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NJWindow(J)



[「アメリカ人の信仰」]

社会学者プトナム(ハーバード大)とキャンベル(ノートルダム大)は、アメリカの宗教について詳細な調査を行なった結果を発表し、アメリカの宗教は多くの点で社会に健全な影響を与えているとし、モルモン教徒もアメリカ社会で占める比率が比較的低いにもかかわらず注目に値する役割を果たしていると報告した。それは以下の通りである。

〇 モルモン教徒は最も敬虔な宗教団体の一つである。個人の信仰、実践、生活に占める優先度など総合的に宗教性が極めて高い。

〇 モルモン教徒は幼少時の信仰を成人になっても大体維持している。人々が幼少時の信仰を離れたり、宗教を変える傾向がある中で末日聖徒はほぼ信仰のうちに留まることが示された。

〇 モルモン教徒は並外れて気前よく与える。全般的にアメリカの宗教は社会道徳、愛他精神、善隣関係に貢献しているが、末日聖徒は時間や資産を宗教と非宗教を問わず惜しみなく提供する人たちである。調査結果がこのことを示している。

〇 モルモン教(徒)は他の宗教団体に対して比較的友好的である。アメリカ社会は比較的宗教上の軋轢が少ない社会であるが、宗教的不和の可能性を包含している。事実、相互にいろいろな感情をもって見ている。モルモン教徒は多くの宗教団体から好意的に見られていないが、教徒自身は非キリスト教徒を含めて他の信仰グループに対して比較的好意的な見方をしている。

〇 モルモン教徒は他宗と同様、真実な宗教は一つであると信じているが、末日聖徒でない人も救いが得られるし、天国に行くことができると信じている。アメリカの宗教の中で末日聖徒は「真実の」宗教があると信じていることでよく知られている。しかし、矛盾するようであるが、調査によれば非キリスト教徒も含めて他宗の人も天国に行ける、言い換えれば救いが得られると他宗に優って確信しているのである。

6年前の著書であるが、比較的穏健で好感の持てる末日聖徒像が社会学者の調査で浮かび上がっている。これははずれていないと思うし、またその後も継続していることと日本や他の国々でも言えることを希望している。


[左キャンベル、右プトナム]

Robert D. Putnam and David E. Campbell, “American Grace: How Religion Divides and Unites Us” (New York: Simon and Schuster, 2010).

記事のsource: http://federalistpress.com/major-new-study-of-religion-has-much-to-say-about-mormons.php

参考記事(当ブログ)
2008.02.04 モルモンの成功の基盤(スターク)上、下、付記


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« モルモン書に... 死海写本こぼ... »
 
コメント
 
 
 
ありがとうございます! (ジョン・ドゥ(模範的な末日聖徒モード))
2016-02-22 23:10:11
素晴らしい調査報告、感謝です。

この記事、早速保存しておきますね、モルモンの悪口を言う人たちが現れたらこの文章を見せつけてやりますね。

あとトニー・スターク・・・じゃなかったロドニー・スタークと、カーター元大統領の発言と並んで反モルモンに対する三種の神器として使えそうです。

カーターさん以外は聞いたこともない人たちですが、ハーバード大学だからきっとすごいんでしょうね。そんな人たちにきちんと評価してもらえるとはやっぱり唯一真の神の教会なんでしょう。

ブトナムさんやキャンベルさんも改宗は近いですね。まぁもしこの世で改宗しなくても身代わりのバプテスマがありますから他の宗教でも必ず救われます。

最近はサタンの影響がかつて無いほどにこの世を脅かしていて、同性愛とかややこしい問題がいっぱい起こってますが、教会幹部はそう言う人たちにきちんと道を示されましたね。彼らも改宗しさえすれば救われるのですから。生ける予言者の導きに感謝です。

それにしてもローマ法王は最近、十戒をもとに死刑廃止を言っているようですが、十戒の本来の意味は罪無き者を殺してはならないなんです。人を殺した者は必ず死刑が適用されるのは末日聖典にはっきり記されています。教会の公式サイトで聖句ガイド『死刑』の項目を見てください。

とにかくこの教会は完璧です。完全な福音と全ての儀式と権能がこの末日聖徒イエス・キリスト教会にだけあります。予言されているとおり、全ての人類は膝を屈めその事を告白する日がやって来ます。イエス・キリストの御名により証いたします。アーメン。
 
 
 
ジョン・ドゥへ (教会員R)
2016-02-23 01:03:36
いくらなんでも限度を超えてすでにイヤガラセになっています。 いいかげんウンザリします。

批判とアラシは別物ですし、教会をとことん馬鹿にしたいだけの方に、まともな批判ができるとも思えません。

 
 
 
学術的調査 (NJ)
2016-02-23 08:43:45
辛口派は社会学者がお嫌い!
 
 
 
親しく語り合わん♪ (ジョン・ドゥ(模範的な末日聖徒モード))
2016-02-23 09:01:02
と、私の大好きな讃美歌にもありますように、木に鳴く小鳥のように楽しく語り合いましょう。NJさんからの指摘もありましたように舌戦は止めるべきです。

私のコメントを読み直して見ましたが、教義的に間違ったところは見当たりません。もしありましたら、それをご指摘いただければ助かります。『洗脳』『アラシ』などとネガティブな言葉を相手に投げ付けることは如何なものでしょうか?

