曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

「福家警部補の挨拶」第1話の感想

2014-01-15 00:08:54 | テレビ・映画
バレンティン逮捕について書こうと思って続報を待っていたのだが、進展がないので今日始まった「福家警部補の挨拶」の感想を書いてみる。

福家警部補(檀れい)のキャラクターはいいと思う。正統派の美人だから、もっさりした服装でもセンスがいいように見えてしまう。オレンジ色のコートが可愛い。コロンボのようにしつこいが、真似してる感じでもない。しつこいけどコロンボほどイラっとしない。そして、檀れいは驚くほどメガネが似合う。

石松(稲垣吾郎)は、何故そんなに福家を嫌う?という興味で引っ張るのはいいが、あまり捜査の役に立ってない。今後に期待。

鑑識の二岡(柄本時生)が「古畑任三郎」の今泉君ポジションらしい。申し訳ないが、ルックス的に無理があるのではないか。愛車?が商用のADバンてのが泣ける。

日産がスポンサーに付いてるので、登場する車は日産ばかり。反町のはフーガだった。

事件は、狂言監禁でアリバイを作り、殴打アンド放火で殺すというもの。監禁のほうで利用した人物は正当防衛で撃ち殺す。大がかりな犯行なので、どこかに突っ込みどころがありそうだが、とりあえず犯人(反町)はミスらしいミスをしてない。犯行は結構良くできてると思った。火事で証拠を消すのは不確実だから、確認した方がいいぞ、と思ったけど。

福家の手法は、とにかく小さな疑問点を全部訊くというものらしい。ある程度的を絞らないと、敏腕刑事っぽくないぞ。コロンボの面白さは、疑問の着眼点の面白さにあるんだから。

犯人が自分(福家)のことを気にしてたのが疑うきっかけだといってたが、僕はノートパソコンの充電かと思った。そういう演出だったし。犯人が福家のことを注目したのは、石松が妙に気にしたからじゃん。

最後はコロンボばりにあっと驚く意外な証拠を持ってくるかと思いきや、まあそりゃそうだけど、といった程度の決め手だった。正当防衛かどうかを疑っておいて、最後に手首の血痕を見せるとか、もっとやりようがあったと思う。第一話からこれでは困るね。一応次も見るけど。
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