ああ、たるたる人生  -スペイン版ー

素晴らしい、たるたるな日々のつぶやきを。現在、アンダルシア新婚&育児生活編。

マヌちゃんいとこの結婚式

2006年10月24日 | 新婚生活
先週の土曜日、マヌちゃんのお母さん側のいとこ、シルビアちゃんの結婚式にマヌちゃんパパママ、お兄ちゃん、マヌちゃんと行ってまいりました。ちなみにこのためにわたしはスーツを買いました。初スーツなんてったってマヌちゃんの奥さんとしての初の公式の場ですものね。

実はシルビアちゃんバツイチ。前回はもちろん教会で、招待客は500人はいるかというほど豪勢なお式だったそう。しかしこの国じゃ2回も教会では結婚できません。なので今回は市民婚でした。招待客はうちらの結婚式と同じくらいかな?100人はいないだろう、ってとこ。会場はハエンの披露宴会場。会場は1時半。

一番に到着したのはわが家族でした。その後新郎、新郎の家族、などなど。

まずは室内に設けられた結婚式会場に招待客着席。新郎入場、その後新婦入場。この流れは教会の結婚式とおんなじでした。新婦もウェディングドレスだったし。けど白じゃなくてシャンパンゴールドだったのはやっぱり2度目だから?
厳かな雰囲気はほぼ皆無の朗らかな結婚式でした。

まず新郎新婦の友人と思われるおっさんが二人についてしゃべったあと、結婚に関する法律を読んで、「これを望みますか?」と新郎新婦に問いかけ、「もちろんですわ」と答えたあと指輪の交換とチュー。その後おじさん詩を読んだりしてから式は終了。二人は写真撮影に出かけていきました。

その間招待客は隣の部屋の披露宴会場へ。そこにはすでに生ハム、アーモンド、オリーブ、パテといったアペリティーボが並んでいます。これをつまみながら新郎新婦を待つのです。お酒もたっぷり。その後ゆでえび山盛り、たこなんかも登場。これだけでもおなか結構張りました。


新郎新婦到着後、ようやく(?)食事開始です。

まずはホタテのグラタン。

お次はスズキのオーブン焼き。一人一匹

マンゴーのシャーベットで口直しをして、

しめは子羊の足のオーブン焼き。一人いっぽん。

ウエイターが運んでくるさまはなかなかの見ごたえでした。だって足が、足がいっぱい!

ケーキカットの後、デザートでこのケーキとお茶碗サイズのでっかいティラミス味のアイスクリーム。

まいりました。 2時から6時過ぎまで食べ通しでした。

けど羊さん以外ほとんど食べちゃいました
マヌちゃんより食べましたなんせ妊婦ですから←いいわけ。

ご飯はとっても豪勢でおいしかったです。けどアペリティーボは絶対うちらのほうがよかったね、とマヌちゃん。なぜならうちの結婚式の生ハムはほんとにいいやつだったんですよー。おぼえてるかな?

途中、引きでものに女性はみんなキーホルダー&タバコ4本、男性は葉巻をもらいました。写真はマヌちゃんシャンパン片手に葉巻をふかすところ。いやあ、マフィアくさいねっ!

食事が済めば音楽が鳴ってみんなおどりだします。我が家は踊らず退散。ご馳走様でしたお幸せに


妊娠のすすめ

2006年10月24日 | 妊婦生活
とってもおひさしぶりです。ここしばらくネットをする機会がなかなかゲットできず久々の更新となります。

先々週、マヌちゃんのパパママまたもや来グラナダ。もちろん食べ物たんまり持ってです。ついでにこんなプレゼントまで!

これみんな妊娠や赤ちゃん、育児関連の本です。マヌちゃんママが職場で配ってる冊子や、友達の助産婦さんにもらった雑誌、このほかにもベイビーグッズまで持ってきてくれました。

たんまり!