私はどこにあっても末日聖徒として、胸を張ってこの回復された福音を証します。パウロが言うように私は福音を恥としないからです。

最近、高校生が安保条例反対デモを繰り広げたとニュースになっていました。戦争で人を殺したり、殺されるのは嫌だと。こう言う難しい問題にさえ私たちの教会はきちんと答を出しているのは驚きます。公式サイトの聖句ガイド『殺人』の項目をご覧ください。はっきりと、戦地で誰かの命を奪うように求められても罪ではない、と明言されています。ですからもし戦争になっても安心して人を殺せますね。先日話題になったニーファイの行為もこれで説明がつくような気がします。

イエスはキリストであり、末日聖徒イエス・キリスト教会は回復された唯一真のキリスト教会であることを証します。
 
 
 
見つけられないんだけど、 (たまWEB)
2016-02-23 11:09:42
"公式サイトの聖句ガイド『殺人”云々は、どこでしょうかぁ??
以前は違っていた??
https://www.lds.org/scriptures/gs/murder?lang=jpn&letter=%E3%81%95

 
 
 
その学者さんたちの、 (たまWEB)
2016-02-23 11:15:41
検索したら、以下のが・・・
”宗教右派台頭の一方で進む宗教離れ
http://www.foreignaffairsj.co.jp/essay/201204/Campbell.htm
パトナム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
 
 
 
他には、 (たまWEB)
2016-02-23 11:18:20
”米エリート層「WASP」の凋落
http://jp.wsj.com/layout/set/article/content/view/full/61188

 
 
 
安心して下さい!在りますよ。 (ジョン・ドゥ(模範的な末日聖徒モード))
2016-02-23 12:10:46
聖句ガイド―死刑
https://www.lds.org/scriptures/gs/capital-punishment?lang=jpn

聖句ガイド―殺人
https://www.lds.org/scriptures/gs/murder?lang=jpn
 
 
 
こちらもご覧くださいね (ジョン・ドゥ(模範的な末日聖徒モード))
2016-02-23 12:18:55
戦争
https://www.lds.org/topics/war?lang=jpn
 
 
 
9.11陰謀では・・・ (たまWEB)
2016-02-23 12:45:51
とすれば、‘自分の国と,自分の宗教を守る’は、あてはまらないでしょう・・・
"相手の血を流すよう求められことがあったとしても,その行為は罪と見なされません"
これ書いた人は、署名して読者からの質問に答える義務ありでは、このネット時代・・・

http://blog.goo.ne.jp/yoriissouno/s/%A5%D0%A5%A4%A5%D3%A1%BC

イラク帰還兵には自殺者も・・・そういったところに目を向けないんだろうかぁぁ・・・アメリカン同胞に対し冷たいモルモン教会かな?!

イラク 帰還兵 自殺
http://video.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&p=%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%AF%20%E5%B8%B0%E9%82%84%E5%85%B5%20%E8%87%AA%E6%AE%BA


 
 
 
ひとこと、 (たまWEB)
2016-02-23 12:59:21
一般教会員が、教会で、そういった質問しつこくすれば、聖餐とれない、神殿推薦状取り消し、ディスフェロー、はてまた破門になるようなケースもアメリカのほうで・・・
教会がオープンになれるのは、福千年ですかぁぁ・・・
 
 
 
尻豚に乗る ()
2016-02-23 14:08:05
いや~ーーー

私も、熱心なモルモン教徒として、良い評価をされるのは嬉しいですね!!

(これだけにしとこ)
 
 
 
日本はまだまだ (オムナイ)
2016-02-23 16:48:56
アメリカ圏では認知度や評価が高まり、また昨今のカトリックやプロテスタントとの協力関係はまさに第3のキリスト教と言えるのでしょう。

故ヒンクレー管長が法皇様と共に大統領勲章を受け、先の大統領選ではロムニーさんが共和党の代表に選ばれ好意的な評価の声はこれからも大きくなっていくと予想します。

日本ではケント・ギルバートさんやNJさんがその役割を担っているとはいえ、アメリカ圏への追従は遅れているように思います。

カトリック系ミッション校で有名な上智大学でさえこのように失礼なことをホームページで公開しています。
他派の聖典を私小説呼ばわりとは。。日本のキリスト教のレベルの低さが透けて見える思いです。

もしかしたら、受験の面接でモルモンであることを告白したら落とされているのでは??

http://www.sophia.ac.jp/jpn/aboutsophia/catholic/cathocen_qa/cathocen_qa61_73

モルモン教徒の倫理的なまじめさは尊敬に値しますが、その教えは架空の私小説に基づく、一九世紀のアメリカの世界覇権の自負心に由来する、と言ってもよいでしょう。正統なキリスト教とは言えません。
 
 
 
Unknown (教会員R)
2016-02-23 17:28:25
NJさんのおかげで外側から見たモルモンの像が見えてきました。

モルモンの特筆できる評価として、次の特徴が見えてきました。

1.モルモン教徒は敬虔であり、宗教的な理念に沿った行動をする。

2.モルモンの家庭の子は宗教を存続する。

3.モルモン教徒は経済的にも時間的に気前が良い。社会的にも。

4.モルモン教徒は他宗教の信者に好意的。

5.モルモン教徒は自分の宗教が真理と信じている。

6.しかし他宗教の信者でも天国に入ると信じている。

もちろんこれは比較的こういう傾向が見られるるということ。 

思ったよりは良かったので安心しました。

日本のモルモンはどうなのだろう。以下は個人的な意見。

2.モルモンの家庭の子は宗教を存続する。
3.モルモン教徒は経済的にも時間的に気前が良い。(特に社会的に)

はかなり怪しいかも。

その他の項目はアメリカモルモン以上にその傾向は顕著かも知れない。

それと、日本人の平均からしたら、死刑と戦争を肯定しやすいのは、しょうがないと思われます。
 
 
 
