読売新聞 5月26日(木)10時46分配信
【ロサンゼルス=西島太郎】米アラスカ州デナリ国立公園事務所によると、フランシス山(3185メートル)で登山中だったカナダ在住のクリハラ・ジロウ さん(33)と札幌市のシライシ・ジュンヤさん(28)(いずれも漢字表記不明)の日本人二人が遭難し、25日に遺体で収容された。雪崩に巻き込まれたと みられる。
同事務所の広報担当者によると、二人は21日、ベースキャンプで登山準備をしているのが目撃されたが、その後行方が分からなくなった。救助隊が24日朝、ヘリコプターから同山西側の雪崩の痕跡近くで一人の遺体を発見していた。
クリハラさんらは先月27日にアラスカに入ったとみられる。同担当者は「二人とも登山経験が豊富だったようだ」と話している。
日本政府の在アンカレジ出張駐在官事務所でも遭難事故を確認しているが、「家族の希望で身元などの公表はしない」としている。
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