まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 829

2013年07月24日 |  マツタケの林地栽培 

読者の皆さん! 『暑中お見舞い申し上げます』
  梅雨が明けていないかのごとくもしくはこれが地球規模において発生する異常気象の故か、大変暑いが、記憶にある夏とはどこか違う天気が続きます.
  僕たちは、毎週集いマツタケ山造りに励んでいます.今のところ熱中症などに負ける方はおられません.

僕たちの活動は、8月2日(金)に2005年6月開始以来400回を迎えます(下記お知らせ1)! 
 私たちは、里山の崩壊をくい止めんと、京まつたけ復活を目指しマツタケ山造りを、毎週欠かさず行うことを決意した.全国にちょっと前まで240万haあったと言われるが今ではどのくらいあるのだろう、アカマツ林の手入れに取り組んだのだ.
 
 当初のもくろみ、とはマツタケ山の手入れであったが、それは大きく外れて、マツタケのホストであるアカマツの再生作業が中心となっている.富栄養化土壌はマツタケはおろかアカマツの生活も許さない里山となっていたためである. 
 参加者の皆さんは、今やもうベテランの域に達している.いい意味でも悪い意味でも、そのことは『慣れ』を生む.
 あくまでラディカルに、アカマツにとってどのような林づくりがいいかと研究する熱心なメンバーもおられる.これは頼もしい限りである.しかし、丸8年の間には、マツタケやアカマツの生理生態(生活)の基礎を学ぶ機会もなく仲間となった方もあり、また、素晴らしい活動ぶりだが、マツタケが生活する林づくりの検証を意識せず活動を続けている方もいる.

 この活動、これは林業労働に近いため3K(KIKEN.KITANAI.KITSUIなど)作業となる.このような作業を400回も維持できたことは全国的にも珍しいらしい.それは、活動を続けるためには、『参加することが楽しくなければならない』、『遊びの要素を取り入れた』ことによるだろう.これは正しかったし正しいと思っている.これからもこれは僕たちの活動のモットーである.(遊びと言うことは、実は、大変ラディカルなことであるのだが.)
 
 初心を取り戻せ!!!
 すべき目的から大きくズレないように常に検証しつつ、また慣れを排し、500回まで頑張りましょう!

    左クリックで拡大できます.


 
7月27日(土)、第399回マツタケ山づくりを行います.午前10時に京都市左京区岩倉香川山(自称:下記の§活動拠点へのアクセスを御参照下さい)にお集ま
り下さい.  当日の活動報告は、内田正明さんです.
 
熱中症・マダニ咬傷にご注意を!
 こまめに水分補給を! 立ちくらみ・こむらかえり・大量の発汗時は、熱中症の初期症状です.日陰で休み体温を下げましょう.
 ダニ類に咬まれないようにしましょう!リュックなど荷物は林床に置かずに木の枝にでもぶら下げましょう! 咬まれた後の発熱は、ダニのウイルスなどに よるものと疑い医師に相談を!

 
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§お知らせ      
1)8月02日(金) まつたけ山復活させ隊活動(まつたけ十字軍運動)400回記念暑気払い!会費3000円(企画担当は猫田哲三さん)
          活動資金集めとして、Tシャツを集めています(詳細は堀井公雄さんまで).  

2)8月5日(月)るり渓やぎ農園見学と伊吹山スローヴィレッジ小水力発電見学ツアー 参加者数名募集(ガソリン代+高速料金人数割り分負担)申し込みは(猫田さんまで)昼食は、やぎ農園古民家で夏野菜カレーとサラダとヤギ乳製品(要1000円).

3)9月7日(土)午後3時~5時 「故杉山廣行さんを偲ぶ集い」
場所:レストランおおたや(烏丸丸太町 京都新聞社屋 南側東入る)
会費:3500円

4)9月24日(火)~27日(金) マツタケ狩韓国慶州3泊4日の旅 参加者募集 費用は、韓国浦項市の補助があるので、自己負担は日本-韓国往復飛行機代と275000ウオン(宿泊、移動バス、通訳代を含む.単純換算25000円)と安くなっています.最小携行人数が15名です.申し込みは吉村まで.

5)10月7日(月)~8日(火) 岩手県洋野町大野高校 マツタケ山造り交流会(詳細は決まり次第連絡します)

6)10月末 高松市 塩江町 マツタケ山造り 交流会(詳細は決まり次第お知らせします)

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§カンパありがとう!  

      法然院 疎水傍の カフェ テラッツァ よりビール各種 50本頂戴しました.
    
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活!京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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まつたけ山復活させ隊活動      
 
予定日  2013年7月から8月
回     開催日  報告担当者    男厨シェフ
399    7月27日    土    内田    
400    8月02日    金    宮崎    400回記念 祝賀会 
401    8月10日    土    榎本    
402    8月16日    金    三輪    
403    8月24日    土    内田    
404    8月31日    土    宮崎    京都造形芸術大学学生参加 36名

☆10月19日(土) マツタケ山再生と岩倉焼 勉強会(第2回ラボJIDF後援)開催         
         岩倉焼作品の展示 岩倉焼のぐい呑みでお酒を、岩倉焼の器でまつたけ料理を味わい、里山林と岩倉焼を語る 

時 間 午後1時~6時 開場は12時30分
会 場 遊狐草舎(京町屋)075-493-9369 京都市北区紫竹西南町17-3 (今宮大徳寺西入る)
                      市営地下鉄 烏丸線「北大路」駅下車、北口より今宮通を西へ約15分
講 演 田端英雄氏(植物生態学者)深泥池から岩倉にかけての森林植生の変遷    
                   -須恵器に始まり平安京建設につながる瓦の製造と森林との関係などから考察-
討論会 近藤高弘氏(陶芸・美術作家)・若林広幸氏(建築家)+ まつたけ山復活させ隊陶芸班メンバー
定 員 展示品鑑賞 定員なし 講演会と食事会30名  
参加費 作品鑑賞と講演会の参加は無料  松茸料理代は10000円(要予約、当日徴収)
 松茸は有名ブランド『岩泉まつたけ』200gを用います.岩倉焼の器に合う松茸料理は、焼き物、松茸ご飯、吸い物と伝統的なものを考えています.しかしその発生は天候に左右されるため、不作凶作時は、松茸料理は提供できないこともありますので、あらかじめご承知おき下さるようにお願い申し上げます.
申し込み締め切りは、10月8日(火).申し込みは、まつたけ山復活させ隊陶芸班世話人内田正明さん(iwakurayaki.lab@gmail.com)まで
  

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から,終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、現在、食材費(実費)+消耗品費とし

て400円を徴収.見学者は要500円(施設等利用料を含む).

§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?


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§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 matsutake10@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

コメント
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