NPO法人テクノシップのブログ

テクノシップの行事のお知らせや白金台教室での出来事を掲載しています

桜見の頃

2013-03-08 | 教室日記
数日前、昼休みの買い物がてら教室生と散歩に出た。近くの東大医科研の構内の植え込みには、水仙も菜の花も見える。日当たりの良い所のアイリスは咲き出し、椿並木の固い蕾は、ふっくらしてきた。ハナダイコンやイヌフグリ、エンゴサクの仲間?も花を付けていて、土がふかふかしている。

防火用池に近づくと蛙たちが慌てて水底に潜っていった。「蛙!見えた?」教室生に尋ねると見えなかったようだ。そこで、じっとしていると、20匹くらいが浮かんできた。泳いだり、こちらを見たり、足を伸ばしたままプッカリしている。周りでは蛙らしき鳴き声もきこえてきて(子犬のような)小柄な教室生も何度も身を乗り出している‥嬉しがっていたら、長居をしてしまった。

こんな急な気候の変化を、私、は想像していなかった。でも、先月の中頃まで、イレギュラーで教室に通ってきていたOBは知っていたのかも?

彼が来たのは、昨年の暮れ。職場での怪我の療養を自宅でしているとリハビリにならないので、と、就労支援の人たちに混じってチャリティコンサート前の諸々の準備をこなしてくれた。その彼が年明け早々、「僕は、3月20日は花見です。」と宣言していた。‥持ち物・弁当、水筒、メインイベントはジョギング、、などと書いた、手書きのしおり、も持参していて。

「今年はまだまだ寒い頃かもよ」「桜は遅いかもね、どうかなぁ?」そんな外野の声をニコニコして聞いていた。今日みたいな暖かい日が続いていると、桜花の下のジョギングは、もうすぐかもしれませんね。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