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「トーゴ代表」実は偽物=バーレーンが招待―サッカー

2010年10月07日 02時05分12秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
トーゴ代表 やっぱり全員が偽物だった

2010年10月6日(水)06:01
 代表チームだと思って戦った相手は全員偽選手だった――中東のバーレーンで9月7日に行われた同国代表チームとのサッカー試合に出場した西アフリカ・トーゴの代表チームが、偽物だったことが明らかになった。4日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルが報じた。

 トーゴのサッカー協会は、偽チームを率いたのが2000年から09年にかけて何度か同国代表チームを指導した元幹部であることを確認。金目当てに仕組まれたとみて背後関係を追及している。

 同紙によると、試合はシンガポールの代理人が航空運賃やホテル代など少なくとも6万ドル(約500万円)を負担。偽チームの選手には1人300ドル(約2万5000円)が支払われていた。トーゴの1人当たりの年収は約7万円といわれ、国連の定める最貧国のひとつだ。

 共同電によると、試合は3―0でバーレーンが勝利したが、後半戦になって「トーゴ代表」がバテバテ状態になり、プロとは思えぬふがいないプレーが目立ったことから疑惑が浮上。問い合わせを受けたトーゴのスポーツ連盟が、代表チームを派遣した事実がないことを明らかにしていた。

 試合にはどんな“選手”が派遣されたのかは分かっていないが、試合前には、代表チームのユニホームを身につけしっかりと集合写真にも応じていた。本物のトーゴ代表は試合当日、アフリカ南部・ボツワナでの試合を終えてバスで帰国する途中だった。

 問題の元幹部は元代表コーチのバナ氏とみられており、協会側も事実を把握。同氏は7月にエジプトで行われたサッカーの大会でも偽チームを登録したことが8月に発覚、既に2年間の資格停止処分を受けている。



2010年10月5日(火)08:03

 【ニューヨーク時事】代表チームは全員偽物―。4日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、バーレーンで9月7日行われたサッカー国際親善試合で、同国の対戦相手となったアフリカのトーゴ代表が、実は偽装チームだったと報じた。

 バーレーン側は交通費やホテル代など6万ドル(約510万円)を負担して招待。偽の「トーゴ代表」は1人当たり300ドル(約2万5000円)の報酬も受け取っていた。

 トーゴもバーレーンも国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで80位前後。しかし「トーゴ代表」の動きが後半目に見えて悪くなったことから疑惑が表面化し、調査で偽装が分かった。試合は3―0でバーレーンが勝った。

 本物のトーゴ代表はその日、ボツワナでの公式試合からバスで帰国する途中だったという。

 トーゴのサッカー協会が調べたところ、偽装はバンナ・チャニレ元トーゴ代表監督が仕組んでいたことが判明。金目当てだったとみられる。 

[時事通信社]



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