もう誉め言葉しか見当たらない (ジョン・ドゥ(模範的な末日聖徒モード))
2016-02-23 18:36:42
オムナイさん

大統領から勲章! こう言う情報を待ち望んでいました。

やはり、王、大統領、陸軍、海軍、法王、偽りを教える司祭、破壊をもたらす専制君主などこの世の権力者たちは私たちの教会をちゃんと評価してくれているようで、たいへん心強いです。

それに比べて上智大学は失礼にもほどがありますね。しかし彼らの気持ちも分からないではありません。モルモン書を聖典だと認めてしまうと彼ら自身が背教した悪魔を基とする教会に属することが明確になるからです。

まぁちょっと、全てのキリスト教会は神の目にことごとく腐敗しているとか、唇をもって神に近づくけれど心は遠く離れているとか、言ってるだけなのに、それでキリスト教の仲間外れにするとはけしからんです。断固抗議すべきですかね。

でもそんな彼らでさえも悔い改め、正しい権能を持った神権者からバプテスマを受け、この福音に生涯忠実でありさえすれば神の王国に救われるのですから、私たちの教会は他の宗教に比べて驚くほど寛大だと思います。
 
 
 
救いの概念 (落伍者)
2016-02-23 22:07:29
<末日聖徒でない人も救いが得られるし、天国に行くことができると信じている>

 星の栄も神の王国ですから、ここに行くことは<救い>と捉えているのでしょうか?
 
 これが救いであるということはすこし違うような気がします。

 月の栄でさえ家族は一緒に住めないのですから、それを救いとか天国とか云うべきではないように感じます。


 

 
 
 
 
Unknown (教会員R)
2016-02-24 01:19:34
星の栄えも勿論救いのうちですが、他宗教の善良な方は、大方日の栄えか月の栄えに救われるのですよ。

 
 
 
Unknown (教会員R)
2016-02-24 01:43:25
少なくとも月の栄えは天国の範疇ですね。

キリスト教の「天国」自体があいまいな定義です。 神殿の「ロビー」も神殿の一部と考えるなら星の栄えは天国の範疇ですし、「ロビー」は神殿ではないと考える人は星の栄えは天国ではないですね。 どちらにせよ御国は3種完全に揃ってひとつの御国です。 

御国の外が地獄という。


月の栄えの住人は、天父の訪れを受けないけれども、全員でひとつの集団(共同体)ですね。

星の栄えは無数にあって、霊的な段階もそれぞれ無数であって、住人同士が相互に助け会うこともできるようです。

 
 
 
ブラック・スキャンダルはまだ見ていません (カンバーバッチのファン)
2016-02-24 07:09:54
落伍者さんへ

>これが救いであるということはすこし違うような気がします。

その通りです。
この当たり前の感性を大切になさってください。多くのモルモン会員がとっくに失ってしまったものです。


ところでRさんの発言は語るに落ちると言うべきものですね。

結局、モルモン教会のバプテスマを受ける以外に道はないことを自ら証明してしまっています。星の栄も救いですよ、と強調しなければならないことこそがモルモン教義とそれを喧伝する人たちの欺瞞なのです。

モルモン会員の中で特にリベラルを自認する人たちは平気で大管長や幹部の発言を、公式なものではない、個人的意見だ、などと蔑ろにしてモルモン教義の実態を隠そうとします。

そうやって予言者の発言さえ無視する人たちが何の権威もない立場で、「他宗教の人たちも日の栄に救われるのですよ」と言ったっところで誰が信じるのか、何を根拠に言ってるか、それこそ単なる個人的見解に過ぎないのです。

もっと彼らは誰か別の教会幹部の言葉を引いて、ほら他の宗教の人も救われると言ってるぞと言うかも知れませんが、それならまさに噴飯ものです。彼ら自身が否定した教会幹部の言葉を今度は主張の根拠にしているのですから。

結局リベラル・モルモンとは教義の中から美味しい所だけをつまみ食いして跡片付けは他人に押し付けている存在のような気がします。
 
 
 
沈黙は金と言いますが ()
2016-02-24 09:50:33
黙っておこうと思ったんですが・・・


>1.モルモン教徒は敬虔であり、宗教的な理念に沿った行動をする。

確かに会員にはそう進めますが、指導者はどうなのか?「正直」と言う理念は?

2.モルモンの家庭の子は宗教を存続する。

私のワードでは、残ってる方が少ないです。
それもほとんど残ってるのは女性です。


3.モルモン教徒は経済的にも時間的に気前が良い。社会的にも。

これは、対モルモン教会に対して?
確かに、教会の中では時間も金銭も、気前よく拠出するように教えられ、ほぼ実行しています。
しかし、対外的にはどうでしょうか?
社会でボランティア活動をしたいので、教会には集えないと言った会員も居ました。
教会内で消費する時間が多くて、外に向けて奉仕できないのが実情でしょ!


4.モルモン教徒は他宗教の信者に好意的。

多宗派の事はほとんど知らない。
多宗派に興味は無い。
ある古い会員の方が、カソリックの社会奉仕に協力しようとしたら、止められたって話をしていました。

5.モルモン教徒は自分の宗教が真理と信じている。

教義を正しく理解しているのか疑わしい会員も多数います。
会員が、真理について突き詰めて考えているのか?と疑問を持つ事が多々ある。

内容をあまり吟味しないで、「信じている」のかもしれない

6.しかし他宗教の信者でも天国に入ると信じている。

モルモンと、キリスト教では「天国」に関する定義の違いが有る。

モルモンの定義では、「パラダイスは、世を去った忠実な霊が、一時的にとどまる場所を指す」
これは聖句ガイドに書かれています。
また同じ聖句ガイドには、「・・・日の栄の王国すなわち天の大国・・・」とも書いてあるので、一般的に言う「天国」は、モルモンの言葉では、「日の栄の王国」であろう。
月の栄や星の栄を「天国」と称するには無理が有る。
それが証拠には、モルモン教徒は、月の栄や星の栄を、「何か罪を犯した人が行くところ」と認識している。


