運転中の事故で相手にケガを負わせておきながら、その場から逃走した「当て逃げ」の発覚で、お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が活動自粛となった。月曜レギュラーを務める情報番組『ひるキュン!』(TOKYO MX)ほか、出演予定のバラエティ番組などが続々と白紙になっている。関係者によるとレギュラー番組6本に加え、年末の出演は20本以上もあったというから、その影響はかなり大きい。
警視庁によると、井上は事故を起こしながら現場を去った理由を「世間に知られたら大変になると思った」と話していたというのだが、それは事務所サイドから伝えられた「当時は事故と思わなかった」と食い違っている。
これについてある弁護士は「当て逃げ事件として罪を問うには、事故の認識があったかどうかが故意かどうかを判断する重要な点になるので、もしかすると弁護士などに入れ知恵され、話を変えた可能性もある」という。
「所属事務所のコメントでは『接触したかもしれないと認識』という微妙な言い回しになっているのは、専門家のアドバイスかもしれないです。ただ、本当に事故の認識がなかったかどうかは、事故の状況も大きな判断材料で、衝突の衝撃などを考えて『気付かないことがあり得た』かどうかを精査します。相手の運転手がケガをしている事実がありますから、井上さんの言う通り、軽い接触だったという話が信用してもらえるかどうか……」(同)
警視庁の発表では、井上は12月11日の午後11時45分頃、東京・世田谷区若林で右折レーンを走っていたところ、交差点手前になって直進したいがために車線を変更したが、その際に並列して左隣を走っていたタクシーの右前部と井上の車の左後部が衝突したという。タクシーの40代運転手は頸椎捻挫と腰椎捻挫で全治2週間のケガを負うほどの衝撃だったが、井上はそのまま走り去り、車両ナンバーから特定され、深夜2時頃の任意聴取に至ったという。
その後、世田谷署は当て逃げによる自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(救護義務違反)の疑いで捜査中としている。相手がケガをしたのを認識しながら逃げた場合は、後者の救護義務違反が適用され、最大で「10年以下の懲役刑または100万円以下の罰金刑」となる重い罪だ。
それだけに、井上が警察に当初話した「世間に知られたら大変なことになると思った」という供述が事実なのであれば、後に「当時、事故の認識はなかった」と変節したものは、罪を軽くするための言い逃れにも受け取れてしまう。
いずれにしても世間からの目線は厳しく、早い仕事復帰は難しそうだ。事故相手がタクシーとなればドライブレコーダーの確認ができる可能性もあり、まずは真相の解明が求められる。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)
ま、確実に責任逃れのための入れ知恵があったのだろうな。
こんな反省もしないウソを通そうとする間は絶対にテレビや営業に復帰させてはならないだろう。
警視庁によると、井上は事故を起こしながら現場を去った理由を「世間に知られたら大変になると思った」と話していたというのだが、それは事務所サイドから伝えられた「当時は事故と思わなかった」と食い違っている。
これについてある弁護士は「当て逃げ事件として罪を問うには、事故の認識があったかどうかが故意かどうかを判断する重要な点になるので、もしかすると弁護士などに入れ知恵され、話を変えた可能性もある」という。
「所属事務所のコメントでは『接触したかもしれないと認識』という微妙な言い回しになっているのは、専門家のアドバイスかもしれないです。ただ、本当に事故の認識がなかったかどうかは、事故の状況も大きな判断材料で、衝突の衝撃などを考えて『気付かないことがあり得た』かどうかを精査します。相手の運転手がケガをしている事実がありますから、井上さんの言う通り、軽い接触だったという話が信用してもらえるかどうか……」(同)
警視庁の発表では、井上は12月11日の午後11時45分頃、東京・世田谷区若林で右折レーンを走っていたところ、交差点手前になって直進したいがために車線を変更したが、その際に並列して左隣を走っていたタクシーの右前部と井上の車の左後部が衝突したという。タクシーの40代運転手は頸椎捻挫と腰椎捻挫で全治2週間のケガを負うほどの衝撃だったが、井上はそのまま走り去り、車両ナンバーから特定され、深夜2時頃の任意聴取に至ったという。
その後、世田谷署は当て逃げによる自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(救護義務違反)の疑いで捜査中としている。相手がケガをしたのを認識しながら逃げた場合は、後者の救護義務違反が適用され、最大で「10年以下の懲役刑または100万円以下の罰金刑」となる重い罪だ。
それだけに、井上が警察に当初話した「世間に知られたら大変なことになると思った」という供述が事実なのであれば、後に「当時、事故の認識はなかった」と変節したものは、罪を軽くするための言い逃れにも受け取れてしまう。
いずれにしても世間からの目線は厳しく、早い仕事復帰は難しそうだ。事故相手がタクシーとなればドライブレコーダーの確認ができる可能性もあり、まずは真相の解明が求められる。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)
ま、確実に責任逃れのための入れ知恵があったのだろうな。
こんな反省もしないウソを通そうとする間は絶対にテレビや営業に復帰させてはならないだろう。