今日は来迎寺さんの1部を紹介します。
建立は安土桃山時代に加藤清正が熊本を治めた際に、佐敷城を建てました。
城代に澁谷重次公が赴任された際、重次公のお母様が浄土宗の信者でいらして、
福岡の浄土宗のお寺にお願いされて、建立されたそうです。
ここには葦北三十三観音の三十三番目の札打ちの観音様もいらっしゃいます。
入口には六角の石塔と共に、お地蔵様が鎮座されていらっしゃいます。
また本堂の横には、沢山の墓石や石仏が供養されています。
これは前のご住職が、佐敷川が氾濫して沢山の方がお亡くなりになられ、
お墓なども立てられない方が、お墓代わりに供養されていたものが、
時代が経つにつれて、供養する方がいなくなられた石仏や納骨堂に収められたお墓の墓石などを一緒に供養されていらっしゃいます。