モルモンの会員として、ほめられるのは嬉しいが、この社会学者の方が、どれほどモルモンの内部をご存知なのか?と思ってしまう。

少なくとも、私が日常的に目にするモルモン教会とはずれが有る。


最後にRさんへ

>他宗教の善良な方は、大方日の栄えか月の栄えに救われるのですよ。

この認識は明らかに間違っています。

教義と聖約76章71節~80節をよく読んでください。

そもそも、ジョセフ・スミスは、モルモン教会を「唯一真の神の教会」と考えていました。いかなる人も、モルモン教会に入り、その儀式を受けなければ、昇栄出来ない、と言うのが、基本的な教義です。

「神の王国」と言うのは、地上では、唯一モルモン教会の事です。
 
 
 
他宗者でも日の栄に行ける? (オムナイ)
2016-02-24 10:38:39
解釈はそれぞれでしょうが、私の周りのモルモンはお釈迦様やマザーテレサは日の栄に行ける可能性が高いと解釈している方が多いように思います。

そもそもモルモンでの天国と地獄は絶対的なものではなく相対的なもの。
滅びの子からみれば星の栄は天国だろうし、日の栄から見れば月の栄でもじごくです。

最上級の天国である日の栄や昇栄に現在他宗を信仰している方々は行ける可能性はあるのでしょうか?
わたしは「ある」と思っています。

https://www.lds.org/topics/kingdoms-of-glory?lang=jpn
1836年1月,預言者ジョセフ・スミスは,日の栄えの栄光を受け継ぐための必要条件に関して理解を深める啓示を受けました。天がジョセフに開かれ,ジョセフは日の栄えの王国を見ました。兄アルビンがバプテスマの儀式を受ける前に亡くなったにもかかわらず,日の栄えの王国にいるのを目にしたときには,ジョセフは驚きました(教義と聖約137:1-6参照)。そのとき,主の声が預言者ジョセフに聞こえました。

「この福音を知らずに死んだ者で,もしとどまることを許されていたらそれを受け入れたであろう者は皆,神の日の栄えの王国を受け継ぐ者となる。これから後,この福音を知らずに死ぬ者で,真心からそれを受け入れたであろう者も皆,その王国を受け継ぐ者となる。

主なるわたしは,すべての人をその行いに応じて,またその心の望みに応じて裁くからである。」(教義と聖約137:7-9)
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最下級の天国である「星の栄」でさえ想像を絶する良きところとか。
年間1千万の年金を永遠に保証されているようなものでしょうか。

ありがたや、ありがたや。
 
 
 
Hey! Omni You're Awesome! (ジョン・ドゥ(模範的な末日聖徒モード))
2016-02-24 11:56:04
米国に追従するのが好きなオムナイさん

素晴らしい、感銘を受けました。

釈迦やマザー・テレサでも日の栄えに救われるとは驚きです。私など凡人は、そんなこと言うのは他の宗教者に失礼にもほどがある、だいたい逆の立場で考えれば、お前たちモルモンでも良い人間なら極楽に入れるから毎日仏壇に手を合わせろよとか、言われたところで何を勝手なこと言ってるの?って思うだろとなるのですが長年モルモンの大祭司を務めあげた方は違いますね。

そのような強引で無遠慮、勝手気ままな発送は私ども凡人は思い付きすらしません。何かこう、女性を追い詰めて無理矢理〇〇〇して、愛を伝えたのだと言ってるようにも感じましたが、オムナイさんのような神権者の尽力により社会学者からも評価されているのでしょう。

なおかつてモルモン神殿でアドルフ・ヒトラーやスターリン、コロンブス、歴代のローマ法王に加えホロコーストの犠牲者名簿から大量の無差別死者のバプテスマが行われたことが発覚し、ユダヤ人団体から抗議を受けていた事件がありましたが、やはり本場アメリカはオムナイさんの上を行ってますね。

あと上智大学のサイトにモルモン会員の態度は尊敬に値するが、とあったため、私などはたいへん恐縮してしまう思いで胸がいっぱいでしたが、ソノトキモさすがはオムナイさんでしたね、彼らへの感謝を一言すら述べず、モルモン書を私小説とは何事か!と、これだから日本のキリスト教のレベルは低いのだ、とバッサリでした。このように全く妥協を許さない態度で高飛車に接する人がいるからこそ、世間でのモルモンの評価が向上していくのだとわかった次第です。

本当にNJさん、この素晴らしいブログは役にたちますね。目から鱗が落ちました。きっと他の宗教者もモルモンに同じような態度で接してくれることでしょう。
 
 
 
豚さんへ (Y.M)
2016-02-24 11:57:11
日米の教会員の差ではないでしょうか。


いろいろとアメリカ人の教会員の方と話していますと、今回の記事も理解できる部分がありますから。
 
 
 
さて、どう捉えたらよいのでしょう? (落伍者)
2016-02-24 13:02:55

公式HPより

星の栄えの王国


星の栄えの栄光は「キリストの福音を受け入れず,イエスの証も受け入れなかった」人々のために用意された場所です(教義と聖約76:82)。これらの人々は時として地獄と呼ばれる霊の獄から贖われた後に自分たちの栄光を受けます(教義と聖約76:84,106参照)。星の栄えの栄光を受け継ぐ人々に関する詳しい説明は,教義と聖約76:81-90,98-106,109-112に記されています。

