All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

怪奇ミニ作戦(第1話)謎のガラクタ堂の巻

2007年04月25日 18時44分19秒 | 歩く印象派
不定期連載怪奇小作戦シリーズ第1話は「謎のガラクタ堂」の巻
(註:本シリーズは友人RESANDO氏の「近くへ行きたい」に触発されて発作的に書いたものです。また次の発作が起こるまで第2話掲載時期は未定です。)

杜王町から少し離れたとある小さな町に以前から気になっている店がある。
看板には「ねぎし」と書かれている。クリーニング屋を営んでいるようだが、私が知る限りこの店が開いていたためしはない。
私が興味を覚えたのはこのクリーニング屋「ねぎし」ではない。
この店にはもう一つの顔がある。近づいてみよう。

アルミサッシ製のドアのガラスには「ガラクタ堂」とある。
営業時間が記されている。
「土 PM7:00から」
「日 PM2:00からPM9:00」
「定休日 月~金」
どうも店主は平日の昼間はどこか他所で働いていて、土日にこちらの「本業」を営んでいるようだ。その「本業」とは?

“NOSTALGIC TOYS”の文字の間に浮かぶマークは!?
上から3つまではすぐに判った。
1番上 MAT(モンスター・アタック・チームの略)「帰って来たウルトラマン」
2番目 「ウルトラセブン」に出てくるウルトラ警備隊(地球防衛軍)のマーク
3番目 科学特捜隊のマーク「ウルトラマン」
(しかも全て自家製のようだ。)
もうこれを見ただけで、この店が何を販売しているのか、すごく気になる!
できるならNOSTALGIC TOYSにお目にかかりたい!
と心の底から思った。

以下のマークは?(知ってる方がいたらご教示ください!)


そして
な、な、なんと反対側の壁にはちょっと外人さん(?)のマグマ大使とアストロガンガーが描かれていた。

店主が描いたものか?かなりの腕前である。

はたしてここに「ガラクタ堂」店主が住んでいるのかどうかは雰囲気的にかなり不明と看た。
夜、店の前を通ったのだが店は暗かった。
いつかガラクタ堂に灯りの燈る日を静かに待とう。(いつのことかわからぬ第2話に続く。)