All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

対馬海峡に発生「にんじん雲」、集中豪雨の原因に

2009年07月25日 12時15分01秒 | 地球の不思議・宇宙の不思議
24日午後3時の衛星画像。朝鮮半島の南に、九州北部に向かって放射状に広がる「テーパリングクラウド」が見える=気象庁提供

2009年7月25日11時32分

 九州北部で24日に起きた集中豪雨では、次々と積乱雲が発達する「テーパリングクラウド」(にんじん雲)と呼ばれる現象が対馬海峡付近に発生し、集中的な大雨をもたらしていたことがわかった。福岡管区気象台が25日、明らかにした。強い南よりの風に運ばれた暖かく湿った空気が対馬海峡付近で東よりの風とぶつかって上昇、積乱雲が連続して発達したと見られている。

 同気象台によると、24日には暖かく湿った空気の帯が、太平洋高気圧を回り込むようにして、九州北部付近にあった梅雨前線に向かって舌のような形で流れ込む「湿舌(しつぜつ)」という気象状況にあった。この湿った空気を吹き込む風が非常に強かったため、活発な積乱雲が次々に発達するテーパリングクラウドが現れた。

 この雲は1カ所から細い扇状に広がることから、「にんじん雲」とも呼ばれる。テーパリングクラウドでは、大雨をもたらす積乱雲が連続して作られているため、集中的な豪雨をもたらすという。

使用済み核燃料、貯蔵ほぼ満杯 再処理進まず原発ピンチ

2009年07月25日 08時01分42秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
日本原燃の使用済み核燃料を貯蔵するプール=日本原燃提供

2009年7月25日7時13分朝日COM

 原子力発電所で使い終わった核燃料がたまり続けている。青森県六ケ所村の再処理工場が稼働しないためで、近くにある貯蔵施設は満杯に近づき、そこに持ち込んできた原発の中にはあと数年分しか独自に保管できない所もある。最悪の場合、原発が運転できなくなる可能性もあり、電力会社は頭を悩ませている。

 六ケ所村にある日本原燃の使用済み核燃料の受け入れ貯蔵施設。縦27メートル、横11メートル、深さ12メートルのプールに、長さ4メートルを超える燃料棒を数十本束ねた「燃料集合体」を沈めて保管している。

 施設には同じプールが計三つあり、使用済み核燃料に含まれるウランの量にして3千トン分を貯蔵できる。98年から入れ始め、今年3月末までに2500トン分が埋まった。09年度には330トン分が運び込まれる計画で、10年度には170トン分しか受け入れ余地がない。

 施設が満杯に近づいているのは、使用済み核燃料の「出口」である再処理工場が不具合続きで本格操業できないからだ。再利用できるウランとプルトニウムを取り出す日本原燃の再処理工場は、06年3月に始めた試運転を今年8月で終え、地元との安全協定を結んで10月から本格操業に入る計画だった。しかし現在は不具合の原因を調べ、点検している段階だ。日本原燃は操業に向けた計画を練り直し、8月中に発表するが、児島伊佐美社長は5月末の記者会見で「大変厳しい」と話し、事実上、10月からの本格操業を断念している。

 国内に53基ある原発からは毎年900~1千トンの使用済み核燃料が出る。これまで年平均で約360トンが六ケ所村の貯蔵施設に運ばれ、残りは各原発の敷地内の使用済み核燃料置き場にためている。しかし東京電力の福島第一原発はこのままでは12年度下半期で貯蔵量が満杯になるなど、多くの原発で余裕がなくなりつつある。

 電力各社はこれまで、原発内の使用済み核燃料置き場に当初の予定より詰めて置けるようにするなど、様々な取り組みをしてきた。東電の切り札は青森県むつ市に建設を計画している「中間貯蔵施設」。使用済み核燃料3千トン分を、金属製の大型容器(キャスク)に小分けして保管する施設だ。10年7月に着工し、12年7月に受け入れを始める計画だ。

