All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

沖縄 オキナワ おきなわ OKINAWA (その2)モノレールに乗る

2006年01月17日 00時04分44秒 | 沖縄の旅
海自のP3Cがずらりと並ぶ軍民共用の那覇空港
へ舞い降りる。

↓いやいや、無事に載せて来てくれてありがとう。↓
まずはエアバス機に感謝。

暖かい!空気もしっとりしている。
那覇は始めてというF本氏、なぜか急ぎ足。私も続く。

その先は・・・。おお、モノレールだ!

ホームに入ってくる。

ドアが開き、足早に客が降りる。

当然、運転席の真後ろに陣取るF本氏。さあ、那覇市内に向かってGO!

マルクスだったらこう考える 本格的なグローバリゼーション批判の書

2006年01月16日 21時13分07秒 | 読んだ本・おすすめ本・映画・TV評
  的場 昭弘【著】(光文社新書 )

 自動車産業の最末端の周辺で仕事をしている私の
ような者にとって、昨今の自動車会社の国境を越え
た合併や吸収劇の本質を解りやすく説明してくれる
良書といえる。
 多国籍企業によるグローバリゼーションは、もは
や巨大な中国をもその胃袋に収めつつある。しかし
この世界のグローバル化こそがマルクスを現代に蘇
させる絶好の機会だと著者は言う。
 なぜなら「(ソ連崩壊後)世界のすべてが資本主
義になったということは(中略)マルクスが前提に
した資本主義の二つの階級への分離が、はじめて起
こる時代が来たということ」でもあるからだ。

賃金の下方平均化についても述べられている。
「現在、賃金は世界中で低位に平均化しつつありま
す。賃金の下方平均化といわれるものですが、日本
に移民労働者が来ても来なくても、海外に工場が移
転することですでに賃金は下がり始めているのです。」
と。
たしかに、「勝ち組」だの「負け組」だのという言
葉がTVから聞こえてくるが、要は貧富の差が激しく
なってきたことの別表現だ。ニートだってグローバ
ルの落とし子だし。
 
 しかし、なんといっても本書の最大の功績はマル
クスを幻影の彼方から再び猥雑な現実に呼び戻して
くれたことだ。いわば、日本におけるマルクス復権
のきっかけとなる書かもしれない。マルクスの眼で
現代の日本や世界を眺めてみると、いう視点はマル
クスを知らない若い世代にもまた古くからの(やや
閉塞感をいだいている)マルクス信奉者達にもきっ
と新鮮な感動をもたらすにちがいない。

ただ、何か物足りないなと感じたのは多国籍企業グ
ローバリゼーションのシステムツールとして今や大
手を振って闊歩しているグローバル推進の「教典」
ともいえるISOやQSの諸相についての批判が抜け落
ちているからかもしれない。
 ISOやQSによって、世界各地の中小の企業や勤労
者の多くが過酷な負担増や差別を受け、除外されて
いる現実にメスを入れて欲しかった。
ちまたにはISOやQSの解説本があふれているが批判
の書は皆無に近い。

 ぜひ、このISOやQSによるグローバル化の実態を
書き加えた改訂版が上梓されることを強く望む。

 もちろん、私も知っている限りの実情について
この場で少しずつ明らかにしていく所存である。






沖縄 オキナワ おきなわ OKINAWA (その1)

2006年01月15日 22時22分50秒 | 沖縄の旅
 幸いなことにハブさんにも出会わず、無事に沖縄
から帰って来れた。短期間ながらも初の沖縄訪問。
12月のソウルに続き、今回も中身の濃い楽しい
納得のいく満足な旅であった。
F本氏に感謝、感謝

【出発】
羽田には5時45分到着。先着したF本氏が搭乗手続
きを済ませておいてくれたので、すぐに搭乗口へ。。

便はANA969便。6時25分出発の表示。
(写真では日本語から切り替わってハングル表示)。

手荷物検査もなんなく済ませて搭乗口の54番ゲートへ。
ソウルに続き、今回も軽装スタイル。違うのは沖縄は暖かいことだ!

機種はエアバス社321型。定員197人乗りだが、
乗客はまばら。おかげでゆったり。

高速バスでは途中で一雨あったが、羽田は曇り。
まだ夜明け前で暗いが、定刻どおりに機は出発した。。

八木節の有志で新年会(のようなもの)開催!

