映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

第九軍団のワシ  THE EAGLE 2011

2012-12-30 | 映画 た行
英国の歴史・ファンタジー小説作家、サトクリフ原作の映画です。
古代ローマの物語って魅かれます。
劇場公開されていたのを知らず、DVDの予告編で知り鑑賞しました。



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          第 九 軍 団 の ワ シ
               THE EAGLE OF THE NINETH

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 < ストーリー >
西暦120年、ローマ帝国の支配下だったカレドニア(今のスコットランド)の内乱を平定するため
ローマ帝国最強の第9軍団が出撃するが敗退、象徴たるワシの像も行方知れずとなる。
20年後、第9軍団の副司令官だった父親が無くした軍のシンボルである黄金のワシと取り戻すため
軍人マーカスは帝国の最北端カレドニアに赴任するが負傷し帰還。
治療を受け、奴隷にしていたカレドニア人エスカとともに再度北を目指す。
ワシの像を取り戻し、父の汚名をそそぐことができるのか?


           
マーカス: チャニング・テイタム          エスカ: ジェイミー・ベル

 
西暦120年はハドリアヌス帝の時代。
ローマ帝国史上最大の領土を治め、カレドニア人との紛争が続いていたブリタニア北部に
「ハドリアヌスの長城」と呼ばれる防壁を構築。地元の兵士を採用し、軍団の兵力を確保し、
経費の節約を図ったという五賢帝の一人です。
以前見たドキュメンタリーで、今も英国北部の地で発掘するとローマ人のサンダルが出てくる
という映像を見て、よくもまぁあんな遠くまで派兵して城壁を築いたもんだと驚かされました。
英国の北の端で反乱が起こっても、ローマに情報が届くまでどれだけ時間がかかったんでしょう?


本作はそんな時代、父の名誉挽回とワシの黄金像奪還の旅に出る若者マーカスと、
彼に命を助けられた奴隷戦士のブリタニア人青年エスカとの間に生まれる友情物語です。

           
 
しかし英国の北部、今のスコットランドあたりにいたピクト人って
髪型といい、全身に泥?を塗ったり、西部劇のインディアンのような風貌です。
あの恰好で北の寒さを凌げるのか?と関係ないことが気になってしまいました。
(訂正:ピクト人ではなくアザラシ族だったようです

マーカスを演じるチャニング・テイタムがとってもヤンキーで、
ローマ人って感じがいま一つなのがちょっと残念です。





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1 コメント

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2012-12-30 22:03:49
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