2月27日(金)は、まつたけ山復活させ隊第477回活動日です.
午前10時に京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称)にお集まり下さい.寒さ対策は各自完璧に用意ください.
ブログの報告担当は5人の輪番制で、本日の活動報告は、宮崎 昭さんです.生き生きとした山づくりを、また山から戻る仲間の心と体を癒やす食事作りを、また私たちの作業で蘇る里山(アカマツ林)などのレポートに加えて作業を楽しむ仲間の姿が素晴らしい.皆さん 楽しそうですよ! 当日夜、ブログを是非ご覧ください.
下記にお知らせが1件あります.
まつたけ山復活させ隊10周年記念祝賀会のお誘い(概要が見えて来ました)
《前回、2月21日の活動》
山づくり作業はお腹が空きます.何と言っても食事が楽しみです.いつもの賄い班に加えてEsさんが頑張っていました(写真1).
1)
最近、うれしいことに地元で様々な活動を展開する若者の参加が、この運動に素晴らしい活気を与えてくれます.若者に薪割りの術を伝えるObさんの姿も軽やか(2).
2)
香川山から自転車で作業場に出かける方も多いが、途中の山道でタイヤが破裂する.パンク修理を終えて作業に向かうOsさん(3).
3)
ブログで何度も報告されているが、1月初めの大雪で雨よけ設備であるテントがつぶれました.いわゆる建築物でないため、雨風や積雪に弱いのです.木の支柱を縦に置いて倒れないようにねじ止めし、その上に雨よけをおきます.雨よけテントもここまで戻りました(4).完成はまだまだ先でしょうか.なんせ、下ごしらえは橋本棟梁が一人でしているものですから.
4)
ヒノキ-広葉樹林を皆伐、続いて地掻をしたエリアの土壌が肥えていたため、アカマツの生長がすこぶるよい(5).このような生態系は自然淘汰に任せていては、健全なアカマツ林には戻らない.アカマツ林の登場・成林過程を理解するとわかりやすい.おかしい病気や虫害に犯され始めた.
5)
従って、昔のようなアカマツ林の利用法を模した作業を進めている.風通しが良くなりアカマツ同士の不要な競争がなくなることを期待している(6).作業を進める有山さん、メンバーの最高齢に属する(7).
6) 7)
【お知らせ】
まつたけ山復活させ隊10周年記念祝賀会のお誘い
マツタケの生活するアカマツ林(里山)を再生しようとする私たちのこの活動は、来る6月に丸10年を経ようとしています.
放置された里山には、想像を超える有機物・落葉落枝と腐植の堆積、アカマツを弱らせる過剰の競争樹が見られます.そういえば、昔の生活は、山から始まり海に終わる有機物の循環利用を考えていたわけです.そこで、これらを毎回の煮焚き用の薪柴、畑・水田用の堆肥などに活用しています.
本当のところ、山の手入れとはこれだけの作業の広がりが必要なんだと驚きました.少なくとも週1回は山に入りますが、「これでは十分ではないよ」と毎日山に通う仲間もいます.日本に、森林ボランティアが10~20万人はいると言われますが、年に4~10回程度の手入れでは山は笑っています.泣いています.里山再生を本気で考えるボランティアは私たちだけではないかと心密かに思っている次第です.
でも、私たちの活動も、初期には参加者みんなが同じ香川山の手入れを進めていたため、仲間が何をしているのか目に見えていました.今は、致し方なく始めたことですが、徒歩30分も離れた山に各班ごとに分かれて作業をしています.どんな作業が進んでいるか実感できません.初期には感じていた一体感もうすれ、マツタケの発生は、一度見たりもしましたが、胞子が飛んでこない現状もあって簡単には参りません.加えてマンネリもあり、昔の高揚感が薄れてきています.そうです仲間を二人も失いもしました.やはり10年という時間は、僕たちの体と心を変えています.
