5月末にNPO法人の総会があります。
決算で昨年度の実績が出たので、それをもとに今年度の予算書を作りました。
作りながら、入社間もない頃のことを思い出しました。
予算づくりの計算を手伝わされたのです。
電卓はまだ無い時代で道具はソロバン・・・習っててよかったなあ。
でも、計算する数字は、1,200円とか800円とか50円とか、3円とか。
これなら暗算で十分・・・でも、ずいぶん小さな金額、零細企業に就職した気分。
予算って、こんなに少ないんですか、この会社?
「ば~か、単位は百万だぞ」
ということは、1,200円は12億円・・・ひえ~っ、びっくりしたな、もう。
鉛筆を舐める、という文化?もこのとき知って、その後も何かと重宝しました。
トラとタヌキもふんだんにいて・・・獲らぬタヌキの皮算用、というやつ。
ついでに収入は少なめに、支出は多めに・・・という要諦も教わりました。
収入減の要素はいくつかあっても、収入増の見込みが立つものはありません。
これでは赤字予算かな? トラタヌのお出ましか?
でも、そういうことをやっていると、いずれは粉飾決算ということに・・・。
わたしの姓が安倍で、カミさんの名が昭恵。
そうなら、行政のほうで忖度をはたらかせてくれて、8億円ほどの委託料が・・・。
あらぬことを考えながら、Excelで足したり引いたりして過ごしました。