京都の桜めぐり、いよいよ最後の場所、東寺です。
京都へは度々お出かけしているのですが、なかなか訪れる機会がなかった東寺です
今回も直前まで、ルートに入っていなかったのですが、たまたま当時の夜間拝観の写真を見て、そこに写っていた桜の美しさに感動
この目で、実物の桜を見ていたいと思いまして、何が何でも「東寺」の桜
sUnさんの哲学の道の桜からスタートしたこの日の桜めぐりでしたが、トリは、東寺の桜に飾っていただくことにしました
足元を照らす行燈はありますが、真っ暗な中進んで行きますと、突然、目の前にこの景色が飛び込んできました
じゃーーーーーん
おぉぉぉぉぉぉーーーー 今風に言うと、じぇじぇじぇじぇじぇじぇ
オラ、こんな桜 見たことねぇー ってくらい、ものすっごく立派で、ものすっごく綺麗な桜です
もうただただ圧倒される美しさです。
東寺の五重塔は、約55m 桜の木は約13mだそうです。
この桜、前からありましたかね~
ちょいと帰ってから調べてみましたら、平成18年に三重県から移植された樹齢120年の八重紅枝垂れ桜 とありました。
なるほど、この桜は、比較的最近になってからここへ植えられたのね。
とはいっても、樹齢120年ってすっごいですよね~~~
ところで、東寺のこの枝垂れ桜、八重紅枝垂れ桜ではなく、「不二桜」と呼ばれているのご存知でしたか?
私はてっきり藤の花の様な枝垂れ桜だから藤桜→フジザクラ→不二桜 になったのだと思ったのですよ。
ところがですね、不二は、フジではなくフニと読むそうなんですよ
驚く私がアホなんですけど、弘法大師さんの「不二の教え(ふにのおしえ)」からとって不二桜なんですって
さてーー、「不二の教え」ってなんでしょうね~~
調べてみました。「 不二とは二つと無い仏教の真理を説く法門であり、仏と我が一体 となる即身成仏の境地を説く法門(経)であります 」 聖なる「仏」と凡夫たる「人」は別々のものではない、異なるものではないという、この身が即、仏になる
ってことでしょうかね
とまあ、凡夫中の凡夫 ボンクラ凡夫は解釈してみたのですが。
よくわからないのですが、この桜の美しさは、よーーくわかりまする
ソメイヨシノも美しく咲いていました 満開です
暗い夜の帳の中で八重紅枝垂れ桜も、怪しくも美しく
池にも五重塔の桜が写ってWで楽しめます
竹の中に明かりが灯されていて、ホッコリしました
いかがでしたか?下手っぺな写真でしたが、京都の桜を楽しんでいただけましたか?
今年は、一気に咲いて一気に散っていく勢いの桜です。
関西ではこの週末が見納めになりそうです。今年最後になりそうな桜ですが、どこに見に行きましょうかね。
東寺の桜、ライトアップも素敵だったけど今度は青空の下で見てみたいな。
来年もきっと見に来よう そのためにも元気でいなきゃね 樹齢120年の桜に負けてられないっていうか、たくさんパワーを戴いたような気がします。