76歳のヘッドハンティング

母、76歳、現役薬剤師。

私の前では、未だちょっとめそめそしているけれど、外ではバリバリ？

先日、近隣の医者と薬剤師の会合というのがあり、母が勤務している調剤薬局で出席者がいなかったので母が久しぶりに出たそうだ。

隣にいた2つ隣の駅の薬局経営者に
「あなたのような年齢の薬剤師を是非雇いたいんです。週１日でもいいから」と熱心にヘッドハンティングされたそうな。理由は、沢山来る高齢の患者さんが話しやすいから。
今の薬局も週１～２日程度の勤務なので兼務もできなくはないので、心はぐらりと揺れたけど、新しい職場というのは、慣れるまでの精神的肉体的負担が大きいので、大事を取って辞めることにしたらしい。

とちょっと自慢気味に話す母。う～ん、身内ながらすごいわ。

高校生の頃、散々勧められた薬剤師。母と同じ職業はいやだという理由だけで、拒否したけど、ちと後悔。製薬会社の研究所、出産で一時休職、病院薬剤師、街の薬局、調剤薬局とその時々で自分にあった勤務体系を取ってきた。この職種は、女性向きだわ、やっぱり。努力もしてたけどね。

私もその時々で、結構フレキシブルにやってきたけど、70過ぎでは仕事はないよ、きっと。