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森羅万象 ~ 歩く印象派

韓国ソウルの旅(その3)到着~市内

2005年12月11日 23時19分53秒 | 韓国 ソウルの旅
 16時40分ごろ仁川(インチョン)空港に到着。
周りは海で大小の島々が垣間見える。非常に広大な敷地の空港だ。
成田の何十倍かはありそうだ。外にはところどころ白いものが見えた。
雪だ。
そういえばNI氏がソウル近郊は二三日前降雪があったと語っていた。
ゲートに到着するやいなや乗客達が出口に殺到したが、さしたる混乱
もなくターミナル内に入る。税関も入国審査もあっという間だった。
成田でのカード書きが功を奏したようで、専用ゲートから楽々と入国
できた。

出口には日本からのツアー客を出迎える各旅行会社担当者たちが各々
のツアー名が書かれたA4サイズの紙をかざして待っていた。
今回の我々ツアー名は「きままにステイ!ソウル3日」というタイト
ルで担当はたいへん日本語の上手な女性で黄香春さんといった。ツア
ーメンバーは総勢20人であることも黄さんからお聞きした。
我々一行が一番のりだったようだ。
なにしろ全員荷物は小振りなバッグ一つだけなのだから極めて身軽で
ふだん日本国内での出で立ちとさほど変わりはない。
しかし、この先が長かった。他のツアーメンバーは荷物が別にあるた
めバゲージでの受け取りに手間取り、結局、全員揃ったのは19時。
ここから旅行社手配のバスでソウル市内を目指す。約1時間。

やがて、大きな長い橋を渡る。漢江(ハンガン)だ。川幅の広さに驚く。
ソウル市内は噂通り車の洪水だった。片側3車線は当たり前、4車線、
所によっては5車線もある。車は左ハンドルで、右側を走る。信号は日本
と同じだが赤信号でも右にはいつでも曲がることができる。

 さて、我々を載せたバスはホテルにまっすぐ向かうわけではない。
このツアーは非常に格安なのだが、その訳は到着日と出発日に土産物屋に
必ず立ち寄ることが必須なためである。もちろん土産物の購入は強制では
ない。とはいえ、帰りの乗り込み時間の制約などからほとんどの客は何ら
かの買い物をしていくようだ。現在20時だから、これから連れて行かれる
東亜という免税ショップで1時間くらいはブラブラしなければならないた
めホテルも夕食も果てしなく遠いものに感じられた。