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ジェーン・オースティン 秘められた恋

2010-04-19 | 映画 さ行
「ジェーン・オースティン」の小説はどうしてこんなに愛されているのでしょう?
彼女の作品の多くがドラマ化・映画化、再映画化されているのは勿論のこと、
「高慢(プライド)と偏見」を基に「ブリジット・ジョーンズの日記」が作られ、
映画「ジェーン・オースティンの読書会」や「ロスト イン オースティン」なるTVドラマまである。
かく言う私は、BBC制作のTVドラマに魅せられコリン・ファース演じるミスター・ダーシーのファン
いえ、ミスター・ダーシー演じるコリン・ファースのファンになり、
「プライドと偏見」でミスター・ダーシーを演じたマシュー・マクファディンのファンになったのです。
めっちゃ、オースティンにはまってるやんか!


                            

     ジェーン・オースティン 秘められた恋
             BECOMING JANE

                              
 
 < ストーリー >
作家になるまでを、トム・ルフロイとの恋をからめて描く若き日のジェーン・オースティン。

トーマス・L・ルフロイ(1776-1869)はアイルランドの高等法院で首席裁判官まで務めた実在のお方です。
オースティンが姉のカッサンドラに送った手紙や、ルフロイが甥に語った話や、
ルフロイの長女の名前がジェーンだったことなどから、二人の関係が取りざたされ
論争が続いているようです。
そして二人が恋人同士だったなら・・・という立場で書かれた本を映画化したものです。
実際、ジェーンとルフロイが『高慢(プライド)と偏見』のエリザベスとダーシーのモデルでは?
という考えもあるようです。

オースティンが生きた時代(1775-1817)、娘は財産を相続することができず
男の子が産まれなければすべて親戚筋の男子に横取り(?)されていたのですね
オースティンが本を出版するにあたっても、実名を出せず「A LADY ある女性」としたとか。
女王の時代に繁栄した国なのに、女性の地位の何と低かったこと。
オースティンの小説で知ったことですが、「世継ぎがいなければお家断絶」の日本と同様
いえ、日本は娘に婿養子を取れたけれど、英国では相続する男性に取り入って妻に迎えてもらうか
財産を取られるのを指をくわえて見ているしかなかったようです。
女性には「結婚」しか道がなく、独り者は肩身が狭く自活の道などない時代、
貧しい男性も逆玉で金持ち娘を妻にして、両親や兄弟一族の金銭的安定を確保する。
会話の中心は家柄・財産と結婚、そしてゴシップ。
話題のほとんどがそれで、ちょっと引いてしまうほどですが、この先どうなるの~?
やめられない止まらない。カッパえびせん状態。
一生を独身で通したオースティンの小説は、そんな中流社会を舞台にした婚活騒ぎを、
ちょっと引いた醒めた目で皮肉を込めて書かれたものかもしれません。
文学的なことはようわかりませんが、英語における自由間接話法(?)の発達に大きく貢献した
ことでも高く評価されているそうです。

          
独身だったオースティンということで、秘められた恋は実らなかったわけですが、だからこそ
彼女は自分の小説をハッピーエンドにしたという筋立てです。
究極の選択を迫られるジェーンとルフロイ、見ているうちにいい年をした中年のおばちゃんの私までもが
胸を締め付けられるほど感情移入してしまいました

アン・ハサウェイもジェームズ・マカヴォイもうまいなぁ~。
マカヴォイって静止画でハンサムってタイプじゃぁないと私は思っていますが、
動画になると俄然魅力的になる方です。


*追記
現在ケーブルのLaLaTVで放映中の英国TVドラマ「ロスト イン オースティン」。
#1を見逃して、#2#3を見ましたが、これがなかなか面白いです。
オースティン好きの現代女性が「高慢と偏見」のエリザベスと入れ替わり、原作ストーリーがどんどん変わって
しまいます。
どういった結末になるのか?楽しみです


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4 コメント

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マカヴォイ (海パンjoe)
2010-04-19 17:02:53
物語序盤は情けない感じ(表情も含めて)で、
後半に成長するタイプの役が多いですよね。

かなり好きな役者ですよ。
同感です。 (海パンjoeさんへ(ryoko))
2010-04-20 00:18:55
そうなんですよ。
マシュー・マクファディンもそうなんですが、見ているうちにどんどん素敵に見えてきます
英国の俳優さんは、感情を抑えた表情とか、台詞をこえた演技がいいですよねぇ~。
おととしマカヴォイさんにサインをもらえました (風子)
2010-04-21 07:06:15
スクリーンでは、とってもチャーミングですよね。
生で見ると、雰囲気や仕草が、同じくグラスゴー出身のジェラルド・バトラーと激似でした。
「ウォンテッド」の舞台挨拶では、お茶目な仕草や表情をしながらコメントして、観客を楽しませてくれましたよ。
いいなぁ~。 (風子さんへ(ryoko))
2010-04-21 09:18:18
風子さん、生情報ありがとうございます。
ヘタレから徐々にカッコよ~く見えてきて、エンドロールが流れる頃にはステキじゃな~いになりますよね。
>生で見るとジェラルド・バトラーと激似
えぇー、全然違うタイプに見えますが・・・。
「ウォンテッド」では鍛えてチョーマッチョになってましたよね。
試写会などほとんど応募したことが無いので・・・やっぱり生で見て、人間性に触れたいですね。これからは応募します

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