教科書やマニアルにはない考え方。

これはいずれ本を書くためのメモみたいなものなので、理解不能・誤字脱字でいっぱいです(^▽^;)

接触、肌のふれあい

2018年08月07日 | 日記

ある研究者たちが見出しった注目すべき事実に次のようなものがあります。母親として完全に失格な五匹のサルの生い立ちを、早期の経験までたどってわかったことは、正常な母子関係発達させる機会を与えられたことがなく、自分の母親を知らず、こども同士の関係も得られなかったので、他のサルとの限られたつながりしかもったことがないということことでした。これらのうち二匹は、はじめから自分のこどもに冷酷で、他の三匹は、暴力で虐待したようです。

「幼児期における密接な接触が正常に満たされなかった雌は、成長してから、自分のこどもと正常な接触関係を保つことができなくなってしまう。また、母親が無慈悲なのは、一歳になるまでに、他のこどもとの社会的経験が不充分であったためと考えられる。」(研究者)

さたに、研究者たちは、この母親失格の雌猿は、どれも、正常な雌としての性的行動の、姿勢も反応も示したことがないのを発見しています。この雌猿たちは、その気にならないうちに母親になたのです。そのような行動は人間についてもほとんどそのままあてはまり、これらの行動の意味も事実上同じであるようです。

こどもが親に密接に「接触、肌のふれあい」をすることによって、世代をつなぐ自然的な、多くの一般的な愛情の反応様式が学習によって形成されます。それは教育によってではなく、愛されることによって、愛することを学ぶのです。

日本には湯船につかる、というこどもとの接触の機会がほぼ毎日あります。その機会は進化的にも研究するにあたいするものだと思っています。きっと、そのおかげで人情があり、おもてなしの心もそなえられるような学習が進んできたのだと思います。もしかしたら、少子化に歯止めをかける一歩になるのは、「接触、肌のふれあい」かも知れませんよ。


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