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森羅万象 ~ 歩く印象派

怪獣と美術  <成田亨の造形美術とその後の怪獣美術>

2007年10月23日 18時01分39秒 | 歩く印象派
話は唐突だが、実はオサム宅に“同志”が一人いる。
U君だ。(おおっ、彼の「U」はULTRAの「U」ではないか!今、気がついた。)
絵心があって、彼の描くユニークな怪獣たちを眺めてきたが、同時にどうしてもこの人のことが浮かぶのであった。
成田亨。残念ながら故人である。(2002年没)

以下の怪獣(宇宙人)たちを、(一つも)知らない人はたぶんいないと思う。





いくら主人公といってもウルトラマンやセブンだけでは物語は進まない。彼らと対峙し、時には心底脅かすくらいの器量と存在感がなくては“相手役”はつとまらない。つまるところ、成田亨は怪獣という実際には存在しない異界の魔物たちに心を吹き込み、その個性豊かな造詣が私達を興奮させてくれたのだ。

成田亨は怪獣だけでなく、ウルトラシリーズに出てくる「超兵器」メカのデザインでも腕を振るった。ジェットビートル、ウルトラホーク1号、2号、3号、さらにはマイティジャックも彼の傑作だ。願わくば、成田亨の「超兵器」展の開催を心から望みたい。


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2 コメント

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あ”~ (岡花見)
2007-10-24 12:11:55
これ見て、思い出して確認したら、
三鷹でやってたの、先週の日曜までだった。
すっかり忘れてました。

わたしは、「ダダ」が怖かったなぁ。
見た目が。
「カネゴン」は、でんでん虫系で、と~ってもニガテ。
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私は (>花見さん       ZERO)
2007-10-24 15:16:15
メトロン星人がお気に入りだったな。

日本間でチャブ台を囲んでセブンに説教をたれるシーンが印象的でした。

三鷹でやってたんですか?
足利の方、見たらレポートしますね。
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