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森羅万象 ~ 歩く印象派

靖国参拝 (やってくれたね。)

2005年10月20日 12時05分12秒 | 平和憲法9条
旅行中に、またも(5度目だ!)小泉さんがやってくれた。
 靖国参拝だ。
中国、韓国の非難もなんのその、「私は米国と(外交上)疎遠になっても、他の国と仲良くやればそれで補うことができるという議論にはくみしない。」(昨日の民主党前原代表との討論で。)つまり、米国とだけ良好な関係を維持できれば外交はそれでよしとする考えを強調した。
友人のKING父は今回はどこで迎えたのだろうか?
外出は自粛したんだろうなあ。たぶん。

小泉さんの考えは、この前の郵政(優勢?)選挙の戦い方でよく分かった。
要するに「国民の支持があれば中国、韓国の批判・非難も恐れるに足らず。」ということだ。
じっさいに世論がそのように傾きかけているから空恐ろしい。

やがて「中国や韓国のほうがおかしいじゃないか。」という論調が支配的になっていく気配が濃厚だ。
すでに読売新聞、産経新聞は中・韓非難を後押し、いや、自分の方から積極的に広める役割を買って出ている。NHKもなんの論評もなく「小泉首相、靖国参拝」のテロップを何度も何度も放映した。(マスコミは「小泉チルドレン」だの「マドンナ」だの小泉さんの肩を持つ報道が目立つ。)

この構図は、「中国・韓国の批判に耳を貸す者は非国民」というレッテル貼りが公式にリリースされる直前だということでもある。まさに「物言えば唇寒し」の時代到来である。