ここでいうところの≪キリストの福音≫とはモルモンの教えであると考えられます。


月の栄えの王国


一般的な言い方をすれば,月の栄えの王国に住む人々は「人間の悪巧みによって目をくらまされた」人ではあっても尊敬すべき人々です(教義と聖約76:75)。このグループの中には「イエスの証に雄々しくな〔かった〕」教会員も含まれます(教義と聖約76:79)。また,この地上で福音を受け入れる機会がありながらも拒絶し,現世の生涯を終えた後に霊界で受け入れた人々も含まれます(教義と聖約76:73-74参照)

<地上で福音を受け入れる機会がありながらも・・・・>と書かれていますが、それはモルモンの福音なのか?
それともカトリックでもいいのか不明ですが、
恐らくはモルモンの福音と思われます。

日の栄えの王国


この賜物を受け継ぐためには,救いの儀式を受け,戒めを守り,罪を悔い改めなければなりません。日の栄えを受け継ぐ人々に関する詳しい説明については,教義と聖約76:50-70,92-96を参照してください。


 救いの儀式はモルモンにしかありません。神殿の儀式などが該当するのであれば、神殿活動を行っていない他の教会は日の栄に入ることはできないと考えられます。

 しかし福千年ではすべての人がイエスをまのあたりにしますので、モルモンに改宗するチャンスはある訳ですから、他の教会の方も福千年で改宗すれば救いの儀式にあずかり、日の栄へのステップを昇ることは可能です。
 
 復活した人も然りであり、まだ多くの人にチャンスはあります。

 ローマ法王も復活したあと、いろんな機会があるのでしょうね。

 
 
 
 
誰が裁き主か (Y.M)
2016-02-24 13:36:15
皆さんのコメントをお読みしますと、ふと思うことがあります。


裁き主はどなたですか?と。

そのお方は

イエス・キリスト


でありますね。



皆さんは、マタイ7章の冒頭の聖句はご存知でしょうか?

「人をさばくな。自分がさばかれないためである。あなたがたの量るそのはかりで、自分にも量り与えられるだろう。」

JSマタイ7章には

「不義に裁いてはならない。自分が裁かれないためである。義にかなった裁きをしなさい」




それぞれ信じる信仰は違うと思いますが、


最後の裁きで、誰が、何処の場所へ、行くのをお決めになるのは、

イエス・キリスト。



だから私たちは、

イエス様に委ねて任せればいいのです。


教会員やそうでない方も、知識として知っているだけであって、「だからあなたは〇〇だ」と言うのでしょうか。しかしそれはおかしいといつも私は思っているのです。
 
 
 
しくじった?! (たまWEB)
2016-02-24 16:38:02
ローマ法王??!!
http://www.ldsfreedomforum.com/viewtopic.php?f=20&t=40156#p688129

 
 
 
喉まで出かかっているんですが (ジョン・ドゥ(久々のノーマルモード))
2016-02-24 18:38:49
YMさんの書き込みで思い出したあの人の名前、
ほら、旧約聖書で神の箱に手を掛けて死んだ、
あの人の名前ですよ
 
 
 
ジョン・ドゥ(ウザノーマル)さんへ (Y.M)
2016-02-24 19:47:32
確か、ダビデの時代のウザという人ではないでしょうか。

何処かに奪われた神の契約の箱を持ち帰る時に落ちそうになって手で触って、神のげきりんとなったんですよね。


昔に牧師さんの話がとても為になる話で、神様の大切な物を一緒に喜んで気を抜いてしまったときに起きたから。つまり神聖に扱わなかったから、死んだのだと。(簡単に)


おおっなるほどと若い時はそう思っても忘れていることが多いですね。

今頃になって思い出すなって。私自身まだまだですな。
 
 
 
Unknown (教会員R)
2016-02-24 21:52:17
星の栄えの栄光は「キリストの福音を受け入れず,イエスの証も受け入れなかった」人々のために用意された場所です(教義と聖約76:82)。これらの人々は時として地獄(一般きりスト教で言うところの黄泉のことです)と呼ばれる霊の獄から贖われた後に自分たちの栄光を受けます(教義と聖約76:84,106参照)。

「霊の獄から贖われた後に」・・・購いは一種の救いですよ。 それがなければ一気に外の暗闇にしかいけません。 死後でも福音を受付けない死者は、キリストの最大メリットである罪の軽減措置が受けられませんがそれでも、購いの幾分かをもらいます。

また「モルモンの教義を受け入れない」という意味と「キリストの証を受け入れない」は別物ですから、モルモン以外は星の光栄ということは、そこからして間違っています。

日の栄えの王国


この賜物を受け継ぐためには,救いの儀式を受け,戒めを守り,罪を悔い改めなければなりません。日の栄えを受け継ぐ人々に関する詳しい説明については,教義と聖約76:50-70,92-96を参照してください。

日の栄えの王国

この賜物を受け継ぐためには,救いの儀式を受け,戒めを守り,罪を悔い改めなければなりません。日の栄えを受け継ぐ人々に関する詳しい説明については,教義と聖約76:50-70,92-96を参照してください。

要するに神が認めた「救いの儀式」等を受けたら良いにであって、他宗教の信者でも神が認めた「救いの儀式」等を受けたら無事に日の栄えに入るわけです。

無宗教・他宗教の死者が日の栄えに入れないおきてであるのなら、なぜ教会員は死者のエンダウメントのあとに日の栄えの部屋に迎えいれられるのしょう。ただの希望だけで終わるのならこんな虚しいことはないですよ。





>「救いの儀式はモルモンにしかありません。」

正しくはモルモン教会経由でなくても、古代から古代なりに救いの儀式はあったし、「救いの儀式はモルモンにしかありません。」ってったって明日にはどうなるか分からないです。

 
 
 
Like (NJ)
2016-02-24 22:00:08
> 無宗教・他宗教の死者が日の栄えに入れないおきてであるのなら、なぜ教会員は死者のエンダウメントのあとに日の栄えの部屋に迎えいれられるのしょう。ただの希望だけで終わるのならこんな虚しいことはないですよ。

なるほど、このような象徴的意味を初めて目にしました。慧眼!
 
