今日は「半夏生」だそうです。
「半夏生」とはなんぞや
半夏生〔はんげしょう〕は夏至を3つに分けた最後の3分の1の期間ことを指します。つまり、夏至から数えて11日目の7月2日頃から七夕(7月7日)頃までの5日間が半夏生です。
昔から、稲の苗がタコの吸盤のようにシッカリと根付くことを願い、タコを食べる習慣がありました、と近所のスーパーのチラシに書いてありました。
タコを食べるのは、関西の習慣だって書いてたチラシもありましいた。
農家にとっては大事な節目の日で、この日までに農作業を終え、この日から5日間は休みとする地方もある。
または、地方によって様々な物忌みの守られていた日であった、ともいわれているそうです。
どっちにしても、私には馴染の薄いことです
私にとって、「半夏生」といえば、それは植物のことです。
といっても、去年初めて知ったのですがね
ハンゲショウ、別名「片白草」
半夏生の季節の頃に、花が開き葉が白くなるので「半夏生(ハンゲショウ)」と呼ばれる。
でも、私が面白いと思ったのは、葉の一部を残して白く変化する様子から「半化粧」→ハンゲショウと呼ぶ説です。
昨年、京都・平安神宮の庭園で見たハンゲショウのことを思い出しながら歩いていると
もしや、これは、ハンゲショウではありませぬか
フェンスの向こう側にあったので、手を隙間に突っ込んで撮ってみました。
ピントなんて確認してないけど、わかりますか? そうですよね。
穂のようになっているのが花です。花の近くの葉っぱが白くなります。
パッと見、白い葉っぱが花びらのように見えなくもナイ。
半夏生の花は、あまり見た事がなかったので、特別な花だと思っていました。
ところが、意外や意外、こんなすぐ側にあったなんて
そういえば、この花はドクダミ科でしたね。ということは根が強いのかな。