All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

「主力2、3人が兵役でいない」   日韓野球決戦の陰で

2009年11月15日 09時07分25秒 | 歩く印象派
サンケイスポーツ - 11月15日 08:04

巨人アジア一!阿部「最高」逆転3ラン!

 日韓クラブチャンピオンシップ(14日、巨人9-4KIA、長崎)アジア一も獲った! 日本王者の巨人が、9-4で韓国王者のKIAに逆転勝ちした。2点を追う七回、日本シリーズMVPの阿部慎之助捕手(30)が逆転の3ランを放つなど、一挙7点をあげて勝負を決めた。原辰徳監督(51)は、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の世界一、リーグ3連覇、7年ぶりの日本一に続き、また1つ新たな勲章を手にした。


 ことし最後のお立ち台で、阿部の決めぜりふが響き渡った。


 「最高で~す」


 日本シリーズではMVPを獲得し、7年ぶりの日本一に大きく貢献。今季最終戦も、試合を決めたのはこの男のバットだった。


 「なんとかつなごうという気持ちで行ったのが、いい結果につながった。勝って締めくくることができてよかった」


 1-3の七回無死一、二塁。3番手で登板した郭正哲(クァク・チョンチョル)の直球をフルスイングすると、打球は長崎の巨人ファンで埋め尽くされた右翼席中段に吸い込まれた。


 今季の阿部に勝負強さをもたらしてきたのは、勝利への執着心だ。日本シリーズ第3戦では、対戦経験のほとんどない日本ハム・江尻を迎え、打席に向かう際にベンチにジェスチャーで持ち球を確認。「常に自分を奮い立たせていた」というとっさの機転で、試合を決める適時打を放った。


 日本一達成の翌日には、早くもこの日の試合に意識を向けていた。同僚の李承ヨプ(イ・スンヨプ)にKIAの状況を質問。「主力2、3人が兵役でいない」という情報を手に入れていた。


 そんな主将の3ランをきっかけに、打線が爆発。打者12人の猛攻で一挙7点を奪い、巨人らしい勝ち方で最終戦を締めくくった。


 右肩のリハビリから始まった阿部の09年。日本代表として世界一をつかんだWBC。レギュラーシーズンの3連覇、そして7年ぶりの日本一。アジア一も手にいれた。


 「1年間温かい声援を送ってくれたファンの皆さんに感謝しています」


 阿部にとっては長い1年だったが、最高の結果ですべての苦労は報われたはずだ。

>「主力2、3人が兵役でいない」
 韓国には未だ兵役が存在する。

拙記事
韓国の軍隊参照ください。