 
 
イミテーション・ゲームは面白かった (カンバーバッチのファン)
2016-02-24 22:30:20
どうもこのRさんと言う方は、キリスト教における神と人の関係を理解していないのはモルモン教徒であるから止む無しとしても、ご自分の宗教であるモルモン教義をも正しく理解していないご様子です。

>キリストの最大メリットである罪の軽減措置が
>受けられませんがそれでも、購いの幾分かをもらいます。

クリスチャンと言うのは「メリット」とか「軽減措置」などを受けるために帰依するのではありません。こんなことを言ってるようではモルモンをクリスチャンの仲間に入れろなんて言うにはほど遠いです。

あなたの発言からはキリスト教の真似事感が半端なく漂ってきます。私だってキツイことは言いたくないし、ちゃんと議論をしたいとあなたも言ってたのではありませんか?ならばどうして、ちゃんと勉強しないんですか?近くにキリスト教会があるでしょうに。

まぁそれはあなたのご自由ですが、今のあなたのキリスト教理解ではまがい物と言われても仕方ないレベルだとご認識ください。

さてモルモン教義の方ですが、

>無宗教・他宗教の死者が日の栄えに入れないおきて
>であるのなら、なぜ教会員は死者のエンダウメント
>のあとに日の栄えの部屋に迎えいれられるのしょう。

あべこべのことを真顔で得意げに語るあなたの表情が浮かんでくる思いがします。それ本気でいってるのでしょうか。

無宗教・他宗教の死者が日の栄えに入るには末日聖徒イエス・キリスト教会に『改宗』しないと入れません。だから死者の身代わりのバプテスマを受け、身代わりのエンダウメントを受けるのでしょうが。結局、どんな人生を歩んで来ようと最終的には末日聖徒イエス・キリスト教会の会員になる儀式を受けないと日の栄には入れないんです。

この世で福音を知らずに死んだ、立派で善良な人はどうなるのかな?大丈夫でですよ、霊界で福音を聞いて受け入れるはずですから、でも儀式が必要ですね、だから死者の身代わりの儀式をしましょう、と。これが死者の救いです。

マザーテレサであろうと、清原和博であろうと、安倍晋三であろうと末日聖徒イエス・キリスト教会の会員になる儀式を受けないと日の栄には入れないんです。だから系図を探求して先祖のために働くんでしょ?熱心なモルモン会員がお亡くなりになったりすると、ああ、彼は霊界での伝道に召されたんだねとか言うのでしょうが。

自分勝手な教義ばかり語ってないで最低限のモルモン教義くらいは理解したらいかがでしょうか?
 
 
 
Unknown (教会員R)
2016-02-24 22:30:26
要するに、黄泉に派遣される天使たちは、みな黒いネームタッグをつけているに違いないと思うなら、ちょっと傲慢であり心が狭すぎるということ。 

黄泉の住人が、パラダイスの天使から教育されて、主の要求する条件をクリアしたら、卒業できるけれども、とことん頑固な死者は、いつまでも黄泉に残って、自分の罪を償おうとがんばり、やがて時間切れとなり購われて開放され、がんばった分を裁判で評価されて、星の光栄を受け取る。そして聖霊に養われてそれなりに幸福となるのです。

神に徹底的にはむかった死者は、残念ながら父の国には入れず、外の暗闇に追い出されます。

 そこにはサタンがいます。 それを地獄(第二の地獄)というのです。

 
 
 
Unknown (教会員R)
2016-02-24 22:45:33
ええっと、まだ主従関係がお分かりになっていないようですが、パラダイスには「末日聖徒イエスキリスト教会」があるのではなくて、「イエスキリスト教会」があり、条件をクリアした一部の末日聖徒がそこに混ぜてもらえるのです。

逆ではないのです。
 
 
 
Unknown (教会員R)
2016-02-24 22:56:30
カンバーバッチのファンの主張こそ、量的にも質的にも逆を主張しているまがい物の信仰ですよ。

 
 
 
『それでも夜は明ける』はオススメ (カンバーバッチのファン)
2016-02-24 23:01:46
>まだ主従関係がお分かりになっていないようですが

Rさん、あなたの妄想は一般のクリスチャンには理解できませんし、一般のモルモン教徒も理解できないと思います。
 
 
 
あと、何見たかな・・・ (カンバーバッチのファン)
2016-02-24 23:10:37
Rさん

>カンバーバッチのファンの主張こそ、
>量的にも質的にも逆を主張している
>まがい物の信仰ですよ。

あなたの発言はとても失礼だと思います。
私はモルモン聖典、モルモン書籍、教会幹部の言葉からしか語りません。私はモルモン教義について語るときは常に極めて慎重に言葉を吟味しています。

むしろ都合の悪い資料を「公式なものではない」「過去のものだ」「幹部の個人的見解だ」と切り捨てなかったことにしているのはリベラル・モルモン側です。私はそのような卑劣なことはしません。

もちろん、モルモン教義に関する私の説明が、あなたの空想で作り上げた「R」教の教義と異なると言うのであればそれは納得です。
 
 
 
