つい最近のSalt Lake Tribune 記事だったと思いますが、同性愛者に同情的な教会員が約4割、同性結婚擁護派は会員の約4人に1人というのが現状だそうです。数年前とは大きな違いがあります。擁護派が多数になるのは時間の問題です。アメリカのオバマ大統領が同性結婚擁護派に変るのに確か2-3年だったと思います。しかし教会上層部は会員の意識が変わり、そのような改革圧力が内部から沸き上がっても公式にはそれに追随!することは出来ません。教会が割れてしまいますし予言者がいますから。だから変更には皆が認める外圧と啓示が必要になります。それでも教義変更後には教会は割れ、脱会者が出ることを防ぐことが出来ません。 私の約30年の会員生活から教会を動かしている外圧に2つがあることを学びました。第1に政治、2番目が権力。教会は時にはそれをも利用します。
しかし補足説明を読み反芻するうちに、冷静になって、当事者の子供の目線で考えたときに、今回の決定がある意味で妥当ではないかと思えるようになってきた。
一般的には8歳は善悪の概念や罪の責任を持てる年齢とされている。 しかし親が子に与える影響は大きいでしょうし、そのような子に同性婚の善悪を判断させ責任を負わすのはあまりにも酷であるので、大管長の判断として成人まで待ってから自分で判断してもらいたいという主旨なのだろう。
生ける預言者の長である大管長が、神権の鍵を行使して救いに必須とされるバプテスマを受けさせないと決めたのだから、そのような子は例えば15歳で亡くなったら、どんな悪い子でも無条件に日の栄えに救われなくてはならない事になるはずではないかという疑問は生じるけれども。
教会員Rさんの書き込まれたご意見ですが、多くの会員が同様な受け止め方をしております。
アメリカのサイトを見てもまったく同じ意見の方がいらっしゃいます。
私はひねくれているせいか、なかなかそのように受け止めることが出来ませんでした。
やはり犠牲になるのが子供たちだからです。
子供に酷な判断≪親を否定すること≫をさせないということは、一見人道的にみえるとおものですが、幼少期より8歳になればバプテスマを受けると教えられますので、8歳過ぎても受けられなかった子供は疎外感を持ったり、受けられない理由を考えると思います。
結局は親のせいで受けられないということを成人までに必ず悟る機会があると思うのです。
それが9歳で悟るのか、執事の職を受ける12歳なのか、はたまた成人の18歳なのか、人によって違うでしょうが、
おそらくは思春期にはほとんどの子供が受けられない理由を理解することでしょう。
子供が苦しんだり疎外感を受けることが予想できますので、結局はモルモンのコミュニティーで生きていくためには、両親が同性婚を否定しないと子供に影響を及ぼしてしまうという図式になっておりますので、この方針は両親に対しての子供を人質にした大きな圧力と受け止めています。
両親のために子供が犠牲になっている事実がそう感じさせるのです。
それでも両親は簡単に諦めたりしないでしょうから子供は結果的に教会を取るか両親を取るかという判断を迫られます。
<18歳までに選びなさい>という酷な選択だと思うのです。
執行猶予中の人と同じであり、何かやらかすと<ここでは18歳になって親を選ぶこと>実刑をくらうことになります。
18歳までの過程は案外生き地獄ではないでしょうか?
