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50/50 フィフティ・フィフティ

2011-12-14 | 映画 は行
トーキョー女子映画部さんの試写会で、ひと月くらい前に鑑賞。
やっと劇場公開だと思ったのに・・・ヒットしているのかしら?
地味ですが、なかなかいい~映画です


主演は「500日のサマー」で草食系気弱な男子を演じた後、「インセプション」でスーツ姿で激しいアクションを決めデカプリオを食うほどのクール!な演技を見せたジョセフ・ゴードン=レヴィット。
本作では、またまた肉食女子にカモにされる心優しい気弱な草食系です。



    ************

         50   /    50 

    **************     


 < ストーリー >
酒もたばこもやらない真面目な27歳の青年アダムはラジオ局で働いている。
ある日、突然5年生存率50%のガンの告知を受け、生活は一変する。
アダムを気遣ってはれものに触るような会社の同僚たち、看病の重圧に負けそうな恋人、
同居を迫る世話焼きの母親。
告知前と変わらず付き合ってくれるのは、病気を“ネタ”にナンパをそそのかす女好きの親友カイルだけ。
新米セラピスト、キャサリンのカウンセリングを受けながら、ガンの日々を乗り越えようとするアダム。
しかし辛い抗がん剤治療の効き目が表われず進行続けるガンに、摘出手術を受けることになる。

ガンを克服した脚本家の実話を基にした「笑える難病映画」です。
辛い体験を克服した脚本家だからこそ書ける、湿っぽくならない難病ストーリー。
辛く・苦しい時こそ「笑い」は大事です。
笑いは心のバイタミン!


お酒もタバコもやらず、健康的な生活を送る27歳の青年がガンの宣告を受ける。
病名は「悪性神経鞘腫 神経線維肉腫」。5年後の生存率が50%、転移後の生存率は10%。
何でこんなことになるかなぁ~?神も仏もないのんか?!
こう聞くと、なんとも重い映画をイメージしてしまいますが、重過ぎず、軽過ぎず、
いいバランスで描かれています。


登場人物の誰に自分を重ねるか?

ガンを宣告されるアダムに重ねると・・・、正直なところ自分がどういう反応をするのか?よくわかりません。
茫然自失、虚ろな状況になるのか?泣いて取り乱すのか? 
運命として受け入れ、悔いを残さないようにしたいことして残された日々を過ごすのか?
私の年でも狼狽えるのに、若い身空で、人生これからって時にこんな宣告を受けたら?と思うと言葉を失います。

アダムの母親(又は男性なら父親)に重ねたら・・・、間違いなく「どうしてこの子が…?」と運命を恨み、
変われるものなら変わってやりたいと嘆き、ネットで調べまくって名医を捜し、いろんな療法を試させ、
あれこれ世話を焼くでしょう。
夫や妻なら・・・? 母親と同じ反応でしょう。

では、恋人や友人なら?
どの程度の関係か?によって変わってくるというか、
こういう危機的状況になった時、相手がどういう言葉をかけどういう態度をとるかによって、
どういう関係だったのか?が明らかになるんでしょうね。

実際、病気になったり、病人の家族を抱えたら、それを誰かに打ち明けるって・・・難しい。
どう打ち明ければいいのか、相手が引くんじゃないか?どんな反応をされるか?
反応によってはかえって落ち込んでしまうし、心の中に渦巻く感情を言葉にすること自体難しい。
打ち明けられた方も、言葉に詰まってしまいます。迂闊な慰めなんて相手を傷つけてしまうだけだろうし・・・。

そんな揺れるアダムを依然と変わらぬ傍若無人さで引っ張りまわすカイル。
「なんちゅう奴っちゃ」「もうちょっと気を使ってやれよ」と思わなくはなかったけれど・・・、
実はこっそり「ガン患者との接し方」なんて本を読んで、懸命に普段通りを装っていたと知った時
涙腺決壊です。
「ええ奴っちゃなぁ~」 何も言わず、いつも通り、そっと寄り添うというのがベストなのかな。

         

そして病院で紹介された新米セラピスト(アナ・ケンドリック)。
初めて担当する患者がアダムってことでなかなかアダムに信頼を得ることができなんだけれど・・・。
心が折れそうになった時は、肉親や友人でない、元々何も関わりのない人の方が、素直に心を開くことができるのかもしれません。
アナ・ケンドリックは「マイレージ・マイライフ」でも大学出たてのナイーブな役どころでしたが、
とても自然でいいです




試写会会場にはツール・ド・フランスで有名な自転車ロードレーサーの鉄人ランス・アームストロング氏の
財団の方が応援に駆け付けてスピーチされました。

 ランス・アームストロング氏についてはこちら →Wiki ランス・アームストロング

 ランス・アームストロング財団の「ジャパンフォーリブストロング」についてはこちら →リブストロング

  
    リストバンドをいただきました。          「ガン患者に支援を」のメッセージ









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***** 見た 映画 *****

 12月 7日 「デザート・フラワー」試写会@ポニーキャニオン BY トーキョー女子映画部

         「エターナル・キス」 試写会@ポニーキャニオン BY トーキョー女子映画部

 12月14日 「孔子の教え」@シネスイッチ銀座

         「エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン」@シネスイッチ銀座  

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2 コメント

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Unknown (セレンディピティ)
2011-12-16 12:55:13
こんにちは。
この作品、私も気になっていたのですが、
DVDでいいかな…なんて思っていました。
とはいえ、くすっと笑えて心温まる
すてきなお話のようですね。
主演のジョセフ君はさわやかで好感が持てますね。
Unknown (セレンディピティーさんへ(ryoko))
2011-12-18 03:12:15
私も試写会が当たらなければDVDだったと思います
あまり話題にのぼっていないようですが、なかなか良かったです。「笑って、爽やかに見終える難病映画」です。
ジョセフ君は、カメレオン俳優です。好感度高いですね。

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