曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

乗り換え

2019-04-07 12:10:38 | クルマ
更新間隔が開き気味になっております。FF14のせいです。だからあのゲームには手を出さないようにしてたんだ。でももう始めてしまった。

先日、うちの奥さんがフィットを歩道の柵?にぶつけた。へこみは左フロントドア、左リアドアにまたがっていて、その下のサイドシルガーニッシュも変形した。ほかの人や車を傷つけたりしてないのが幸いだが、自分の愛車史上最大のへこみである。ホンダでの見積額は30万円台後半。

直すことも考えたが、うちの奥さんが例の突然止まった事件により、フィットに不信感を持っており(フィットにというよりうちの個体に)、買い替えることになった。僕は今度こそ車検を2回通そうと思っていたのだが。

しかし、今のホンダには買い替え対象の車がない。4代目フィットが出るのは今年の秋らしい。いくらビッグマイナーチェンジ後とはいえ、現行型のフィットというわけにはいかない。

いよいよ他のメーカーもありか。一時的に離れるだけで、フィット4の後期型が出るころにはまた買い換えの話になってるだろう。そのとき戻ればいいか。

国内はスズキのスイフトしかない。電池のみ駆動の速さは知ってるが、日産のノートe-Powerは、フランス人の元CEOのせいで、今イメージが悪い。トヨタは眼中にないし、ヴィッツもアクアもそろそろフルモデルチェンジの時期だ。マツダのデミオは4メートル超えで船賃が高くなるし、これもモデル末期。

輸入車では真っ先にVW・ポロが候補に上がった。1リッター3気筒で鉄チンなのはちょっと悲しいが、一番下のグレードなら200万円前後だ。でも4メートル超える。うちの家族は僕以外女性なので可愛さでMINIはどうか。3ドアは後席が狭いが、5ドアならなんとかなるかも。全長はギリギリ4メートルぴったりだ。分不相応の値段がするけど、ルックスで乗り越えられるかもしれない。外車のエキゾチシズムが薄めでルックスはイマイチパッとしないが、サイズと価格的にはプジョー208もありかな。フランス車はちょっと怖いけど(偏見)。

しかし、輸入車はハイオクという高い壁が我が家の財政事情の前に立ちはだかっているのだった。でも国産はホンダ以外買う気ないんだよなあ。200万円は好きでもないメーカーの製品に出せる金額ではない。僕の感覚では。本ブログでは何度も国内他社の車に「もし買うなら」という記事を書き散らしてきたが、いざ本当に買うとなるとやっぱりダメだ。輸入車は財務大臣が承諾すればありなんだが。

という精神状態で、いつものホンダカーズに修理の相談に行った。素直に買い替えの話をしたら、当然の反応として、他社は勘弁してくれと言われた。でもホンダにはないんですよねえ。あるとしたらフリードかヴェゼルかなあ。

というわけで、フリードとヴェゼルの緊急マジ試乗となった。

まずフリードのGのハイブリッドとガソリンを続けて試乗。恐ろしく前方視界が良い。頭上空間がコブシ何個分かわからない。しかし、後ろの窓が遥か遠くに見える。視点はそれほど高くない。重心も意外に低く、下りの制動時に上屋が前につんのめる感じがない。デジタルの速度計は見やすいが運転席にコクピット感がない。この手のハイルーフ系ミニバンを運転するときに感じる「バスの運転手感」で言えば、現行ステップワゴンよりはマシで、現行オデッセイより強い。動力性能は過不足ない。普通。というか、ガソリンとハイブリッドの差を感じなかったというか、印象に残ってない。




次にヴェゼルのハイブリッドZを試乗。前回の試乗時は、ボディがぼってり膨らんでて車両感覚が掴みにくいと書いたが、今回は何故かコンパクトな車体で取り回しがしやすいと感じた。度重なる改良でi-DCDの挙動が自然になったとか? Zは豪華仕様で室内の要所要所がブラウンの皮風になってる。それが落ち着いた高級感を出してる。それでいて普通の、というかスポーティとも感じるインパネと、高いセンターコンソールに囲まれたコクピット感が良い。動力性能は十分以上。気をつけてないとギアチェンジのメカ作動がわからないし、DCTのダイレクト感は相変わらず感じないけど、パワーには余裕がある。




うーん。これはヴェゼルかな。でも嫁はまたぶつけそうだし、子供達にはフリードのほうがいいだろうな。うちは長旅が多いし。

で、帰宅して大家族会議。もう子供達もストリームからフィット3への乗り換え時と違って意見を言えるし。

しかし、あっさりヴェゼルに決まった。奥さんがフリードには興味ないと言ったので。あまりに家庭くさいからか。エビちゃんか徳井が嫌いなのか。うちの奥さんがこういう分かりにくい言い方をする場合、何か言外の理由があり、それは聞いてもはぐらかされたりして結局判明しないことが多い。僕としてもヴェゼルの方がいいので、それ以上追求しないことにした。

色は紫好きな母娘がルーセブラックというのを「現物見たけど、ほぼ黒だよ。あるいは黒っぽいグレー」と言って封じ、僕の好みでミッドナイトブルービームにした。グレードはガソリンのX Honda Sensing。自分史上初のパドルシフトなしだが、RSは値段分の装備アップか疑問なので最初からなし。ハイブリッドは高いし、次のフィットでi-DCDやめそうなので今回もスルー。

オプションはフロアマット(いつのまにか高価になってる)とドアバイザー。具体的には書かないが、フィットの下取りは高かった。前回手放したほぼ同じ年数と距離のストリームより高かった。RSだからか? ストリームもRSZだったが、ストリームはRSZが普通のグレードだったからなあ。それともロールーフミニバンが人気ないからかな。

ヴェゼルの納車は最速で4月下旬の予定。モデル末期だから需要ないかもだが、乗り始めたらまたインプレなどダラダラ連載すると思う。

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