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草津白根山で火山性地震が多発 活発化の兆候

2011年06月06日 15時07分38秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)

2011年6月6日 14時34分

 草津白根山周辺図

写真

 気象庁は6日、長野、群馬県境の草津白根山で火口湖の一つ「湯釜」付近を震源とする火山性地震が多発しているとして「火山解説情報」を発表した。

 同山は、東日本大震災後に地震が一時増加。5月27日には約3年ぶりに火山性微動が観測されるなど活発化の兆候がみられる。噴火警戒レベルは「平常」の1を維持するが、同庁は過去の噴火形態などから、急激に活発化する可能性もあるとして監視を強化している。

 同庁によると、火山性地震は5日午後から1時間に2~4回発生していたが、6日午前7時ごろから急増、同8時台は20回を超えた。その後も十数回程度と多い状態が続いている。6日午前0~10時の地震回数は61回(速報値)。

 今回は火山性微動は観測されておらず、地殻変動にも異常はない。

 草津白根山は最近では、1982~83年に断続的に小規模な水蒸気爆発を起こしている。

(共同)
 


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