモルモン教会の一夫多妻
  とアメリカ社会」アメリカ学会で愛知学院大院生が発
  表したもの

 2002 高山真知子「モルモン教成立の背景 E・トッドの
家族人類学を仮説とする考察」宗教研究 75:4(331号)
pp. 358, 359

2004 平井康大「モルモン書とLDS教会:教会の誕生」
  『アメリカ研究』38:PP.81-101(アメリカ学会、2004年)
  著者は成城大学教授

 2005 / 3 / 24-30 「モルモン教と日本文化」
  マーク・マリンズ(上智大)司会
  高山真知子「モルモン教系譜志向性の要因」
  竹村一男「日本の地方都市における末日聖徒イエス・
  キリスト教会の受容形態」
  マーカス・マルティネス「日本におけるモルモン教徒:
  内外における調和の探求」
  国際宗教学宗教史会議(IAHR)19世界大会 於東京
  (05/4/5朝日新聞、リアホナ誌05年6月号)

2005 平井康大「ジョゼフ・スミスの日記、1832-1836年」
『アメリカ文化史』第2巻(亀井俊介・鈴木健次(監修)、
 荒このみ(編)、東京大学出版会、2005年)

2014 山口覚(関西学院大学文学部教授)、喜多祐子(華頂短期大学非常勤講師「先祖との絆を創りだす:日本における先祖調査の展開」。関西学院大学先端社会研究所紀要 第11号、pp. 20, 21. 先祖調査手法の進展について末日聖徒イエス・キリスト教会に触れている。4代前までの先祖を調べ代理の儀式を受けている、と記す。

 
2014/12/7 杉内寛幸(ひろゆき)「外来系新宗教の社会活動
  ―モルモンヘルピングハンズを事例として―」國學院
  大学 学術シンポジウム

2015 竹村一男「沖縄地域における末日聖徒イエス・キリスト教会」2015年度日本地理学会春季学術大会。対県民人口比が旧新教より2倍以上。その5つの理由。

2015 杉内寛幸(ひろゆき) 「戦前における末日聖徒イエス・
キリスト教会の日本布教とキリスト界の反応」.pdf
(11192215)「神道研究集録」第29輯、平成27年、32-62頁。
著者は国学院大学大学院、(公財)宗教情報リサーチセンター
研究員。

 

2015 杉内寛幸(ひろゆき)「日本の末日聖徒イエス・キリスト

教会の展開 - - 機関紙分析から - - 」「宗教研究」88巻別冊

(2015年)第二部会 208-209頁

 

2016年 杉内寛幸(ひろあき)「外来系新宗教の日本人信徒:モ

 ルモン教を事例として」「宗教研究」89巻別冊 第12部会

 pp. 391-392  アンケート東日本のまとめ。65%の会員が

 割合よく教会のホームページを見ていると答えている。

 
2016 杉内寛幸(ひろゆき)「明治中期の宗教行政と外来
  系新宗教 - - 日本伝道開始時のモルモン教への反応を事例
  として - - 」國學院大學研究開発推進センター研究紀要
  第十号(平成28年3月10日)
  
(竹村氏と杉山氏の論文はモルモンフォーラム誌16号,
  24号で紹介済)

2018 南條了瑛「宗教施設の訪問者に関する一考察」龍谷大学 アジア仏教文化センター ワーキングペーパー No.17-13(2018.03.31) 宗教ツーリズムの視点から書いた論文。冒頭にモルモン教の事例(日本。沼野2000年の論文)が引かれている。PDFでネット上に掲載されている。


当ブログ関連記事:
2007/6/4 「BYU留学生、日本の教会をMA論文のテーマに」
情報源 http://ci.nii.ac.jp/



コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
学会発表論文の御紹介 (苺一枝)
2005-03-26 06:28:28
最近の「学会発表論文の御紹介」を戴き、感謝申し上げます。上記の論文から教会の最近の動向を、把握する事が出来るのは、大変喜ばしい事です。デジタル・アーカイブとして手軽に接近出来るようになったら、もっと素晴しいと思います。ご紹介を、有難う御座いました。小生は、国立大学の図書館司書として、過去にこの様な抄録作りをしていた事を、懐かしく想起しています。
 
 
 
ついに (落伍者)
2005-03-28 07:23:48
落伍者です。



http://www.signaturebookslibrary.org/neither/neithertitle.htm



モルモンフォーラム誌で紹介されておりました歴史的名著(と思っております。)が無料で掲載されております。



絶版になっていたのでうれしい限りです。



教会の内外を問わず、モルモンに関わる全ての方に読んでいただきたいと思います。



私の英語力では読破するのに5年くらいかかりそうです。





 
 
 
Webで読める時代  (NJWindow)
2005-03-29 01:22:42
「白くも黒くもなく」がWeb上で読めることを知らせていただいて有難うございます。確かに一冊の重要な文献に違いないと思っています。



再版するには採算が合わない恐れがあるのかもしれません。Web上の公開はよい考えだと思います。



そういえば、BYU紀要もダイアログ誌の記事もインターネットで読めるようになっているようです。(もちろん他の多くの出版物も)。



最近必要があってBYU紀要に高木信二氏が伝道開始時の新聞の反応について書いているのを読みましたが、非常に詳細によく書いているという印象を受けました。 
 
 
 
どうしたら読める? (金豚)
2007-07-25 09:31:20
こう言う論文って、一般の書店で売ってるわけでもなさそうですが?

どうやったら入手できるのでしょうか?

日本語しかダメですけどね(苦笑)
 
 
 
紀要記事入手方法 (NJ(紀要記事入手方法))
2007-07-25 10:10:48
著者に連絡を取るか、所属機関または出版している組織に入手希望を伝えると時間がかかりますが、だいたい手にすることができると思います。

(ちなみに私のものであれば、すぐに抜き刷りをお送りできます。創価学会との比較では100名を越えるベテランの教会員からアンケートの協力を得て、書くことができました。)(このアンケートから別の記事もいつか書けると心中考えているところです。)
 
 
 
是非お願いします (金豚)
2007-07-25 18:52:44
NJさんの論文よろしくお願い致します。
送料着払いで・・・でも、まだモルモンフォーラム読みきれてません・・。(笑)

モルモンフォーラムはプレミアが付くのを待ってまーす(笑)

マジな事はメールで送ります。
 
 
 
ご指適、感謝 (canal)
2007-07-26 10:49:09
たった二文字「全米」を間違えた為に、大きな間違いをしてしまいました。以後は心して書きます。
これからもよろしく。
どしどし教えてください。
 
 
 
聖句解釈に正当化を求めた奴隷制 (NJ (カイン、ハムの問題))
2007-08-10 07:47:06
3/28/'07 落伍者さんがNeither White nor Black (白でも黒でもなく)がweb 上で読めるようになったことを喜ぶと書いています。

この書物について、私もページをめくっていてもう一度改めて読む価値のある本であると感じています。

というのは、1.カインに与えられた印が黒い肌であった、2.ハムの息子カナンに宣言された呪いが黒人の奴隷化となって現れた、とする考えがどの時点(西欧の歴史上)で生じ始めたのか、調べてみる気になったからです。(この偏見がモルモン教の聖典に反映され、黒人に神権を与えなかった歴史につながっていったわけです。)

幸いこの夏の英国訪問で数軒の図書館を訪ね、多少の資料を入手できたので、いずれまとめてみたいと思っているところです。


 
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