こどもは敏感に周囲の空気を読むと思うのです。
私も最初は、8歳過ぎても受けられなかった子供は疎外感を持ったり、受けられない理由について苦しむことが、なんとむごいことだと思い、怒りがわいてきたのです。
しかしよくよく考えてみれば、誓約であるバプテスマを受けてしまった後の苦しみを子供に与える方がより残酷であることになると気づいて、冷静になってきたのです。
まあ私の見解としては、教会が見かけの男女の性優先ではなくて、医学上判断された性を優先でメンバーシップカードに記入することで(教会が認めた女性は誰が何と言おうが女性であるという詭弁によって)、かなりの部分を解決できるようになると思っている派です。
具体的には当人がウソでない証拠として、教会が公認する専門の医師にカルテを書いてもらって、伝道部長とステーク会長に提出、承認する流れになるでしょう。
結局、会員がどんどん減るだけの話で、やがてそれに気づいた指導者が、「新しい啓示」を思いつくのでしょう。
同性愛が罪であると言う解釈は、黒人はカインの子孫だと言うのと同じレベルの話です。
やがて、そんな教義は存在しなかったってことに成ると思いますけどね。
信仰深い昔の兄弟たちは,その標準を変更したり,ないがしろにしたりすることを許されていませんでした。わたしたちも同様です。標準に従って生きることが求められているのです。
標準なんてどうでもいいと言ったとしても,慰めにはなりません。わたしたちのだれもが,それが大切なものだと知っています。すべての人が,「善悪をわきまえることを十分に教えられている」からです(2ニーファイ2:5)。
https://www.lds.org/general-conference/2006/10/a-defense-and-a-refuge?lang=jpn
2006年10月 総大会
(中略)
しかし,そのような人たちが,不道徳な行為にふけるようになったり,あるいは,いわゆる同性結婚を唱導し,擁護し, また実際にその趣旨に従って生活するようになれば,わたしたちとしてはそれを見過ごしにしておくわけにはいきません。そのようなことを許容するということは,神が定められた重大で神聖な結婚の基盤やその真の目的,すなわち家族を養い育てるという目的を軽視することにもなりかねないからです。
https://www.lds.org/topics/same-gender-attraction?lang=jpn
『聖徒の道』1999年1月号
https://www.lds.org/youth/article/common-questions-people?lang=jpn
サタンの計画は,できるだけ多くの人を誘惑し,天の御父のみもとに戻って住むのを阻止することです。その最たる方法の一つが,純潔の律法を破るように誘惑することです。サタンはずる賢く,力があります。この律法を破ることは罪ではないと信じさせようとし,多くの人を欺いてきました。わたしたちはこの悪影響から身を守らなければなりません。
●末日聖徒イエス・キリスト教会の大管長は私たちを間違わずに正しい道へと導いてくれる本当の予言者なのか?
●それが真理なら理論的に解答が出るはずなのに、なぜ『みたま』を受ける必要があると言われるのか?
否、そうではありません。
その時代の要請に応じて、預言者が啓示を受けて、どんどお変わっていくのが、教会の教える「真理」です。
それについていけない人は、不信仰とみなされます。
●末日聖徒イエス・キリスト教会の大管長は私たちを間違わずに正しい道へと導いてくれる本当の予言者なのか?
否、預言者も人間です、時により間違いを犯すことが有ります。
それを責めると不信仰とみなされます。
●それが真理なら理論的に解答が出るはずなのに、なぜ『みたま』を受ける必要があると言われるのか?
否、例え非論理的な事でも、神が召した指導者には従うべきと教えられています。
論理を優先して、非論理的な指導者の言葉に従わないのは、不信仰とみなされます。
昨今は社会事情から同性愛者を擁護すべきとの意見を持つモルモン会員も多少いるようですが、当時そんなことを言うのは私だけで、会員の方々よりいろいろな蔑みと、霊感あるれる指導者の言葉によりお叱りを受けたものでした。
カリフォルニアで住民投票により同性婚が一時禁止された時期に、禁止運動にモルモン教会勢力が大キャンペーンを展開していたこともあり教会はちょっとした嫌がらせを受けていたのですが(玄関の鍵穴に瞬間接着剤を入れられたり、白い粉を送付されたりの程度)、信仰熱心なNJ氏は、教会が同性愛者から排斥攻撃を受けているとテロでも受けたかのようにお騒ぎになったものでした。
豚さんは、同性愛って幼女性愛とどう違うの?などと発言される高い水準をお持ちでしたね。
オムナイさんは先に投稿しましたような教会指導者の有難い公式な発言を繰り返し述べられる模範的な信者でありました。
私はそうした皆さんの深い信仰の模範により、思い直し、悔い改め、教会指導者の教えるように同性愛は憎むべき罪だと確信するに至ったのですが、私をそのように正しい方向に導いた皆様がどうして今頃になって同性愛者を擁護するようなサタンの誘いを受けてしまうのか不思議でなりません。
> カリフォルニアで住民投票により同性婚が一時禁止された時期に、禁止運動にモルモン教会勢力が大キャンペーンを展開していたこともあり教会はちょっとした嫌がらせを受けていたのですが(玄関の鍵穴に瞬間接着剤を入れられたり、白い粉を送付されたりの程度)、信仰熱心なNJ氏は、教会が同性愛者から排斥攻撃を受けているとテロでも受けたかのようにお騒ぎになったものでした。
そんなことがありましたっけ?あったかもしれませんね。(ただ、昔の記事をたどってみたところ、上記の引用の頃、私は同性愛に理解を持つ姿勢であったようです。)
末日聖徒イエス・キリスト教会の、唯一真であり不変な教義は、福音の原則だけですよ。
家に例えると、基礎石と部屋割りの図は神から与えられたが、具体的に建築して家を建てるのは、預言者が色々運用を考えて、ああしろこうしろと命令してるようなもの。
その時点で完璧を期待していら、いずれ失望するってことです。
前者は汝姦淫をするなかれ。純潔の律法を守れなどに相当し、後者が医学がどうであれ一律に同性婚を認めないだったり、同性婚の子は成人までバプテスマを受けさせないなどに相当する。
>●末日聖徒イエス・キリスト教会の大管長は私たちを間違わずに正しい道へと導いてくれる本当の予言者なのか?