考え方が違うのでしょうけれど (NJ)
2016-02-24 23:31:18
これまでのやりとりを見ていて、末日聖徒の間でも多様性があることを認めること、公約数的なところで共通の認識があれば、弾力的に対応する度量を求めたいですね。(影の声)。

矛のような表現を収め、「対話」となるよう望みます。実際に会ってオフ会が開けると皆、物分りのよい方たちであると経験から想像しています。来年東京で、再来年大阪でと心中描いています。

 
 
 
Unknown (教会員R)
2016-02-24 23:39:16
まがい物と失礼なことをいい始めたのはあなたが先です。

まじめに勉強した末日聖徒は、パラダイスには「末日聖徒イエスキリスト教会」ではなくイエスが死後に黄泉に下って組織した「イエスキリスト教会」があることを誰でも知っています。

われわれ末日聖徒の教会員はそこに参加するのです。 黄泉で死者が改宗するのは「イエスキリスト教会」です。

「末日聖徒イエスキリスト教会に改宗しないと日の光栄に救われない」という主張は、内部の人間ほどうっかり同意しそうですが、冷静に学んできた福音と照らせば、モルモニズムではないことが理解できます。

それでも理解しないと主張されるのであるならあなたは、モルモン聖典、モルモン書籍、教会幹部の言葉を巧みに借用するだけの、まがい物です。 
 
 
 
Unknown (教会員R)
2016-02-24 23:45:05
NJさんがそうおっしゃるのなら、末日聖徒の間でも多様性があることを認めること、公約数的なところで共通の認識があれば、弾力的に対応していきたいと思います。

 
 
 
シャーロック続編希望 (カンバーバッチのファン)
2016-02-25 00:18:34
Rさんへ

>失礼なことをいい始めたのはあなたが先です。

先に言い始めた方が悪い?それなら、キリスト教会を神の目から見て憎むべきものと先に言い始めたモルモン教会のほうが悪い、でよろしいですね。

ちなみにあなたのキリスト教理解が間違っているのは事実なので、こればかりはどうしようもありません。私に対する失礼なことはいくらおっしゃっていただいても結構ですよ。暴力を振るっていただいても構いません。できましたら社会学者のセンセイがたの見ている前でお願いしますね。

>パラダイスには「末日聖徒イエスキリスト教会」ではなく
>イエスが死後に黄泉に下って組織した「イエスキリスト教会」がある

それは実質的に同じです。どうしてそんな欺瞞を平然と言えるんですか?私には不思議でしょうがない。

>それでも理解しないと主張されるのであるならあなたは、
>モルモン聖典、モルモン書籍、教会幹部の言葉を巧みに
>借用するだけの、まがい物です。 

ええ、悪口ならいくらでもどうぞ。事実を言うものは常に疎まれるのだと理解しています。

私はリベラル・モルモンのように、過去の事実を「ああ、それ公式じゃないですから」とか「幹部の個人的見解なんですよ」とか卑劣な言い逃れはしません。それらを全て引き受けてこそ末日聖徒であると思っていますので。その上で教義について話があるならどうぞ。

キリスト教会に行きもしない人間が、「これキリスト教では突かれると痛い所なんですよ」とか「実はキリスト教でも天国の定義ははっきりしません」などとデタラメを吹聴できる無神経さは私にはありません。あまつさえ「キリストの最大のメリット」みたいな言葉がよく出てくるものだと呆れ果てていたところです。もっとも末日聖徒の無知と身の程知らずなのは今に始まったことではないですが。

そもそも末日聖徒側に伝統的キリスト教を理解しようとする姿勢が皆無なのに、相手を神の目から見て憎むべきものと罵りながら、さらに相手をけしからんなどとどういう神経でそんなことを言えるのかと常々思っています。そしてそこまで考えが回ったなら次は、ネットでなにやら権威のありそうな人のモルモン擁護発言を拾い読みしてほくそえんでるのが末日聖徒の誇りある態度なのかどうかも、よく考えていただきたい。
 
 
 
社会科学者の見る (たまWEB)
2016-02-25 08:27:20
日本の政治現象等など、

‘社会科学者の随想’
http://blog.livedoor.jp/bbgmgt/

 
 
 
機会の平等は保証されてる。 (オムナイ)
2016-02-25 15:45:46
落伍者さんの書き込みから引用。
(月の栄)この地上で福音を受け入れる機会がありながらも拒絶し,現世の生涯を終えた後に霊界で受け入れた人々も含まれます(教義と聖約76:73-74参照)
----

この部分が他宗者の日の栄の救いを拒んでいるように見えないこともないですね。

モルモン提唱の福音に触れる機会のなかった、例えば日本に伝道が開始される以前の人には霊界でその機会が保証されている。

「この地上で福音を受け入れる機会がありながらも拒絶し」必ずしも福音の宣べ伝えられている時代に生きていた、宣教師の声掛けに反応しなかった。
ことを示しているとは読めない。

何れにしても人には平等に「福音を受け入れる機会」は保証されているでしょうから、他宗者にも最上級の天国への門は開かれていると思います。

ヨハネによる福音書 14:
1 「あなたがたは、心を騒がせないがよい。神を信じ、またわたしを信じなさい。
2 わたしの父の家には、すまいがたくさんある。

もしなかったならば、わたしはそう言っておいたであろう。あなたがたのために、場所を用意しに行くのだから。

3 そして、行って、場所の用意ができたならば、またきて、あなたがたをわたしのところに迎えよう。わたしのおる所にあなたがたもおらせるためである。
----
天父のたくさんある住まいとは当然「星の栄」も含まれるでしょうから天国とはすべての栄を含むとも言えます。
 
 
 
