まつたけ山復活させ隊運動ニュース

マツタケの発生は里山復活の王道であり里山を再生することはマツタケの復活に繋がる.再生アカマツ林から日本で初めての快挙!

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1350    台風24号はマツタケの豊作をもたらすか?

2018年09月24日 |  マツタケの林地栽培 

9月28日(金)は、第654回例会です.男厨シェフとして川崎泰弘さんが昼食づくりに取り組みます.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、吉村です.当日夜、是非ご覧ください.10月6日(土)はマツタケ祭になり、例会活動は休みです(お知らせ参照).

 昨年(2017)の全国のマツタケ生産量は、18tであった.前年度生産量の26%内外である.岩手県がトップで長野県、岡山県、京都府、次いで和歌山県がビッグファイブである.京都府で0.7t、後も押して知るべしで、ビッグという言葉はとてもあたらなく悲しい気持ちがします.
 
 マツタケの発生は、発生期の気象とアカマツ林の整備状態で決まるため、生産量の単年度の単純比較では意味がない.せめて10年間の生産量を比較するとその影響が取れるものとも思われる.そこで直近の10年間(2008-2017)と1930年代(1930-1939)の生産量を見てみたい.
 直近の10年間の平均生産量は、年52.5t、その期間の単年度最高生産量は140t(2010)、1930年代は、平均7581.6t、最高は1935年の10254tである.実に、最近の生産量は昔の0.7%に落ち込んでいる.アカマツ林面積の減少と里山林資源の放棄が主原因である.

 マツタケの生産量の長期落ち込みは、ブログ1348号(9月17日)に書いたように、開発をまぬかれたアカマツ林の発生環境の劣化であり、ある年の発生は気象条件に大きく左右されると考えねばならない.

 そこで気になるのが、今年は、例年になく秋の訪れが早いように思える.京都では、例年なら、10月の第2週の初めには、発生があるが、今年は今の状態なら発生が早いと思える.近畿では、和歌山の富喜マツタケが発生を見たが続くことはないのではないか.
 市場への入荷量を見ると、北海道や東北もマツタケの生産が「盛ん」である.しかし、実はこんなに簡単なものではなく、あっちの山は良いがこっちの山は出ないといわれている.おそらく山によって気象条件が異なるようだ.すると、発生の善し悪しは今後のお天気による地区もあれば発生増は望めない地区もあると考えるべきだ.

図 1.気象庁9月24日発表の台風24号の進路.台湾沖でしばらく停滞.どっちに進むか考えている.

 気になるのは、台風24号の動きである.気象庁の予報(9月24日、図1)では、9月29日ごろ、台湾の東で数日停滞するようだ.進路の転換点にいると考えられるが、超スーパーコンピューターを駆使してもその後の進路予想は難しいようです.そこで長期予想に定評が高いヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)に基づく予報を見ると(図2)、9月29日~30日に九州南部をかすめ太平洋沿岸沿いを進んで1日頃には東北に至ると予測している.

図 2. ECMWFの9月29~30日の台風の位置である.九州南部をかすめて太平洋沿岸を進むと見ている.

 台風が右側を進むと、左側にある地域は、風が打ち消されて少しは安堵できますが、まつたけ山復活させ隊の香川山BCも幾度となく設備の損壊を被ったが、台風の進路次第では被害があるのかと恐怖を覚えます.それに台風通過の後、暖かい南風が2日も続くと地温が上昇し、できていた子実体原基が全部潰れることを過去何度も経験している.

 又、雨は別でしょう.それに、台風の激しい雨は、土壌水分含量には上限があるため、マツタケ子実体成長に無駄が多いのみならず、その無駄な雨は各地に大きな水害や土砂崩壊を招くので御免被りたい.1日当たり数mmメートルほどの降水が、2・3日置きにあると我々にとってもマツタケ成長にとっても嬉しいのですが.泣く子と地頭には勝てない、それにお天道様を付け加えたい.

