経済破局は来るのか?

経済破局がいつくるのかを、金貸し支配を読み解きながら、追及しています。

世界金融危機は、どう決着するか(ビジネス知識源)-7FRBは毎月100兆円分印刷するしかない

2016年11月28日 15時07分59秒 | 日記
ビジネス知識源(吉田繁治氏)
リンク より転載。
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■5.金融・経済対策で巨額発行される米国債が海外に売れないと、どうなるのか?

米政府は、どうやっても、金融・経済対策で、今後、数百兆円の国債発行が必要です。マネーは、そこからしか出ない。しかし、今後、海外が買ってくれるのは、わずかです。逆の、ドル債売りの可能性(確率)がずっと高い。

最後は、米ドルの信用を落とす手段、
・米国債を刷ってFRBに渡し、
・FRBは、通貨管理から輪転機になって、
・毎月100兆円近いドル札を刷る(=政府口座に振り込む)しか方法がなくなる。これは、FRBの信用悪化からの、ドルの暴落を意味します。

米国金融機関と企業の決算とが重なり、巨額資金が必要な08年12月末に向っては$1=80円に下落し、2009年は$1=60円に向かい下げると予測する理由が、これです。もうドル債を、海外が買う余裕がなくなったのです。

3大赤字(財政赤字、貿易赤字、世帯の赤字)の米ドルの価値が維持されてきた理由は、海外が1年100兆円のドルを増加買いしてきたからです。

90年代から2000年代初頭までは、中国、アジア、日本でした。原油が高騰した2000年代はアラブが加わった。アラブは、ユーロ経由でドル買いしたので、原油高騰につれ、ユーロも高騰していたのです。

2009年は、中国が言うドル買いの20兆円しかない。そして、日本の外貨準備(100兆円)のうち、幾分かを米国政府に貸すしかない。

(注)日本政府は、これをやろうとするでしょう。しかし10兆円のIMFへの貸与でも、世論(輿論:よろん)では、なぜそんな無駄なことをするのか、100兆円の外貨準備は、ドル債を売り、急速に景気が悪化しGDPがマイナス成長で失業が増え、賃金も下がる国内経済のために使えという当然の反応です。政府(財務省)も、これを無視できません。

・米国債を刷って、FRBに渡し、
・FRBは、通貨管理機関から輪転機になって、
・毎月100兆円近いドル札を刷ることが、確定したように思えます。

しかしこの策は、預金が少なかった時代の日本の戦時国債(=金融機関が買えないので日銀引き受け、個人マネーや貴金属は鉄に至るまで国家へ拠出:国家総動員令)のように、ドルの通貨信用を下げるものです。

米ドルの暴落(世界がドル債を一斉に売り、米国の市場の金利が高騰する)の恐れがある。

●これが起これば、ドル債が売られて下落し、結果として米国の市場金利が高騰し、米国の実体経済は、確実に、恐慌に向かいます。

欧州の投資資金が一斉に引き揚げた極北の小国、アイスランドのような、恐慌になるのです。(かつては漁業国:1年前まで金融国で、人口30万人の1人当たりGDPでは、一時は世界5位でした)

漁業をしていた人が、金融ブームで銀行のマネジャーになり、ローンで、1億円に上がっていた家を買った。今年になって、銀行がつぶれた。ロシアが、アイスランド支配を目的に、資金貸与することになった。銀行員は、漁船に戻った。いずれ自己破産する・・・TVで言っていました。

去年まで、数千万円の決算ボーナス(利益配当)をもらうのはザラだったウォール街は、今、瀕死(ひんし)状態で、5万人、10万人の金融失業があふれる。隠れた失業の数を、数えることもしない。意味がない。

今日は感謝祭。1か月のロングランの、クリスマス特売が始まります。小売業は、これから1ヶ月で、普通の月の3倍から4倍を売る。売上は確実にマイナスで、小売り企業の多くが赤字に転じます。

2001年の9.11よりはるかにひどい。あのときは、米国人の愛国心が萌(も)えた。敵はテロだった。今、敵は何か。デリバティブか・・・強欲か。

政府は、財源の目途がない金融・経済対策を言う。しかしマネーは、一向に回ってこない。金融機関の損失補てんに、滞留している。金融機関は、貸す余裕がない。




匿名希望
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