素晴らしい安息日の朝です (ジョン・ドゥ(模範的な末日聖徒モード))
2016-02-27 08:58:54
モルモン教会の教えは他の宗教の人間でも救われると教えているのか?について更に深く思いを巡らせておりましたところ、オムナイさん、Rさんら諸先輩方の言わんとする真意が漸く見えてきた次第です。

つまりは、こう言う事なのだろうとの手前勝手な推測ではあるのですが、諸先輩がたが仰りたいのは、いわゆるこの世での生活、生まれてから死ぬまでの間、人は各々のおかれた環境で各々の聞かされた神を信じ善行に勤めて暮らしているのだと。

しかし霊界に行ったときには全ての真理が明らかになる。そこで初めて完全な福音を聞く人もいれば、現世の間に完全な福音の一部を知っていた末日聖徒のような人もいる。しかし永遠の観点に立てばどっこいどっこい、さして優劣はなく、やがて来る最期の裁きに備えなければならないのは変わらない。

他宗教の人で、既に人格的には申し分なく完成されており、後は天父の定めた儀式を受けるだけと言う人もいれば、儀式はすんでいるけれど人格の成長に務めねばならない人もいるだろう。つまり末日聖徒ならば誰でもOK、救われますよと言うわけではないし、他宗教だからどうにもならない救われないわけでもない。

このように最終的に誰が救われるか、最期の裁きまでわからないし、挽回できるチャンスはいくらでもあるのだから、モルモン教義では、他宗教を含め全ての人は救われるのだ。

これが福音である、と。

モルモン教義では他宗教の人が救われないなどと言ってるジョン・ドゥは上記の説明を理解できておらず、バプテスマを受けたら誰でも救われ、受けなければ救われないと誤解しているのだろう。まったくジョン・ドゥは愚かである。

と、まあぁこんなことをオムナイさんやRさんは考えているんじゃないかな?と推察しております。(違ったらゴメンなさいね)

ご安心下さい!あなたがたが説明なさりたいことなら全て、完全に、遥か昔から存じ上げております!そしてその説明は、モルモン教義では、他宗教から改宗しなければ救われないと言う意味です。

改宗のチャンスはいくらでも作ってあげるけど改宗しないと救われませんよ、と言う意味なんです。それを『他宗教でも救われる』と嘯いている、欺瞞です。

端的に言えばケータイ会社の『実質0円』キャッチコピーと同じですわ、タダでお持ち帰り頂けますよとニコニコ顔で契約させ、途中解約時にはゴッソリ請求が来る、アレと同じですよ。

実質0円が本当にタダでないのと同様に、モルモン教義の『他の宗教でも救われる』は本当に救われるのではい、欺瞞です。まぁオムナイさん、Rさんはちゃんとその事を分かってやってるんでしょう?

それは素晴らしい誠実さだと思います。
 
 
 
大変失礼しました (ジョン・ドゥ(模範的な末日聖徒モード))
2016-02-27 09:18:06
先ほどの投稿で『欺瞞』と言う言葉を使ってしまいましたが、ご気分を悪くされた末日聖徒のかたもいらっしるでしょう。

言い換えさせて頂きます。
『欺瞞』ではなく『神の御業を邁進するため、教義を非会員の感性に馴染みやすく適合させ、教会へのイメージアップを企図した高度な修辞表現またはレトリック』
 
 
 
モルモン流万人救済説 (オムナイ)
2016-03-01 19:17:59
末日聖徒の公式ホームページでは「福音の研究」が一段落した後に教会歴史の背景を綴ったサイトを立ち上げています。

その中にモルモン流万人救済説が初期の末日聖徒にも試練の教義であったことを教えてくれます。

https://history.lds.org/article/doctrine-and-covenants-revelations-in-context-the-vision?lang=jpn

「示現」はこういった改宗者の中に,万人救済論者の教えを提唱する形となってしまいました。
・・・
「それは多くの人にとって大変な試練だった」とブリガム・ヤングは回想しています。「ある人々は,定められた時がくれば神が……全ての人を救ってくださるのだからという理由で背教していきました。」
 
 
 
相変わらずのオムナイ節♪ (ジョン・ドゥ(模範的な末日聖徒モード))
2016-03-02 08:48:42
オムナイさんご紹介のページを 拝見しました。
教義と聖約76章の啓示が与えられた頃の時代背景、教会内外の人々の反応が説明されており、興味深いものでした。

このページによると当時のキリスト教信者の多くは次のどちらかを信奉していたそうですね。一つは、天国と地獄の二つしかなく殆どの人間は地獄へ行くから神の教えを守れと言う考え方。もう一つは、神は永遠に人を罰することはなさらずにいずれ全ての人は天国に救われると言う考え方。

ちなみにこのページの作者は後者を万人救済論と呼んでいますが、実は万人救済論とはちょっと違います。それはさておき、そうした中で与えられた76章の啓示は両者から拒否反応を示された、と言うのがオムナイさんご紹介ページの内容でした。

しかし相変わらずお見事だと感心するのは、コメントのタイトルに『モルモン流万人救済論』と名付ける抜群の印象操作術でしょう。モルモン教義は万人救済の欠片もありませんが、こうした無理矢理なタイトルをつけることで、頭の悪い人たちは記事を読みもしないで、ああモルモン教義は万人救済と似ているのかと錯誤を起こすのは間違いありません。

このような行為は私のような底辺の末日聖徒には恥ずかし過ぎて実行はおろか、想像だにできませんが、さすがはモルモンの大祭司、驚嘆すべき倫理観をお持ちです。この世の標準を遥かに超越していますね。神の御業を推し進めるにはこうした地道な努力の積み重ねが大切なのだと思いました。
 
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