【お知らせ】

0)まつたけ山復活させ隊 松茸祭 JIDF里山再生と岩倉焼ラボ 開催(イベント参加希望が必要です)
日時:10月6日(土)午前10時30分~
場所:香川山BC
会費:4000円(マツタケ抜きの時は1,000円)
松茸ご飯、松茸のすき焼き、松茸の焼き物、松茸の吸い物を岩倉焼で賞味する.山づくり反省と松茸・陶芸作品の出会いを楽しむ!
定員は特に定めたくありませんが、参加人数を見て見合うようまつたけを買い求めます.先着30名ほどに限定します.問い合わせは吉村 文彦(連絡先は下記主催者の項で)へ.尚、応募締め切りは9月28日までとします.

講演会
1)京都園芸倶楽部主催 
【日時】9月27日(木) 午後1時30分~午後3時
【場所】京都府立植物園内 植物園会館2階研修室 70歳以上の方は植物園入園料が無料(氏名・年齢証明証提示)、70歳未満の方は植物園入園料200円が必要.
【演題等】人とアカマツ林とマツタケ   吉村 文彦 
       1930年代のマツタケの生産量は7582t/年 、直近の10年間のそれは56t、30年代の実に0.74%に激減である.その原因をマツタケの生理・生態、生息地の問題やアカマツとマツタケの共生関係などから探ると共に、まつたけ山復活させ隊の林地栽培の成功例を紹介する. 

2)滋賀県林業研究グループ連絡協議会主催
【日時】10月12日(金)13時~17時
【場所】セミナー&カルチャーセンター 臨湖 「多目的ホール」 滋賀県長浜市港町4-9(℡:0749-65-2120)
【演題等】マツタケは林地栽培できる 13:20~14:20 吉村 文彦
       最近のマツタケの大幅発生量減は、気象条件の変動以前にマツタケ山手入れ不足が原因である.強いシロづくりを考える.
       会員外参加大歓迎とのことです.
 
きのこ観察会
3)京都御苑きのこ観察会並びに第46回顕微鏡観察会 
【日時】9月30日(日) きのこ観察:午前9時30分~12時  顕微鏡観察会(於旧閑院宮邸):13:30~15:00
【場所】京都御所 堺町休憩所集合(間之町口 地下鉄烏丸丸太町駅下車、東へすぐ)
 主催者は京都御苑きのこ会(世話人 佐野修治氏)  HP(http://gyoenkinokokai.web.fc2.com/)参照下さい
 参加料は無料、事前申込不要.京都御苑は国民公園です.動物・植物・菌類の採集は禁止されています.

報道
4)岩手県岩泉町から生中継
番組名 :NHK総合「旬感☆ゴトーチ!」(全国放送)
放送日時:10月3日(水)12:20~12:43
番組HP:http://www4.nhk.or.jp/goto-chi/
「北上高地・森と水のハーモニー(仮)」と題して、龍泉洞の水や森林体験アクティビティ、そして旬の松茸グルメをご紹介する予定です。

 
【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 


【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ   特別企画 

654 09月28日(金) 吉村   川崎
655 10月06日(土) 三輪          JIDFラボ まつたけ祭
656 10月12日(金) 宮崎
657 10月20日(土) 吉村
658 10月26日(金) 内田   松浦
659 11月03日(土) 池内
660 11月09日(金) 三輪
661 11月17日(土) 宮崎
662 11月23日(金) 吉村   松本
663 12月01日(土) 池内
664 12月07日(金) 内田
665 12月15日(土) 三輪   内田
666 12月21日(金) 宮崎          忘年会
667 01月11日(金) 吉村
668 01月19日(土) 池内
669 01月25日(金) 内田   川崎
670 02月02日(土) 三輪
671 02月08日(金) 宮崎
672 02月16日(土) 吉村
673 02月22日(金) 内田   松本
674 03月02日(土) 池内
675 03月08日(金) 三輪
676 03月16日(土) 宮崎
677 03月22日(金) 吉村
678 03月30日(土) 内田   松浦


 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の案内看板が見えると(ゴルフ場専用道路の右折はダメです)、左に大きな駐車場(松尾ガレージと小さく表示がある)が見える.その北側に道路(路面に滑り止め化粧)がある.その道路(住宅内道路に見える)を左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.不安な方は駐車場付近から電話下さい.

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§カンパありがとう!
 
   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

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