いつもお世話になっている呉服屋さんの展示会に行って来ました。
今回の展示会の目玉が「家紋」だったんです。
着物と家紋は切っても切れませんね。
一通り家紋のお話しの後に、各家の家紋を台紙にきれいに作ってくれると、いうサービスがあると。
その時、我が家の家紋(もちろん今の)の名前が分からなかったんです。
実家のは分かるんですが。
そして実家の家紋を付けた着物はあるけど、夫の家の家紋を付けた着物がない。
で、帰ってから夫に家紋は何?と聞くと
「知らない」という。
えー❗️知らないの?
実家は私が子供の頃から家紋は「桔梗」と知っていたんです。
なぜかというと、剣道の防具には家紋がついてましたから。
夫の実家に聞いてもらったら、お兄さんも知らないと…もちろん嫁であるお姉さんも。
こんな事ってあるの
これは大変だ。お婆ちゃんが居なくなったら分からなくなる可能性が、笑
名前を聞いて、ネットで調べたら該当するものが出てこない。
いろいろ調べて、やっと確認。おばあちゃんの着物を見ればすぐ分かるんですが
おばあちゃんが動けないので、すぐには確認出来ず、みたいな。(どこにしまってあるか、分からない)
娘がいないとそんなものかもしれない。
やれやれ、家紋騒動でした!笑
ちなみに
家紋を付ける着物は
⭐️ 喪服
⭐️ 留袖
⭐️ 色留袖
⭐️ 色無地
そして五つ紋は喪服と留袖。
背中の紋は先祖←1
胸の紋は両親←2
袖の紋は兄弟、親戚←2
だそうです。そして譲ってはいけない着物は「喪服」
本当は亡くなった時に棺に入れるといいそうです。
そうすると、私は間違いなく自分の両親の元に行くのね、笑
実家の家紋だから…
まぁ、家紋一つでいろんな事考えました。今は喪服も留袖もレンタルが多いですよね。家紋なんてナンセンスです、ある意味…
でも、娘達には実家の家紋と夫の家紋は伝えないと、思いました。
これが調べても出てこなかったんですよ。二つ亀甲って言ってましたが正式名称は分かりません。
そしてこれが実家の家紋です。喪服(結婚するとき持参)と留袖(母の形見)はこの桔梗の家紋が付いています。
娘たちが結婚適齢期?になった時、夫の母が自分が元気なうちに嫁入り道具の「喪服」を誂えてくれると。
でも、最近は喪主でも洋服の人がいるくらいなので・・・と、喪服ではなくパールにしてもらいました。
でも、やっぱり作れば良かったかなぁってちょっと後悔です。これから作ってあげればいいんですけど^^
やはり喪服は実家で持たせるものですよね・・・