ツチノコで頭がいっぱい

幼児期に目撃したツチノコにより、その存在を確信。35年間ツチノコ捕獲に情熱を注ぎ、今までに4度の目撃体験あり!。

ツチノコ発見だと?!

2008-03-07 04:21:38 | Weblog
【イメージ画像の説明】

昨日(3月6日)の東京スポーツのTOP記事として、例の「奈良県で撮影された怪生物」が大きなカラー写真で載っていた。サブタイトルは「スクープ・鮮明連続写真」でタイトルは「ツチノコ発見」と特大表示されている。
この記事を書いた三浦伸治さんという記者は、わざわざ竜王山まで行ったそうだが、そんなにこの怪生物に熱を入れるなら、もっとツチノコを研究してからでも遅くはなかったのではないだろうか。
しかも、「専門家も太鼓判」と大書しているから呆れ返ってモノも言えない。だからこうやって書いている訳だが、バカも休み休み言って下さいよ。太鼓判を押したツチノコの専門家って誰? もしかしたらUMA作家の山口敏太郎氏のこと? 彼だとしたら畑が違いすぎるんじゃないの? あの人は情報を集めて本にする人で、ツチノコを専門に研究している訳ではありませんよ。だから山口氏は間違っても断定などする訳が無いのである。
東スポの三浦記者は、いったい何を根拠にこの怪生物をツチノコと断定するのだろうか。実物を4度も見ている私としては開いた口が塞がらないどころか、噴飯ものである。

あれはヒルの一種です! 絶対に間違いありません。私は撮影者の中井さんから送って頂いたビデオを何度も見て、ヒル以外の何物でもないと判断しました。動き方の一部始終が、そこらの川で見かけるヒルと何の変わりもないからだ。その動画もwebのサイトやmixiで配信しているが、見た人達の感想を聞くと、
だれもツチノコだと思っていないのが現状である。
画面を拡大すると、環形動物門独特の輪形の節が浮き彫りになる。これはヒルも同様だ。ツチノコなら、背中を直線的に走る梁(脊柱)によって、背中の中心線がはっきり目視できるはずである。

問題の怪生物は頭部の先端に有る吸盤のような口で石を動かし、尻の吸盤で川底に吸い付き、川の流れに押し流されないように貼り付いている。これもヒルの特徴である。
ツチノコは水棲生物ではないが、水に潜ったり泳いでいる姿を何度か目撃されている。しかし、あの怪生物とは根本的に形状が違いすぎる。どう違うかと言うと、ツチノコは大きな鱗に覆われ、どの確度からでも分るほど大きな頭部を有し、目撃者を震えさせるような凄味のある大きな目をしている。ところが、あの怪生物には人に恐怖を抱かせるような怖さは微塵も無い。それどころか、川の中に入っていって簡単に網で掬えそうな感じさえ抱かせる。そして、ツチノコの特徴とも言える尻尾も無いようだ。

いつまでもグダグタ能書きをたれても埒が明かないので、紙面に書かれている決定的な問題点を挙げてみよう。それは本文二段目から三段目に書かれている。
――沢歩きしていたら、突然ヘビのような姿をした生き物が、尻尾を振りながらニョロニョロ出てきて沢に入った――という、この部分が問題点である。
私は撮影者の中井氏と何度か電話で話し、当時の状況をつぶさに訊かせて頂いた。その御本人曰く、「川の中にヘビのようなモノがいるので、不思議に思ってビデオカメラを向けた」と、私は二度も同じことを聞かされた。もし新聞に書いてあるように、尻尾を振りながら出てきたのであれば、水の中で尻尾が揺れているはずだ。それにも拘らず尻尾が写っていないのも不思議であり、もともと川の中にいたモノが、いつの間にかニョロニョロ出てきて沢に入ったというのも妙である。
誇張もしくは脚色された表現が使われているようだ。中井さんは純朴で、そんな脚色を加えて話すような
方ではない。モノを書く上での過剰表現という事にしておこう。

そんなこんなで、昨日は携帯電話が鳴りっ放しであり、このブログのアクセス件数も4桁の大台であった。やはりツチノコは人気が有るのだと、改めて実感した。
新種であろうが突然変異であろうが、ヒルはヒルであり、ツチノコはツチノコである。東京スポーツのやる事だから仕方ないにしても、事実を歪めることだけは避けて欲しいものである。


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1 コメント

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Unknown (porsche997)
2008-03-07 16:42:01
全く同感! どう見てもヒルですね! 有り難うございました!
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