ミッチーのアウトドア記録簿

北海道の野湯や散策、山菜採りに登山等のブログを気ままに書いております。気軽にコメントして下さいね。

カルルス鉱山の湯

2017年10月01日 | 日記
今回はカルルス鉱山の湯の探索をしました。
カルルス鉱山の湯は、鉱山発掘の際に地下水(坑水)を逃がす坑口を作るためにボーリングを行い、その際温泉が湧き出たと訊きます。
更にカルルス鉱山で一番大きな坑口の坑道には温泉が流れ出ているとの事。
今もまだ温泉が湧いているかは不明ですが、取り敢えず探索開始です!

まずはサンライバースキー場より入林します。

さっそく薄緑色の池に鉱山跡の様な物が見受けられます。

カルルス鉱山までは林道を真っ直ぐですが、雨裂や崩壊がありますので、徒歩が一番安全です。


判りやすい用に残りの距離が表示されています。

しばらくすると真っ直ぐ行く道と川を渡る分岐点が現れます。

右との表示がありますので、それに従って進みます。

道が抉れて酷いです。


さて、中間点に到着です。

この先から、道は更に悪くなります。




沢とは違う所から水の流れがあります。

湧水かな?と、触ってみますと温い。
少し藪を漕いで上部へいってみますと、木の根からポコポコと湧いています。

触るとやはり温いです。
水温を計ると28℃でした。

鉱山はまだ先なので、こちらはきっと自然湧出の湯なのだと思います。

気を取り直して荒れた林道を更に進みます。

この先からは藪こぎになります。


笹が低い分まだマシですが、やはり藪こぎが続きます。

倒木もあります。

更に藪が酷くなります。

ちょっと流れの強い川に出ました。
赤みがかった川です。

川を渡り藪こぎを続けて進んでいると、突然開けた場所に出ました。

谷の方へ行ってみます。
ん?谷なのに沢が無い?

谷に降りて見ると遂に坑口を見付けました!

しっかりした坑口ですね!
でも話に聞いた坑口より小さく、水の流れを感じません。

中に入ってみましょう!

中は意外と広く、硫黄の臭いがします。
奥には縦穴の坑道が見えます。

解りづらいので、フラッシュライトを点けます。

縦穴は高さがあるので、一人で行くのは厳しいと判断し、これ以上奥に行くのを諦めました。
硫黄の臭いはしますが、水気が無く、温泉が湧いている坑口ではないのが判りましたので、他の坑口の探索を続けます。

すると今度は横に長い坑口を発見!

入ってみましょう!

中は天井が低いですが、広々としています。

添え木もされてますね。

しかし、坑道は見付かりませんでした。
水気も全く無いので、こちらもはずれです。

それから一時間程探索をしましたがボーリング跡も温泉の湧いている坑口も見付けることが出来ませんでした。

取り敢えず藪が酷すぎますので、来年の春にまた探索したいと思います!