徒然なか話

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江里口匡史 ラストラン!

2018-07-07 20:47:17 | スポーツ一般
 陸上の日本男子短距離界の一時代を支えた江里口匡史(えりぐちまさし)さんが競技生活を引退することになり、今日、故郷の熊本でのレースでラストランを迎えた。今日、熊本県民総合運動公園陸上競技場で行われた「2018国体陸上熊本県最終予選」の男子成年100㍍予選に出場した江里口さんは、最後のレースを10秒82で走り切り、この組2位となったが決勝は棄権した。城内のアナウンスでラストランであることが紹介されると観客から大きな拍手が贈られた。また、メディアの取材も多く注目度の高さがうかがえた。
 江里口さんは鹿本高校の時に国体で優勝して注目され、早稲田大学に進学してからもインカレで優勝するなど活躍した。特に2009年から2012年までは日本選手権の100㍍で4連覇するなど、日本短距離界のエースに君臨した。ロンドン五輪の100㍍およびリレーメンバーとして出場。今日、女子成年100㍍で優勝した野林祐実選手とともに長い間、熊本の短距離を牽引してきたが、一つの時代が終わったという実感が込みあげてきた。


レース後、後輩たちから花束を贈られ、競技場を去る江里口さん