それはNoでしょう。 末日聖徒イエス・キリスト教会の大管長は神から召された本当の預言者です。 しかし間違いだってするわけで、そのときにはわからないが、歴史が進むと結果論として失敗も色々あった。
>●それが真理なら理論的に解答が出るはずなのに、なぜ『みたま』を受ける必要があると言われるのか?
そもそも、論理的でないからみたまが必要とされているのです。
個人的には残念な方針です。
法的に認められた夫婦に主の寛容が与えられますように。
http://www.mormonnews.jp/記事/%C2%A0教会,同性婚家庭に影響を与える,手引きの変更の背景を説明する
クリストファーソン長老―わたしたちは,同性婚は特に重大で深刻な罪であり,教会の宗紀を必要とするものだと考えています。つまり,宗紀は必須であるという意味です。
しかしながら教会が教義の大きな変更の舵を切る時、教会は必ず割れ脱退者が出ます。これは歴史が証明しています。
RLDS/Community Of Christも近年教義の大変更を行ったことにより約半分の会員が去ったと伝えています。
モルモン教会は同じ過ちを犯さず、脱退者を最小限にするため腐心しているのが今日の状態ではないでしょうか?
NJ氏が伝えている(LDS教会発表の論文、10月に二篇追加で完結)と今回の同性結婚とそれに類する関係の属する子供達へのポリシーの変更はタイミング的にもピッタリです。現教会の法的問題を避けるためという理由もありますが、教会は寧ろ今回のポリシーの変更により外圧を強め、それにより教会員の意識改革を促すことに利用する為の時間稼ぎに使っていると私は考えます。そうすることにより脱会者を最小限にすることができ、かつ教会も年間数千億円の歳入の減少をくい止めることが出来ます。
今回の変更はあくまでもポリシーの変更あり教義ではありません。78年当時キンボール大管長もこれはポリシーの変更であると言っていた記憶があります。後にそれはD.C.に書き加えられ教義となりました。
あと10数年程すれば新たな啓示が発表されます。
> 今回の変更はあくまでもポリシーの変更・・
あと10数年程すれば新たな啓示が発表されます
この冒頭と末尾の文は、同性結婚、女性への神権付与を認める方向で、という意味でですね。驚きです。私にはにわかに信じられません。まだまだ極めて保守的で鉄壁に見えるからです。
> 教会は寧ろ今回のポリシーの変更により外圧を強め、それにより教会員の意識改革を促すことに利用する
これもそんなうっちゃりをする積りなのだろうか、と半信半疑で読みました。・・結局はそうなるのかもしれませんが。
いずれにしても「予言者」さんの慧眼、裏読みに虚をつかれる思いです。
つい最近のSalt Lake Tribune 記事だったと思いますが、同性愛者に同情的な教会員が約4割、同性結婚擁護派は会員の約4人に1人というのが現状だそうです。数年前とは大きな違いがあります。擁護派が多数になるのは時間の問題です。アメリカのオバマ大統領が同性結婚擁護派に変るのに確か2-3年だったと思います。しかし教会上層部は会員の意識が変わり、そのような改革圧力が内部から沸き上がっても公式にはそれに追随!することは出来ません。教会が割れてしまいますし予言者がいますから。だから変更には皆が認める外圧と啓示が必要になります。それでも教義変更後には教会は割れ、脱会者が出ることを防ぐことが出来ません。
私の約30年の会員生活から教会を動かしている外圧に2つがあることを学びました。第1に政治、2番目が権力。教会は時にはそれをも利用します。
政治に教会は非常に敏感です。例えばモルモン教会は私の知る限りアメリカ軍のイラク侵攻を支持したただ1つの宗教団体です。もちろんこの侵攻が大きな間違いであったことは今日においては誰もが知る事実です。
権力にも教会は敏感で私が感じた最近の良い例がこれです。
札幌神殿鍬入れ式 https://www.youtube.com/watch?v=iTsCcgHZKSA
何故、札幌神殿鍬入れ式に元首相鳩山氏が出席したのか? 彼の方から申し入れがあったとは到底信じられません。教会からの働きかけがあったことは明白だと思いますが・・・・。理由は?
NJさん、ご存じでしたらお教え下さい。
もし活発時代の私がこのこと知ったら「そんなことした人に、バカか?」と言ったと思います。