けど2日ほどでほぼよんじゃいました。流し読みだけど。けどたのしーい。

最近のベイビーの様子だけれど、もちろんエコーなんで見れないからわかんないけどすくすく成長してるよう。目が覚めたとき、下っ腹におでぶのおなかとはあきらかに違うメロンみたいなふくらみがあるんだけど、これが徐々に大きくなってきてます。たぶん。

マヌちゃんはエコーでわが子の姿を見て以来、毎日何度かベビーに話しかけてます。なかなかほほえましい光景です。このあいだ、このマヌママのくれた雑誌をテーブルに放置してたらあたしがお風呂に入ってる間に読み出して、「あかんぼって生まれてすぐに母親のにおいも顔も声もわかるらしいよ!」と感動してちょっとなきそうになってました。

先日歯科検診にいってきて問題なしでした!ちなみにこの国、歯科医療はすべて自己負担、けど妊婦の場合は重要だから保険が利いて無料らしいです。

後日、母子手帳もらいにいったら「今は何もすることも書くこともないからあげる意味がない。次の助産婦さんとの約束のときにもらいなさい」とのこと。というわけで15週にして母子手帳なしです。けど実は母子手帳自体はマヌママは持ってきてくれたからあるんです(写真右上ピンクのファイル)。検査や生まれてからの育ち具合を書き込むとこだけでその他の情報はほとんど何もないのでなーんだという感じです。日本のもそうなの?なのでもう母子手帳ほしがるのやめました。

今後の予定は17日に助産婦さんとの約束、29日に大病院にて20週目のエコーと問診。それまではただベイビーの成長を見守るのみです。

12週 エコー検査

2006年10月06日 | 妊婦生活
本日はじめてのエコー検査でした。12週検診、になるのかな?

そういえばおとといあたりから急におなかが出てきたような。目覚めにおなかを触ると下っ腹にメロンがごろんと入ってるようなかたいふくらみを感じます。きっとこれはベイビーの仕業ね。

はじめて緊急以外で大きな病院にいって検査。はじめに問診、あとエコー。お医者さんはとーっても親切でした。

前回緊急でエコーを見たときはマヌちゃんは中に入れなかったけど、今回はOK。マヌちゃん初のベイビーとのご対面となりました。

ベイビーはもう立派に赤ちゃんの形をしてました。7週のときはナメクジみたいやったのに!

あたしのおなかの中にちょこんと座ったベイビーは、ひっきりなしに動き回って、顔をごしごししたり、指しゃぶったり、ぐるぐる回ったり。あまりに動くのでお医者さんも「いやあ、元気だねー」と大きさを測るのに苦労してました。もうびっくりするほどかわいい!!かなりのやんちゃもののようです。12週にして愛嬌ありまくりです。マヌちゃんもわたしもエコー見ながらにやけっぱなし、とっても感動しました。

ベイビーの頭からおしりまでは62.7mm。ただいま87日、12週と3日。超順調に成長しているとのこと。

予定日は4月の17日です。ああ、ベイビーの元気な姿を見てほっと一安心です。

お医者さんはうちら二人とも若くて健康、赤ちゃんも何も文句なし、パーフェクト!!といってくれました。何よりですね。

唯一残念なのはベイビーの写真がもらえなかったこと。なんせ公立で無料だもんね。しょうがないか。

ベイビーとご対面した今、マヌちゃん父親になる実感がわいた様子。もちろんわたしも。ああ、毎日でもエコーが見たいよう!!

さて、9日はやっとこ産科の先生とのお約束です。母子手帳がもらえるぞい!

鉄板について

2006年10月03日 | 台所修行
先ほど書いた「鉄板焼き」。スペインではよくある調理法です。スペイン語で鉄板はplancha(アイロンも同じだよ)、動詞はplanchar、なんたらの鉄板焼きというときは、a la planchaといいますね。

家庭ではつまりホットプレートのことです。これ、どこのおうちにもある必須用具のようです。(我が家にもあります)日本では焼肉とかお好み焼きとかでしか使わないけど、ここでは結構メジャーです。

たとえばお肉や魚のフィレを焼くとき、今回のようにチョリソやソーセージ類を焼くとき。アスパラ・きのこ・ズッキーニなんかのお野菜もこれでちゃちゃっと焼きます。フライパンみたいにくっつかないし油が要らないのでさっぱり食べれますね。

フライパンでいいじゃん、なんでホットプレート?

