このところ、義母ヨシコの来客が増加傾向。
来客は主に、近所の老婦人たちだ。
ヨシコが通う老人体操教室で親しくなった方々である。
お婆ちゃんたちが入れ替わり立ち替わりうちへ来て
午後のひと時を過ごす習慣は、今年の春から始まった。
それは夫の姉カンジワ・ルイーゼが
パーキンソン病の亭主キクオの介護に追われるようになり
あんまりうちへ来なくなった時期と被る。
その理由は、結婚以来45年に渡って毎日来ていた娘が来なくなり
寂しいヨシコが気軽に声をかけるようになったのもあるが
娘がいないのを知ったお婆ちゃんたちが
気軽に訪れるようになったのもある。
お客が来ると、寂しがり屋のヨシコが私につきまとわず
数時間は部屋にこもってくれるのでありがたい。
しかし、この新しい習慣には少々弊害もある。
コーヒー、お茶、お菓子…接待は私の役目だ。
年寄りの長居は決定事項なので、私は午後いっぱい
接待に追われる身となる。
そして茶菓を出す私に、ヨシコは毎回もれなく
大袈裟に驚いて見せる。
「あらあら!どうしましょう!すいませんねえ!」
これは、彼女が昔からやるお決まりの演技だ。
きつい嫁に遠慮していると、お客にさりげなく印象付けたい。
「ごめんねえ、昼寝ができんねえ!」
続いて言う、これも演技。
怠け者の嫁は昼寝が日課と、お客にさりげなく印象付けたい。
この苦々しさを気づかぬフリで耐え忍ぶ…それが姑と暮らすということだ。
が、お客が来ると、たまにはいいこともある。
先日は、えんどう豆をもらった。
中には手ぶらで来ない人もいるのだ。

その夜は、さっそく豆ご飯を作った。
以前にもお話ししたように思うが、うちの豆ご飯はひと手間かかっている。
豆は出汁と塩少々で別に茹でたら、しぼまないように氷水で冷やすのが
美しい球形と緑色を保つコツ。
最初から米と豆を一緒に炊くと、豆はシボシボに変形し
色も悪くなるだけでなく、豆の匂いがきつくなる。
その臭みが好きな人ならいいけど、嫌う人もいるものだ。
豆を茹でたら、この茹で汁に薄口醤油と酒で味付けして
米だけを炊く。
ご飯が白いのが好きな人は、塩だけでもいい。
そして米が炊き上がったら間髪入れず
冷やして水を切った豆を炊飯器に投入、5分ほど待って出来上がり。
豆の鮮やかな緑と、優しくも楽しい食感は
もらい物の豆のやっつけ料理ではなく、れっきとしたご馳走の一つになる。
洋風にしたい時は、米を炊く時にバターをほんの少し入れると
風味が変わって美味しい。

お客様といえば先日、ムク鳥のヒナが庭を歩いていた。
裏山から飛んで来て、落ちたらしい。
こんなに可愛いお客様なら、大歓迎よ。
親鳥が探していたので、山へお帰りいただきました。
ムクドリさん 帰れて良かったです😄。
今日もブログのアップ ありがとうございます😊。
長男の友だちに動物に詳しい子がいて
画像を見てもらったらムクドリと判明しました。
こちらこそ、コメントをくださって嬉しいです。
ありがとうございます。
今日早速教えて頂いたやり方で豆ご飯作ってみました!
見た目も味もバッチリでしたー👌
ありがとうございます😊🩷
豆ご飯、さっそく作ってくださいましたか!
ありがとうございます。
見た目が綺麗だと料理っぽくなるので
他のおかずがテキトーで済みますよね。
豆がたくさんある時は、最初に茹でる時に
まとめて茹でておいて冷凍しておけば
10日ぐらいは大丈夫なので、解凍して
また豆ご飯にしてもいいし、卵とじや天ぷらにしても
美味しいです。
偏食の娘も、今日のは美味しいと一膳ピカピカに完食してくれました😍
みこりんさんのご家族は、毎日みりこんさんの美味しい手料理が食べられて幸せですね〜❣️
ありがとうございました🩷
嬉しいです!
うちも長男が大好きで、豆ご飯をすると喜びます。
茹でて冷凍した豆をまた豆ご飯にする時は
豆の茹で汁が無いので炊く時にバターを
小さじ半分ぐらい入れて風味付けをしますが
先日はバターを入れ忘れ、薄味の出汁で
そのまま炊きました。
味は、ほとんど変わりませんでした。
私の料理で幸せなのかどうか笑
アレらはそれが当たり前だと思っていますが
夫は最近、気がついてきたみたいです。
年取ってフィリピン人の奥さんをもらった人が
油多用の料理の愚痴を言いに来るから。
外国の人と比べられてもねえ笑