 計画通り進めば、福島第一原発の貯蔵能力が限界に達するまでに間に合うが、まだ国の事業許可が出ていない。07年7月の新潟県中越沖地震で、原発関連施設の耐震安全性を見直す必要が生じたためで、東電は追加の断層調査などをした。再処理工場が動かず、中間貯蔵も間に合わなければ、福島第一原発の一部が運転できなくなる。東電は「そのような事態にならないよう日本原燃は再処理工場の技術的問題の解消に取り組んでおり、東電も支援している」とするが、綱渡りの状態だ。

 国内の電力会社は以前、英仏の核燃料会社に使用済み核燃料の再処理を委託していたが、契約した量に達した98年にやめた。その際、10年までに中間貯蔵施設を設ける必要があるとしていたが、建設計画があるのは東電と中部電力だけだ。再処理工場が稼働しても処理量を超える使用済み核燃料が出るため、原発内の置き場が埋まりつつある電力各社は中間貯蔵施設の建設を急ぐことになる。(諏訪和仁)

>「37基も立っていた♪」とキヨシローが唄った日本の原発はあとさきを考えずに建設を続けた結果、53基にも達している。その「つけ(代償)」はあまりにも深刻で罪深い。

正規と非正規で2・5倍の所得差 格差認めた経済財政白書

2009年07月25日 07時38分27秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2009.7.25 00:08産經新聞

 企業内失業者が600万人を超えるという衝撃のデータが示された平成21年度の経済財政白書は、深刻さを増す雇用問題と表裏一体の関係にある格差問題についても詳細に分析した。具体的には「所得格差の拡大傾向が続いている」と格差の広がりを明確に認めるとともに、その原因についても「非正規雇用の増加が主因」と断じた。衆院選では与野党ともに雇用や格差問題への積極的な対応を訴えようとしており、選挙戦での争点となりそうだ。

 「構造改革の裏側でいろんな『ひずみ』が出てきた。それを正面から認めたことは意義がある」

 閣議に白書を提出した林芳正経済財政担当相はこう語った。麻生政権ではこれまで、小泉政権下で進められた構造改革に伴う“ほころび”の修復を目指してきたが、今回の白書は、非正規労働者が増えた要因の一つとして、製造業への派遣を解禁した小泉政権の「労働法制の改正」を初めてあげた。行き過ぎた規制緩和が格差拡大につながった側面を認めた格好だ。

 格差拡大を政府に認めさせたのは数字だ。家計調査などをもとに所得格差の現状を指数化した代表的な経済指標「ジニ係数」は昭和62年以降、一貫して格差の拡大傾向を示している。

 さらに白書は景気悪化に伴い「『派遣切り』などの形で雇用調整が行われた」と失業率の急激な悪化を指摘。「仮に20~21年のジニ係数を推計すれば格差はかなり拡大しているだろう」(内閣府幹部)と、失業の増加が格差拡大を加速させることを懸念している。

 このほか、白書には「正規と非正規との間には生涯所得で約2・5倍の格差が生じる」「年収300万円未満の雇用者が19年に50・2%と過半数となった」など、非正規労働者の増加が格差拡大の主因であることを裏付けるデータが数多く並んでいる。

 一方、白書は格差対策の一つとして、税控除の恩恵を受けられない低所得者対象に給付金を支給する「給付付き税額控除」を検討課題に挙げたが、それ以外は「景気回復が最大の格差対策」と結論づけた程度。衆院選では自民、民主両党とも、所得格差が次世代の子や孫に受け継がれる「格差の固定化」を防ぐ施策を打ち出す方向だが、給付付き税額控除や失業者支援の拡充など似通った政策も多く、どこまで有権者に訴えられるかが問われそうだ。

ダイエット大作戦Ⅲ(ミッション100) 2009年7月23日 

2009年07月25日 06時02分40秒 | 1年かけてダイエット
朝:なし。
計:0kcal

昼:みかわでランチ 白飯(180kcal)、ポークソテー(280kcal)、塩鯖(150kcal)、豆腐サラダ(120kcal)、味噌汁漬け物(80kcal)、麦茶。
計:810kcal

夜:羅凰ラーメン(650kcal)。
計:650kcal

日計:1460kcal
歩行:3000歩(100kcal)
差し引き1460kcalー100kcal=1360kcal