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森羅万象 ~ 歩く印象派

おくりびと・ナウシカ…作曲は天職 久石さん紫綬褒章

2009年11月03日 07時40分55秒 | 歩く印象派
2009年11月3日7時32分asahi com

 宮崎駿アニメや北野武作品、話題の映画「おくりびと」などで、映像と調和した独自の音世界を築いてきた。音楽を手がけた映画が来春にかけて6本も公開予定という人気ぶりだ。受章の知らせも徹夜続きの仕事場で聞いた。

 長野での少年時代、年間300本は映画を見たという。「とくにキューブリックの映画『2001年宇宙の旅』での、宇宙の映像とワルツの出あいは新鮮だった」

 中学時代から作曲らしきことを始め、20代は現代音楽に取り組んだ。宮崎監督の「風の谷のナウシカ」(84年)をきっかけに、より多くの人々に親しまれる“町中(まちなか)の音楽家”に転じた。心がけるのは「映像と音楽が対等であること。説明するのではなく、きちんと距離を置いてどれだけ映像に貢献できるか」。

 ゼロから作品を生み出す作曲は、天職だという。「音楽って、感情的に受け入れられる一方で、非常に論理的。きちんとしたシステムさえ組めれば、無駄な音のない、それぞれの人の思いが投入される曲が出来るはず。自分としては道半ば。受章を励みに、より良い曲を作っていきたい」

>「『2001年宇宙の旅』での、宇宙の映像とワルツの出あいは新鮮だった」これは私もまったく同感!

あの、宇宙ステーションとシャトルのランデブーの躍動感にぴったし。

「美しき青きドナウ」をレコード店で探し、それこそ擦り切れるほど聴きまくった。

フジテレビの「ビートポップス」で紹介され、冬休みにテアトル東京に観に行ったのが懐かしい。

「沈まぬ太陽」、社内報で批判=客離れ誘発に危機感-日航

2009年11月03日 07時26分55秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
11月3日3時0分配信 時事通信

 経営再建中の日本航空が、同社をモデルにした公開中の映画「沈まぬ太陽」(山崎豊子原作、若松節朗監督)を社内報で取り上げ、「当社を取り巻く厳しい経営状況は世間の注目を浴びている」との認識を示した上で、「企業として信頼を損なうばかりか、お客様離れを誘発しかねない」と批判していることが2日、分かった。混迷する再建をめぐる社内の危機感が浮き彫りになった形だ。
 社内報は映画公開直前の10月21日付。「心をひとつに立ち向かおう 風評・批判に惑わず」と大見出しが躍る。
 映画で描かれている社内の報復人事や役員の不正経理、政治家・旧運輸省幹部らへの利益供与や贈賄について「こんな不正があるわけがない」と一刀両断。「国民航空」の名称やジャンボ機墜落事故の克明な描写から「『フィクション』と断っているが、日航や役員・社員を連想させ、日航と個人のイメージを傷つける」と反発している。
 また、事故をめぐって「作り話を加えて映像化し、商業的利益を得ようとする行為は遺族への配慮に欠ける」と非難。さらに「しかるべき措置を講じることも検討している」と法的手段も辞さない姿勢を見せている。

 日航の経営危機は合理化の遅れなど放漫経営が要因の一つと指摘され、再建は政府主導で進められることになっている 

転落でけがの可能性 韓国岳遭難の小5、死因は低体温症

2009年11月03日 07時24分50秒 | 山関係のニュース(報道されたもの)
2009年11月2日23時34分 asahi com

 宮崎、鹿児島県境の韓国(からくに)岳(1700メートル)で10月31日に家族と登山中に行方不明になり、2日に8合目付近の沢で発見された宮崎市の小学5年の男児(11)は、心肺停止の状態で宮崎県の防災ヘリコプターで同県小林市の病院へ搬送され、同日午後3時12分に死亡が確認された。宮崎県警などによると、死因は低体温症で、死亡推定時刻は1日未明から早朝にかけてとみられる。

 男児は、宮崎市大坪西2丁目、同市職員宮田康史(こうじ)さん(40)の長男、将希(まさき)君。遺体の頭部に外傷があったことから、同県警は、将希君が斜面を転落した際にけがをして歩けなくなった可能性もあるとみて調べている。

 2日は午前7時半から県警えびの署や地元消防団、陸上自衛隊などが約1200人態勢で捜索した。同署などによると、午後0時26分、将希君は大浪池近くの避難小屋から山頂に向けて約500メートル上った登山道を150メートルほどそれた枯れ沢(高さ約3~6メートル)で発見された。額などに傷を負い、仰向けに横たわっていて、すでに心肺停止の状態だったという。

 同署や関係者らによると、将希君は31日午前11時20分ごろ、両親と祖父、妹の5人でえびの市のえびの高原側から山に登った。将希君は2合目付近で「先に行くね」と言い、1人で進んだまま行方が分からなくなっていた。