経済破局は来るのか?

経済破局がいつくるのかを、金貸し支配を読み解きながら、追及しています。

米国債デフォルト後の世界経済はどうなる?4~金貸しは紙幣発行権を国家に大政奉還するしかなくなる

2015年07月11日 18時24分31秒 | 日記
しかし、上手く物価操作できて目論み通り国の借金を減らすことができたとしても、この軟着陸路線を実行すれば、国の借金が膨れ上がったのは金貸し支配(中央銀行が紙幣発行権を独占し国家を相手に金を貸すという仕組み)の所為であることが誰の目にも明らかになる。そして金貸しも、このまま国債経済を続ければ国家は利払いだけで破産することを漸く悟るに至った。

しかし、金貸しにとって紙幣発行権は無から有を生み出す打ち出の小槌であり、事ここに至っても尚、金貸しは紙幣発行権を国家に大政奉還するつもりはないようである。だからこそ、国債を暴落させて国の借金を減らすことを目論んでいるのである。

今回の軟着陸路線によって国の借金を1/10に減らすことができたとしても、その後も市場拡大の為に新国債を発行し続けるだろう。それをやれば、10~20年後には、再びデフォルトに追い込まれる。それをもう一度繰り返して、最後(10~20年後)には、紙幣発行権を国家に大政奉還するしかなくなる。
実際、中央銀行が(資本注入を通じて)全銀行を完全支配することになる、この体制は、中央銀行を国有化しさえすれば全てが国有銀行となる、その一歩手前の姿が実現するということである。

但し、旧国債の暴落幅を小さくして、新国債への切換(=国の借金の減価)を何回か繰り返すことができれば、それだけ金貸しの延命期間が延びる。
従って、旧国債がどこまで下がればその大部分を中銀が入手できるのか?それが金貸し支配がどれくらい保つかのメルクマールとなる。
ex.国債を1/10まで暴落させないと入手できないのなら10年しか保たない。3割まで暴落だと20年か?


冨田彰男
コメント   この記事についてブログを書く
« 軟着陸路線の成否⇒国債をどこ... | トップ | リンゼィ・ウィリアムズ氏が... »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事