スペインでフライパンを使うときはほとんど揚げるに近い調理法になる気がします。たとえば目玉焼き、スペイン語ではhuevo frito、揚げ卵。実際焼くより揚げるに近いほどの油を投入。油をかけながら焼きます。たぶんフライパンを火にかければそこを覆うくらいの油を入れるのはスペイン人の習性だと思うのです。

で、ホットプレート。油しかなくてもいいもんね。これで「揚げ」以外の調理ができるんだと思うのです。

以外に便利ですよ、ホットプレート。トーストも焼けるし。

とってもスペインご飯

2006年10月03日 | 台所修行
先日、インターネットのモデムなんかを持ってマヌちゃんパパママがうちにやってきました。またしても山盛りの食料とともに。。。感謝です。

この村の郊外にお肉、ハムの工場直売所があるのですが、その日マヌちゃんパパママの希望でそこに行ってまいりました。で、買ったのは大量のお肉とハム類、チーズ、チョリソ、血のソーセージ「モルシージャ」。パパママの希望とか言いながら結局ほとんどすべて私たちのために買ってくれてました。おお。なので現在我が家はお肉がいっぱい!

というわけで今日のお昼はこんな食事です。鉄板焼きのチョリソ、生ハム、サラダ、鉄板焼きのなす&ズッキーニ。

このチョリソ、赤いのはパプリカのせい。味はかなり癖があるので初めのころあんましおいしいとは思いませんでした。けど慣れるとおいしい。ビールが進む味です。焼いていると次から次から油があふれてきます。それもそのはず、白い脂肪の塊が中にいっぱい入ってるんだもんね。これは生のものですが、壁につるして乾かすと生でも食べれるらしい。後は揚げたり、今回のように鉄板で焼いたり。。。。独特のにおいがあるのでおかげさまで現在冷蔵庫はチョリソのにおいでいっぱいです。

モルシージャは今台所の壁につるされてます。これも同様乾けば生でもOK。そうでなければ焼いたり煮たり。けどこれも脂がすごいからいっぱい食べちゃおなかを壊します。マヌちゃんは嫌いだそう。スペイン人の癖に。私は結構好きなんですよね。おかげで台所はモルシージャのにおいでいっぱい。

うむ、台所がスペインの台所っぽくなってきたぞ。

身近なところにも‥‥

2006年10月03日 | スペイン生活
うーむ、みえるかな。右上に「武道」というはんこ。

そう、マヌちゃんの空手の免状です。写真はマヌちゃん、子供のころ。かわゆいです。マヌちゃん空手やってたんですねー。

スペイン語ではない言葉であいてありますが、ちゃんと6KYU、KARATEDOと書いてありますね。

オフィシャル免状なはずなのになんか胡散臭いのはなぜだろう。。。

街角の日本語

2006年10月02日 | スペイン生活
思わず写真取っちゃいました。街角のショーウィンドウです。

決して胡散臭い商店街で見つけたわけではありません。観光客の多い広場に面したちゃんとしたブチック(笑)の商品です。なんと20ユーロ近く(3000円くらい)します。高いってば。

チョコヒ?とな切?

このチョコヒはクレヨンしんちゃんのチョコビから貼り付けたのかしら??似てない?けどとな切って。。。意味不明。

もっとへんちくりんなシャツもあったけど、お店の中で店員さんの目がおっかなく写真取る勇気がありませんでした。

どうも日本語または日本系シャツがはやりのよう。ここ最近見かけたものは

「MATSUYAMA」「MIYAZAKI」「HOKKAIDO」といったディープな地名シリーズから

「賓」「力」などの漢字シリーズ

「初鰹 法隆寺」といった意味不明なものまでバラエティ豊かです。

いったい誰が販売にゴーサイン出してるんだろう。。。そしてこんなに日本人いっぱいいるのに「これどうよ?」って聞かないんだろう。ま、それが面白いんだけどさ。