唐突に…家紋。

2014-10-27 20:32:54 | 家族

いつもお世話になっている呉服屋さんの展示会に行って来ました。

今回の展示会の目玉が「家紋」だったんです。

着物と家紋は切っても切れませんね。

一通り家紋のお話しの後に、各家の家紋を台紙にきれいに作ってくれると、いうサービスがあると。

その時、我が家の家紋(もちろん今の)の名前が分からなかったんです。

実家のは分かるんですが。

そして実家の家紋を付けた着物はあるけど、夫の家の家紋を付けた着物がない。

で、帰ってから夫に家紋は何?と聞くと

「知らない」という。

えー❗️知らないの?

実家は私が子供の頃から家紋は「桔梗」と知っていたんです。

なぜかというと、剣道の防具には家紋がついてましたから。

夫の実家に聞いてもらったら、お兄さんも知らないと…もちろん嫁であるお姉さんも。

こんな事ってあるの
これは大変だ。お婆ちゃんが居なくなったら分からなくなる可能性が、笑

名前を聞いて、ネットで調べたら該当するものが出てこない。

いろいろ調べて、やっと確認。おばあちゃんの着物を見ればすぐ分かるんですが

おばあちゃんが動けないので、すぐには確認出来ず、みたいな。(どこにしまってあるか、分からない)

娘がいないとそんなものかもしれない。

やれやれ、家紋騒動でした!笑

ちなみに

家紋を付ける着物は
⭐️   喪服
⭐️   留袖
⭐️   色留袖
⭐️   色無地

そして五つ紋は喪服と留袖。

背中の紋は先祖←1
胸の紋は両親←2
袖の紋は兄弟、親戚←2

だそうです。そして譲ってはいけない着物は「喪服」

本当は亡くなった時に棺に入れるといいそうです。

そうすると、私は間違いなく自分の両親の元に行くのね、笑
実家の家紋だから…


まぁ、家紋一つでいろんな事考えました。今は喪服も留袖もレンタルが多いですよね。家紋なんてナンセンスです、ある意味…

でも、娘達には実家の家紋と夫の家紋は伝えないと、思いました。



これが調べても出てこなかったんですよ。二つ亀甲って言ってましたが正式名称は分かりません。

そしてこれが実家の家紋です。喪服(結婚するとき持参)と留袖(母の形見)はこの桔梗の家紋が付いています。

娘たちが結婚適齢期?になった時、夫の母が自分が元気なうちに嫁入り道具の「喪服」を誂えてくれると。

でも、最近は喪主でも洋服の人がいるくらいなので・・・と、喪服ではなくパールにしてもらいました。

でも、やっぱり作れば良かったかなぁってちょっと後悔です。これから作ってあげればいいんですけど^^

やはり喪服は実家で持たせるものですよね・・・