読売新聞 5月8日(日)23時17分配信
東京電力は8日、福島第一原発敷地内3か所の土壌と、同原発と福島第二原発の沖合4か所の海水から、放射性物質のストロンチウム89、90を検出したと発表した。
特に土壌2か所から見つかった、骨に沈着するストロンチウム90は、冷戦時代に実施された核実験の後に、日本で観測された濃度の約100倍に上り、東電 は今回の原発事故で放出されたものとしている。一方、第一原発の放水口付近などから採取した海水に含まれていたストロンチウム90は、国が定める濃度基準 の最大でも3割程度だった。採取日はいずれも4月18日。
文部科学省は4月12日、福島県飯舘村など6市町村の土壌などから微量のストロンチウム90が検出されたと発表している。
ストロンチウム90は、カルシウムと似た性質を持ち、体内に取り込まれると骨に沈着するため、毒性の高い放射性物質の一つとされる。
特に土壌2か所から見つかった、骨に沈着するストロンチウム90は、冷戦時代に実施された核実験の後に、日本で観測された濃度の約100倍に上り、東電 は今回の原発事故で放出されたものとしている。一方、第一原発の放水口付近などから採取した海水に含まれていたストロンチウム90は、国が定める濃度基準 の最大でも3割程度だった。採取日はいずれも4月18日。
文部科学省は4月12日、福島県飯舘村など6市町村の土壌などから微量のストロンチウム90が検出されたと発表している。
ストロンチウム90は、カルシウムと似た性質を持ち、体内に取り込まれると骨に沈着するため、毒性の高い放射性物質の一つとされる。
最終更新:5月8日(日)23時17分
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