経済破局は来るのか?

経済破局がいつくるのかを、金貸し支配を読み解きながら、追及しています。

世界金融危機は、どう決着するか(ビジネス知識源)-8突然、旧ドル2:新ドル1に切り下げ

2016年11月29日 12時15分26秒 | 日記
ビジネス知識源(吉田繁治氏)
リンク より転載。
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■6.2008年1月14日~21日に・・・

米国の金融関係の高官、FRB、政府の財務関係の一部高官は、以上の事情を、よく知っています。

●政府とFRB内の(非公開の)議論では、海外がドル債を買わなくなった後の対策が、検討されているはずです。

サブプライムローンの帰結が、金融危機になることは、2005年ころFRB内部での議事録にもなっていたことが、竹森俊平氏の『資本主義は嫌いですか。それでもマネーは世界を動かす』で明らかです。グリーンスパン時代のFRB幹部は「サブライム危機への認識を共有していた。」 このことからも、今、当局の高官は、「米ドル債を、海外が増加買いしなくなった後の対策」を検討しているはずです。

オバマ氏は、2009年1月14日、聖書に手を置き、大統領への就任式を行います。

資本主義の行方が、とは言わない。そこまで大袈裟ではない。1971年、時の大統領ニクソンは、世界の誰にも事前には言わず、突然「金ドル交換停止」を発表しました。それに似たことを推測します。

米国は、主要国の中央銀行を集め、説明会は行った。「方針は決定した。説明の必要はない。質問には答えない。実行があるだけである。」木で鼻をくくるものだった。

▼以下は推測です:(注)あくまで、論理からくる推測です。

どんな策か? 米国を350兆円の純借金(=対外債務2000兆円―対外債権1650兆円:07年末)から解放する策でしょう。

もうこれ以上、海外に借りることはできない。海外が、米国債を買わない。米ドルは、世界にあふれすぎた。海外政府が持つ外貨準備だけでも600兆円ある。

●「1月21日以後、米政府は、FRBを事務局に新ドルを発行し、旧ドルとの交換比率は(例えば)2:1とする。」 説明はそれだけでしょう。1971年のニクソンと同じように、実行があるのみと答える。

新ドル換算では、米国の対外債務(借金)は1000兆円に減ります。日本の対外債権610兆円(主は米国の対外債務:07年末)も、新ドルでは、305兆円と半分に減ります。

他方、米国の対外債権は、1650兆円(07年末)です。

日本に対しては、360兆円の対日債権(07年末)です。日本株を含む証券に221兆円、その他証券投資で118兆円ある。これらは円建てです。従ってこれは減らない。(注)07年末データは財務省。株安で40兆円くらい減っていますが。08年データの発表はまだない。

今、株価の下落後の時価で300兆円の対日債権があるとすれば、この価値は変わらない。そうすると、以下のようになります。
[対日債権 300兆円-対日債務305兆円に減価=対日純債務5兆円]

250兆円(07年末)もあった対日純債務は、一夜で、5兆円に減る。得をするのが米国で損をするのが日本です。こうした、通貨切り下げができるのが、基軸通貨の特権です。

この対日債務と同じように、米国の2000兆円の対外債務が、1000兆円に減る。しかし1650兆円(07年末)の対外債権の実質額は、減らない。これが世界の株価下落で、650兆円分(60%)時価が下落していても、対外債権は1000兆円です。

[米国の対外債権1000兆円-対外債務1000兆円に減価=対外純債務ゼロ]となって、1月21日以後、バランスします。

海外は、1.21以後2000兆円が、1000兆円分に減った米ドル債券を売っても、1000兆円でしかないので、保有するだろうと言えます。(注)1.21はあくまで、論理的な推量です。




匿名希望
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