All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

第8回足利山岳映画会

2005年10月26日 21時57分29秒 | 私の山歩き・山の仲間たち
足利山岳映画の季節がやってきた!
そして今夜、我が家に映画会の仕掛人マサル師匠が乱入して来た!
乱入の目的は「下野新聞」に掲載する写真の選定のためだ。
マサル師匠は大量のお菓子を人道的支援として我が家に寄贈してくれた。
慢性的菓子飢饉状態の我が家にとって福音であることは疑う余地などない。
暖かい支援を受けた小生らがマサル師匠の要求を全面的に受け入れたのは当然すぎるくらい当然である。
かくして、第8回足利産学映画会は厳かにも12月4日(日)午後1時より足利市民会館別館ホールにて開催されることが明らかになった。
詳細は追って本ブログにても随時公開予定。乞うご期待!
(写真は昨年の第7回の時のもの)








癒しの場 (クロスロード)

2005年10月26日 08時00分11秒 | 仕事
昨夜は「○○ち」へ。
18時半にSK氏と待ち合わせ。少し早く着いたので久しぶりにN書店へ。「地球の歩き方」の韓国を購入。「○○ち」はN書店から通りを東へ200㍍くらい行った右角を曲がるとすぐだった。入ると女将が「SKさんのお連れの方ですか?」と言ってカウンターに導いてくれた。どうも、今夜の訪問は予め知らされているようであった。私の右には先客が一人。落ち着いた雰囲気のスーツ姿の男性で静かに酒を飲んでいた。ほどなくSK氏が到着。まずは生ビールで乾杯。そこへ、K社長が登場。カウンターの左側にゆっくりと腰を下ろした。やはり、私の来るのをすでに知っていたようだ。社長は毎晩「○○ち」に立ち寄られることも知った。金曜、土曜の晩はT社長も同席とのこと。女将が言うには「(御二人は)たいへん、仲がよい。」とのこと。これは喜ばしいことだ。K社長は近くの銭湯でひと風呂浴びてきたという。どうも毎晩このパターンらしい。(銭湯のことはこの店で知ったらしいが、昔幼少の頃はよく行っていたとも言っていた。この近くに住んでいたことがあるとのこと。)

K社長は小田原からの直行らしく、持参の「しんじょ」をご相伴に預かった。味でわかった。「すずひろ」の品だ。「わさびをたくさんつけて食べると旨いぞ。」とK社長。
しばらくしてヒゲをたくわえた体格のよい男性がカウンターのK社長の左隣に座した。後で知ったがS太郎さんと呼ばれる名物のお医者さんだった。

話題が秋の味覚にうつりマツタケ名人の話になったとき、K社長が「オ・寒やIはうちのSDらとキノコ採りによく行っているようだ。ちっともこっちには回ってこないが。」と我々のキノコ狩りがK社長さんの会社中で有名なことを示唆する発言があった。といっても、取ってきたキノコを俺(K社長)にもくれ、という話でもなかった。「キノコをよくもらうことがあるんだが、かならず、そのあと腹をこわすんだ。」とも言っていた。キノコをくれる相手がせっかく「食べられるキノコだからというのをむげに断ることもできないので食べるのだが、だいたい腹をこわすなあ。」とも語っていた。さもあらんと思った。キノコは繊維質が強く普通に食べられるキノコだって過食すれば下痢をしてしまうものだ。たぶん、たくさんもらうのだろうがそれを鍋にして一気に食べてしまってはおなかをこわしてしまう。。(も一つ、食べられるキノコでも酒と相性の悪いものも少なくない。その辺もあるかも。また機会があったらK社長にお話したい。)

カウンターの反対側は座敷のたたきで和卓が置かれている。そこへ男女のカップルが現れた。Nリゾートの料理長さんだった。私の右側の紳士はTKさんという方だった。じきにK社長を含めみなさん常連とわかった。T社長もこの方たちと楽しく過ごしているであろうことがうかがわれた。

ビールの後は何を飲もうか?ということになった。SKさんが自分の会社のボトルを出してもらったが、T社長のボトルもあるはずだと思って訪ねたらすぐに出してきてくれた。北海道白糠町のシソ焼酎鍛高譚(「たんたかたん」と読む)だ。K社長が「これはオンザロックが旨いぞ。」とすすめてくれた。さっそくいただくことにした。肴に「丸干しイワシ」を頼んだ。小太りしたイワシは脂がのっていてシソの香漂う鍛高とよくマッチした。
 K社長をはじめ、常連の方たちは小1時間もするとそれぞれ去っていった。この店は日常重責を抱えながら一日の仕事をこなしているそれなりの方たちの気持を切り替える場なのであろうことが容易に推察される。こういうオフタイムというか癒しの空間(クロスロード)がぜひとも必要なんだろうな、と思う。Aの「趣茶」もそうだ。