その意味では、このことはこの組織の危機でもあります.だが、最近地元に根づいて様々な活動を進めている若い人たちの参加がこれを救ってくれています.老壮青の知識と技術と体力のコラボレーションが機能する限りはまつたけ山復活させ隊は大丈夫と安心しています.
まつたけ山復活させ隊10周年!「万歳」です.
ひとときを楽しく過ごせるようにと皆さんが趣向をこらしてくれています.
「昔は参加していたんだがね」というまつたけ山復活させ隊ゆかりの人、あるいはメンバーではないという方々の祝賀会参加を心待ちにしています.どうか共に祝って下さい!!
日時 2015年6月25日(木)午後3時30分~8時
場所 レストラン ドゥ シュウ(京都市地下鉄 烏丸線 北山駅④番出口右すぐ 戸田ビル2F 075-723-3607)
参加費 5000円 (祝賀会はビュッフェ式和洋折衷料理、フリードリンク制).
きのこ班(世話人:榎本さん)が、香川さん猫田さんゆかりのオオヒラタケをお土産にしようと栽培準備を進めています.
☆第一部 記念講演 15:00受付 15:30~17:15
司会 15:30 石原 敏行
実行委員会挨拶 三輪 新造
来賓代表挨拶 香川 晴男
講演 15:40
①10年の歩み 現状と課題 吉村 文彦(35分)
②岩倉焼きと里山(仮) 近藤 高広(陶芸・美術家20分)
アピール 16:35
①各班 班代表(11班40分)
☆第二部 宴 17:30~20:00
司会 川本 勝
実行委員会挨拶 榎本 輝彦
故杉山・大月君へ黙祷 川本 勝
乾杯 発声者 若林 広幸(建築家)
記念写真撮影 撮影者未定
アトラクション
若手メンバー TAKEちゃん他
ピアノ+アルトサックス演奏 藤林由里(ピアニスト・作曲家)・小原 清
トークショウ ケーシー有山
カラオケ 唄好きの方々
中〆 発声者 未定
まつたけ山復活させ隊10周年記念祝賀会実行委員会
委員長 三輪 新造
事務局長 榎本 輝彦
有山 勝人
石原 敏行
内田 正明
大島 隆男
川本 勝
玉城 秀夫
猫田 哲三
橋本 敏夫
前田 勲
三品 伍樓
宮崎 昭
山田 光彦
吉村 文彦
JIDFラボディレクター
近藤 高弘
若林 広幸
この記念祝賀会は、日本文化デザインフォーラム JIDF Lab事業として開催予定です.まつたけ山復活させ隊メンバー外の参加も大いに歓迎です.問い合わせは 下記主催者 吉村まで!
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§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分)
活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、現在、食材費+消耗品費として400円を徴収.登録外参加者・見学者などは要500円(施設利用代などを含む).
§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について
§1 我々のまつたけ山再生運動とは?
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています!
§5 今年の予定と目標?
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まつたけ山復活させ隊活動日
2015年2月~6月
回 開催日 報告担当者 男厨シェフ
477 2月27日 金 宮崎
478 3月07日 土 池内
479 3月13日 金 内田 小原
480 3月20日 金 榎本
481 3月28日 土 三輪
482 4月03日 金 宮崎
483 4月11日 土 池内 松浦・江指
484 4月17日 金 宮崎
485 4月25日 土 三輪
486 5月01日 金 内田
487 5月09日 土 榎本
488 5月15日 金 宮崎 内田
489 5月23日 土 三輪
490 5月29日 金 内田
491 6月06日 土 榎本
492 6月12日 金 宮崎
493 6月20日 土 三輪 松本
6月25日 木 まつたけ山復活させ隊10周年記念祝賀会
494 6月27日 土 内田
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§カンパありがとう!
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林備に努力しています.
カンパの振込先
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173
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§主 催
まつたけ山復活させ隊
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 redpinemushroom@gmail.com
香川理化学研究所
代表 香川 晴男