コメント
 
 
 
問題は会員側でなく教会側では? (トゥゲザー)
2009-02-23 06:45:49
モルモン改宗者はもともと進化論や科学的考察を受け入れていたのです。
しかし教会の教えていることを信じて、それを敢えて捨てました。
それには膨大な困難と葛藤がありました。
しかし教会と予言者を信じていたので、その教えていることを信じ、進化論を捨て創造説を受け入れたのです。

ところがその教会が運営する大学で、その教えを述べていた帰還宣教師が「この教会はそれほど狭量ではない、進化論を受け入れる度量の広さをそなえている」と言ったということですが、それならば、誰が人々を狭量にしたのか?答えていただきたいものだと思います。

この話は以前にも書かれていましたね。
NJさんがこのときを境に目を開かれたとの事ですが、この話を読んで私もまた目を開かれました。
モルモン教義が完全に破綻し、教会が信者を裏切っていることが理解できたのです。
このお話を思い出すたびに、無責任な宗教に対する破壊の意欲が強まるのを感じます。
 
 
 
自分なりの見当 (ワサッチ)
2009-02-23 13:04:12
>留まる理由は何であろうか。

「モルモン書」に霊的な意義を見いだしているならば
おなじくジョセフが創設した共同体に所属することにも意義を見いだすことができるのではないでしょうか?

とくに信仰にかかわる霊的な世界は人と人のかかわりの中でしか継承していけない部分があると思っています。
 
 
 
追記 (ワサッチ)
2009-02-23 13:32:40
霊的なんて曖昧な言葉を使ってしまいましたが
神の実在を信じ、その神が「モルモン書」や「教会」の中でその力を現していると信じているならば
「聖書」や「モルモン書」が虚構を含むこと受け入れても教会やその正典は意味を失うことはなく信仰は発展していくのではないでしょうか?
 
 
 
関門を作っているのは誰? (トゥゲザー)
2009-02-23 14:42:03
 改宗する際に求道者がウソをつく場合を除いて、モルモン書はフィクションであると言う考え方や、全ての生物は単純な生命体から進化したという考え方を持ったままでバプテスマを受けられることはありません。
 そういう現実を無視して、教会は本来進化論を否定していないなどとおっしゃるのはいかがなものでしょうか?
 
 
 
心を開いておく (オムナイ)
2009-02-23 20:06:15
2つの言葉が助けになったように思います。

パスカルの賭け(パンセ)

 「神は存在するか、しないか。きみはどちらに賭ける?

― いや、どちらかを選べということがまちがっている。正しいのは賭けないことだ。

― そう。だが、賭けなければならない。君は船に乗り込んでいるのだから。」

 すでにこの世に生きている以上、この勝負を降りることはできない。賭けないということ自体が、結果的に一つの選択となるからだ。

 賭け金は自分の人生である。神が存在するという方に賭けたとしよう。勝てば君は永遠の生命と無限に続く喜びを得ることになる。しかも、君の人生は意味あるものとなるだろう。賭けに負けたとしても、失うのものは何もない。

 反対に、神は存在しないという方に賭けたとしよう。その場合、たとえ賭けに勝っても、君の儲けは現世の幸福だけである。死後は虚無とみなすわけだから、そこで得るものは何もない。逆に負けたとき、損失はあまりに大きい。来世の幸福をすべて失うことになるからである。
-----
<事実の信仰>

事実の子たれよ。理論の奴隷たるなかれ。
事実はことごとくこれを信ぜよ。
その時には相衝突するがごとくに見ゆることあるとも、あえて心を痛ましむるなかれ。
事実はついに相調和すべし。
その宗教的なると科学的なると、哲学的なると実際的なるとにかかわらず、
すべての事実はついに一大事実となりて現わるべし。
われら、理論の奴隷たるがゆえに、しばしば懐疑の魔鬼の犯すところとなるなり。
神の言たる事実にのみたよりて、われらの信仰は磐石の上に立って動かざるべし。
------
どちらも心の余裕を感じる言葉でした。

大切なのは教会の価値観を通じて幸福を得る事だと思います。

良き人生を歩ませてくれ、良い子供たちを育てる助けをしてくれた教会の価値観を子供たちも試行錯誤しながら歩んで欲しいと思っています。
 
 
 
何とかの一つ覚え (トゥゲザー)
2009-02-23 22:59:08
またパスカルの賭け? こればっかり・・・

賭けと損得勘定で信仰を語るところが興味深いですね。その人が何を大切にしているかを反映していらっしゃるのでしょう。
 
 
 
Unknown (ワサッチ)
2009-02-24 12:33:12
>大切なのは教会の価値観を通じて幸福を得る事だと思います

その価値観が相対化してきているから問題のでは?
教会の価値観に裏付を与えてきたものを失って
いままで絶対だと信じてきたものが相対化されていく問題ではありませんか?

その価値観は私とあなたを幸福にしたかもしれません。
しかしそれは全ての人に時代を超えて当てはまるものなのか
という問題が生じたのではないでしょうか?
 
 
 
だからこそ心を開いておく (オムナイ)
2009-02-26 00:39:18
ワサッチさん

>しかしそれは全ての人に時代を超えて当てはまるものなのか
という問題が生じたのではないでしょうか?