2006年01月10日 19時46分40秒 | 八木節
 8日の晩は、わが八木節愛好会の有志が
集まり今年最初の宴が催された。(普通世間
ではこれは「新年会」と呼ばれるものでたぶ
ん、そうなんだろうと思う。特に意識してな
い。)

 さて、集まったのはいつも快く会場を提供
してくださる音頭のTBさん、音頭&笛のM
夫さん(昨年は初孫が誕生した。)、お囃子
のSSさん(お風呂が大好き、コロナの常連)
、太鼓のE夏さん(正月は車で福岡まで里帰り
敢行の猛者!町内の麻雀でも人気者!?)、私
の5名。気兼ねなしに楽しく飲み合える仲間だ。

 わが愛好会の歴史は古く1980年台から活躍
しているそうだ。主に夏が中心だが、これま
で大宮や、宇都宮などにも遠征している。
 TBさんが保管している貴重な時代の映像
(DVD)を眺めながら、酒を酌み交わす。
あんな人、こんな人もいたのかと感嘆の声が
上がる。(「あの人は今?」みたいなところ
もあった。)

 最初はビールで乾杯。あとは皆で持ち寄っ
た日本酒、焼酎と進む。肴は、TB宅の奥さ
んの手による心づくしの料理が並ぶ。
私も大晦日の晩にオ・寒宅で覚えたばかりの砂
肝の炭火焼を披露した。初デビューだ!
(以下に一部の写真。全て写ってないのが残念。)

滋賀の名酒「太田道灌 技巧」や立山大吟醸、しぼりたて黒泉などが並ぶ。

ブリの照り焼き&銀杏+ミニトマトが紅一点。

(自然薯は手間隙かけて山で掘り出したほんまもん!
粘りが違う。味もこくも最高でした。)

砂肝炭火焼!好評につき、オ・寒氏より
伝授された仕込み法について詳述する予定。

あっという間に平らげた雑炊。これで満腹。

と思ったらデザート登場。これもペロリ。

写真はないが年末に趣茶で仕入れたイカの丸干
しも焙っていただいた。

 時間の経つのは早いもので、いつのまにか夜
半近くなった。E夏さんの「ヨッシャ、もう帰
ろう!」の声と共に一同解散。

 今年も八木節は熱く燃えそうな気配だ。

20度

2006年01月09日 21時37分08秒 | 歩く印象派
記録的な寒波の襲来で日本中が凍えている。

 死傷者も多数発生しているし新潟や長野などでは
交通が遮断されて「陸の孤島」となった地域もある。
野菜も高騰し、一束398円のホウレンソウや498円の
キャベツまで登場している。

 さて、たこやきの通う高校でも授業の一環で省エ
ネ教育を行っている。授業で先生が言うには
「室温は20度が目安でそれ以上、上げないように。」
とのことであった。
 たこやきは先生の話を聞いて驚いた。
なにしろ、たこやきの家では、この冬室温が20度を
越えた日など一度もないのだから。

 休み時間に友達に聞いてみたところ、どこの家も
20度どころか24度から30度まで、まるで熱帯のよう
な家もあるという話でさらに驚いた。

 たこやきは思った。
「みんなどこの家もうちよりあったかいんだ!」
ちなみに昨夜の最高室温は18度だった。
「きっとうちは春になるまで20度にはならないんだ
ろうな。」
たこやきはあきらめ顔で家路についた。


竹中総務相、「消費税率10%も可能」

2006年01月08日 00時20分00秒 | 歩く印象派

2006年01月07日20時05分 asahi.comより
「 竹中総務相は7日、消費税率の引き上げについて「きっちりと小さな政府をつくれば、
 最終的な引き上げ(後の税率)は10%とか10%強とかで抑えることは可能だ」と語
 った。「名目成長率が低いまま上げれば、欧州並みにすぐ20%ぐらいになる。引き上
 げ幅を最小化する議論をすべきだ」とも指摘し、デフレ克服と歳出削減を優先すべきだ
 との考えを改めて示した。読売テレビの番組で語った。

 安倍官房長官も同じ番組で「財政再建には、デフレ状況を脱却して歳出を見直していく。
 できるだけ消費税を上げるパーセンテージは低く、国民の負担は低くしていきたい」と
 同調した。」

よく、読み直してみてください。
竹中の
「10%とか10%強とかで抑えることは可能」という言い方。
すでに勝ち組=強者の頭の中では現状の消費税5%は過去のものとなっているのですね。
今の5%だって腹立っているのに。もう、許さんぞー