おだわらぐらし

縁あって引っ越した 相模の国_小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わった三年半の思い出

忍野八海へドライブ

2009-06-07 21:57:28 | 山梨
日曜日は 15年ぶりに ちょっと
亭主と忍野八海まで 行ってみました~♪

足柄峠を静岡側へ少し下ると 
「誓いの鐘」なる物が。
亭主に「禁煙の誓いをどうぞ」と言ってみましたが 
スルーされてしまいました・・・。
(↓画面左奥に小さく見えているのが「鐘」)
 
↑駐車場には 金太郎の「顔ハメ」がありました。
とてもここに貼る事はできませんが
金太郎さんの穴から顔を出したnumabe 撮りました^^です。
(看板に「富士山のある町 小山町」ってあるから
 お天気よければ ここからも富士山 見られるのかも?)


三国峠を越えて山梨側へ出ると・・・
箱根側からどっさり雲をふきつけられながら
山中湖側は明るくクリアー な富士山がフイに現れ
驚きました。
 
(山中湖周辺は 「すでにウォータースポーツのシーズン」
 って感じで すっかり まぶしい夏 でした!)

まずは 腹ごしらえ !
富士吉田で「うどんのスタンプラリー」をしてるというので
とりあえず今日は紹介されてるお店の中から
車で行きやすそうな処へ行ってみました。
(↓そんな理由で選んじゃって 申し訳ありませんでした
 な「はなや」さん^^)
 
 
ザルうどんを頼んでみましたが
 しっかりしまって 噛めば噛む程 な麺でしたよ。


さて 吉田から少し引き返して・・・
いよいよ忍野八海へ__
行こうとして サンザうろうろしてしまいました。
なんと!ナビに「忍野八海」が載ってない!
(シンジラレナ~イ)
でも・・・ よく考えると 15年前 ナビ無しで来てるのに
今回こんなにウロウロしたっていうのも 変~。
(いつの間にか ナビに頼り過ぎるようになってた 
 って事でしょうね)

ま とまれ なんとか行き着きましたよ。
http://www.vill.oshino.yamanashi.jp/8lakes/main.html
↑忍野村のHPの「忍野八海」のページ

「忍野八海」は 忍野村に湧き出す幾つもの泉の総称なんですね。
 どの泉も水量が豊富で 透明度が高く 美しい。
 
一番深い泉は 水深10m
 ↓あの 湖の中の 丸く囲まれてる処
 
怖いくらい はっきりと水底が見えます。
(吸い込まれそうー)
 

さて 前回は子供がまだ小さくて
パスしていた有料エリア__ 今回は300円払って 入場してみました。
↓お金 払う価値ある 素敵な処でしたよー。
 大池を背に建つ 昔の豪農の屋敷
 その隣には隠居屋 納屋 水車・・・
(お天気がよければ ここから富士山も見えたらしい・・・)
 
母屋は 現在 「榛(ハン)の木林民俗資料館」として
 公開されています。
 
入り口に掛けられている 三角のクッションの様な物は
「ヒイチー」と呼ばれる魔よけ だそう。
 
室内は 太い柱と梁が並んでて 
重厚な感じ。
今は建具を取り払っていることもあり
広々として風通しがよく 夏の別荘 のような雰囲気ですが、、、
昔この屋敷は役場のような仕事も負っていたそうですから
当時は今よりずっと厳しい感じがしていたかも。
 
↓保存されている古文書の中には 北条氏直が部下に命じて送らせた
 「虎朱印」の押された 名主宛に決起を促す手紙もありました。
 (わー「虎朱印」だ~。でしたが 
  これは北条の虎朱印を知ってる人にしか
 「虎朱印」に見えない かもー?)
 

二階へ上がってみましょう。
 
二階は蚕小屋として使われていたようです。
 
二階の上には畳六枚分程の「中三階」の様な台(?)があり
 
更にそこから屋根の煙出しへ上がれるようになっていました。
(ちょっとした「探検気分」で
 いくつも梯子を上ったり下りたりしてみましたよ^^)

そうそう、この地方の生垣は とっても高いんです。
普通の生垣のゆうに二倍はあるので
この家の裏門など「生垣に飲み込まれた」感じがする程でした。
 
 

それから この家の横には「底抜け池」という池がありましたが
 泥の堆積が厚く ここに物を落とすと見つけられなくなる事から
土地の人はここを神域として 畏れたそうです。
 

くるりと回って__
素朴で豊かだった 「ついこの間までの日本」? を思った事でした。


ちょっとオマケ:
水車小屋前の川には
「虹マスに自由に触れて下さい」という看板がありましたが
 
絶対無理! でした^^; 
(第一水が冷たくて すぐ手がしびれてしまうんですよー)
触れた人 いるのかなあー???


この後 家に帰って・・・
3時半頃病院へ行き いつもよりちょっと遅めの「お見舞い」をした
numabeと亭主でした。
(なんだ 山中湖 近いじゃん でした^^)v