事実はことごとくこれを信ぜよ。
その時には相衝突するがごとくに見ゆることあるとも、あえて心を痛ましむるなかれ。(^^)

どこかの遺跡には最近の若いものは。。。と愚痴が書かれているそうです。古くて新しい問題なのでしょうね。

昔読んだ聖徒の道に「モルモン経探求」というのが3部にわたって特集されたことがありました。(ジョン・L・ソレンセン)
学者畑の方が書いたものだったと記憶していましたが、今はPDFで提供されています。
2月から6月にかけてです。

すこし、拾いだしてみます。

モルモン経にかかわる情報については, 見当違いの「証拠」やあて
にならない論理、そして矛盾しな結論といった問題を抱えるように
なってきている。
それゆえ, これまで行なわれてきた末日聖徒による比較研究の多くは,
聖典分析の面でも, 考古学上の諸事実という面でも、誤った情報を
与えられてきている。


そうしてみると, 考古学には考古学固有の限界があることがわかる。
そのために考古学者たちは, 自分たちの発見に 限られたかつ曖昧
な資料を基にして、筋の通った, しかし決して確定的ではな
い推理をすることを余儀なくされているのである。
---

結びの言葉は末日聖徒の真理全般について言えるのではないでしょうか。
ーーーー
私たちは、いかなる意味でも恐れの気持ちでこうした研究の推移を見守っている必要はない。
私たちが望ことは、ただ真理が明らかにされることことだけである。
真理を除いてほかに終わりまで持ちこたえることのできるものはない。
そして、いかなる場合であれ、あるいはいあかなる話題であれ、真理を明らかにし、真理を宣べ伝えることによって主のみ業が損なわれることはない。
それ自体が真理だからである。

私たちの先達の多くは、その望みに従い、真理を明らかにした業績のゆえに、名声を受け、私たちの尊敬と感謝との対象になっている。
しかし、たとえその人々が、ときにその考え方や推論で過ちをおかしたからといって、驚くに及ばない。

私たちの後に続く世代の人々が、現在まだ説明のつかない福音の真理の一部でも大々的に明らかにしてくれるときが来たら、私たちもやはりこの時代に、誤った概念を持っていたり、間違った推論をしたりしていたことがわかるであろう。

モルモン経自体の内容からも、そしてまたモルモン経に関しても、新しい真理を見つけ出し、それを受け入れることができるように準備をしておくことは、とりわけ教会員に託された大切な使命なのである。
------
こういった姿勢で教会員や教会が真理に対して臨んでいる限り、私は教会や会員を信頼し安心していられます。
また、そのよに自分も努めることによって、主を信頼していられるのでしょう。

 
 
 
Unknown (オムナイ)
2009-02-26 00:41:33
昔読んだ聖徒の道に「モルモン経探求」というのが3部にわたって特集されたことがありました。(ジョン・L・ソレンセン)

2月から6月にかけてです。

1985年です。
 
 
 
コメントに感謝 (NJ(暫く沈黙?))
2009-02-26 08:15:59
トゥゲザーさん、ワサッチさん、オムナイさん、コメントありがとうございます。

交差対句法的に最後にいただいたコメントから始めて答えていこうと思っていたのですが、9つのコメントに増えていてすぐできそうにありません。乞うご容赦。引越しで、このPCでインターネット接続ができるのは明日までになりました。
 
 
 
Unknown (ワサッチ)
2009-02-26 20:11:26
NJさんさらに追記ごめんなさい。

>破壊の意欲が強まるのを感じます。

破壊した後にどのように再建するか
そちらの青写真も同時に提示する責任が
少なくとも考えていく姿勢を示す責任が
私たちにあると思っています?
 
 
 
そのように感じさせてしまったとしたら (NJ(本意ではない))
2009-02-27 00:11:46
> 破壊の意欲が強まるのを感じます(トゥゲザー)

そのように感じさせてしまったとしたら私の本意ではなかったので、私も責任を感じます。留まる理由・意義について次のテーマとしたいと思っています。

数日前に届いたサンストーン誌に、社会学的な視点から留まる人たちの心理が書かれていて興味深く読みました。
 
 
 
ワサッチさんの仰りたいこと (トゥゲザー)
2009-02-27 09:17:47
ワサッチさんの仰りたいことが良く分からないのですが、それは私に対する問いかけなのでしょうか?

 
 
 
NJさんが責任を (トゥゲザー)
2009-02-27 11:03:40
 NJさんが責任を感じる必要は無いと思います。私は、無責任な宗教に対する破壊の意欲が・・・と書きましたが、それはモルモン教会を破壊してやろうと言う意味ではありません。NJさんに責任があると思わせてしまったら私のほうこそ申し訳ないです。
 モルモン教会は会員に対して無責任です。それは改善されなければいけません。しかしその認識無くして何も始まらないでしょう。
 まずモルモン教会の現実に対しての、きっちりした認識を持ち、やがて改善の意識が強まり、無責任な教会でなくなれば、それが一番良いことじゃありませんか?
 ただ、くだらない屁理屈で護教し、モルモン教会の問題から目を背けさせようとしている人々は、あらゆる努力を払っても取り除かなければならない障害だと私は思っています。
 
 
 
明白はmingbai, わかりましたの意 (NJ(明白了))
2009-02-27 11:37:09
破壊の対象について短絡的に受け止めていたようです。上記説明を読んでわかりました。
 
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