のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

計画というのは恣意と同義語か

2011年03月27日 06時13分08秒 | Weblog
計画停電と言いながら、

都心は、対象外だったのですね。

26日、毎日新聞朝刊の記事、「夏の電力不足対策を総動員」に

節電、節電と言っても、

背景にとても不公平な事情のあることを

窺わせる報告がなされていました。

ただ、もっと言及しておくべきことが伏せられています。

かつて

首都圏に送電する福島・柏崎苅羽の原発17基すべて止まったことがありました。

2003年4月15日のことですから、

そう遠い昔ではありません。

原発のデータが改ざんされていたことが発覚し、

送電を止めざるを得なかったのですね

(「週刊・金曜日」前出記事、広瀬隆・文「原発震災」参照)。

その後、夏に停電があったのかと言うと、

ありません。

原発依存を脱しても

そうそうは大規模停電などありえないという証拠です。

面白いデータがあるので、それを紹介します。



火力と水力で十分、最大電力消費量を賄えるのが分ります。

なぜ、そちらですべてを賄おうとしないのでしょう。

震災のため

火力発電所が復旧していないか、

立ち上げるのに手間取っているからでしょう。

「夏の電力不足対策を総動員」

と「総」を題しながら、

原発以外での発電所の能力の問題として触れないのは、

情報隠しにあたるのではないでしょうか。

それとも、東電が情報開示に応じない限り、知りようがないのでしょうか。



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