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森羅万象 ~ 歩く印象派

たばこの煙に寛容な日本社会  日本の受動喫煙対策「先進国で最低レベル」

2007年08月08日 15時11分35秒 | 私の目の前での喫煙はお断り
8月8日14時39分配信 読売新聞

 たばこの煙に寛容な日本社会の姿が、「たばこ規制枠組み条約(FCTC)」を批准した各国の報告書から浮き彫りになった。

 今や職場や公共施設だけでなく、飲食店やバーでも「禁煙」が世界の潮流になりつつあるのに、日本ではせいぜい「分煙」どまり。対策がなかなか進まない現状に対し、各国報告書を集計したNPO法人日本禁煙学会では「日本は先進国の中で最低レベル」の烙印(らくいん)を押している。

 報告書は、FCTC事務局が条約批准から2年が過ぎた国にどこまで対策が進んだかを自己評価させているもので、これまでに日本も含め46か国が提出した。

 同学会のまとめによると、受動喫煙対策について日本は、官公庁、医療機関、教育機関、文化施設など公共のいずれの場所でも「部分的に実施」と回答した。しかし、世界の多数派の回答は「全面的に実施している」。官公庁については30か国、医療機関は31か国が全面的に実施と答え、日本のように部分的に実施と回答した国はいずれもその半分以下に過ぎなかった。

>最近、よく耳にして本末転倒だなあと思うのは他人(非喫煙者)に煙を吸わせる「加害者」なのにいつのまにか、タバコを吸わせない環境が増えて来る中で(自分は弱い立場だと)「被害者」ぶってる人が出始めていること。そうではなくて吸いたくもないタバコの煙を吸わされる身近な他者をどう思っているのかが問われていることに気づくべきなのです。喫煙の世界に踏み込むというのは、単に個人の嗜好の問題などではなく他者と自分との関わり方が突きつけられるのだという覚悟が必要なのです。本人の健康が云々ではないのです。(それは自己責任です。)年少者が喫煙の習慣を身につけるのは15歳~18歳の頃が多いと思われますが、これから喫煙してみようと思っている方がもし本ブログを読まれるようでありましたら、ぜひ頭に留めておいて下さい。


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