投資家のブログによると、ロシア、中国が明らかに米国債、ファニーメイ債、フレディマック債を売り始めている。(債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐらリンク)
(転載はじめ)
ロシア、中国などは予想通りすでにアメリカ国債、GSEをかなり売り始めているようですね。統計はまだ発表されていませんが、明らかに売り物が出ています。
一方、日本は相変わらず「びた一文」売っていません。それどころかスワップラインを引いてドルファイナンスをつけてもっとアメリカ国債を買わせよう、という動きすらある。足元の円金利が上がっている(金融当局のミスですけどね)というのにこの追随振りはさすがにすごいと思います。(日経の報道では600億ドルのスワップラインをFRBと結んだとありますね。表向きは日本でのドル資金の流動性を保つという理由なのだけれど、日本でドル資金を調達する金融機関なんてどこにあるんだろう・・・ということですね。)
(転載終わり)
しかも、中国は米銀への貸し出し停止を指示したとされている(187298)。
日本は、日銀も民間銀行もこぞって米国債を買い(ドルを買い支え)、アメリカ金融機関への融資→買収に入っている。これは、下落圧力が高まる米国債を「日本だけで」買い支えていることになる。
米国債の格付けが下がらなくても、米国債デフォルトリスクは高まり続ける。日本政府及び金融機関は、アメリカと心中するつもりなのか?
小暮 勇午
(転載はじめ)
ロシア、中国などは予想通りすでにアメリカ国債、GSEをかなり売り始めているようですね。統計はまだ発表されていませんが、明らかに売り物が出ています。
一方、日本は相変わらず「びた一文」売っていません。それどころかスワップラインを引いてドルファイナンスをつけてもっとアメリカ国債を買わせよう、という動きすらある。足元の円金利が上がっている(金融当局のミスですけどね)というのにこの追随振りはさすがにすごいと思います。(日経の報道では600億ドルのスワップラインをFRBと結んだとありますね。表向きは日本でのドル資金の流動性を保つという理由なのだけれど、日本でドル資金を調達する金融機関なんてどこにあるんだろう・・・ということですね。)
(転載終わり)
しかも、中国は米銀への貸し出し停止を指示したとされている(187298)。
日本は、日銀も民間銀行もこぞって米国債を買い(ドルを買い支え)、アメリカ金融機関への融資→買収に入っている。これは、下落圧力が高まる米国債を「日本だけで」買い支えていることになる。
米国債の格付けが下がらなくても、米国債デフォルトリスクは高まり続ける。日本政府及び金融機関は、アメリカと心中するつもりなのか?
小暮 勇午