九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

神武天皇社(福岡県芦屋町)

2023-05-01 15:52:42 | 神社参拝ー九州

 神武天皇社(じんむてんのうしゃ)
<通称>神武さん(じんむさん)
【鎮座地】〒807-0112 福岡県遠賀郡芦屋町正門町14-15 旧筑前国 遠賀郡 
【御祭神】 ・神武天皇
     ・仲哀天皇
     ・神功皇后
【例祭】 4月3日 神武天皇祭 9月17日 放生会大祭
【旧社格等】 県社 
【御由緒】
 神武天皇社(じんむてんのうしゃ)
福岡県遠賀郡芦屋町。
旧県社。
祭神は神武天皇。
 『古事記』 神武天皇東征の条に「筑紫の岡田宮に一年 坐しき」、『日本書紀』同条には「天皇、筑紫国の岡水門に至りたまふ」とあり、万葉歌碑「天霧らひ日方吹くらし水茎の岡の水門に波立ち渡る」の置かれたこの芦屋が岡田宮、岡水門の地であり、また、神武天皇 東征時の軍船を集め給いし行宮の霊跡とも 伝え、遠賀川河口の古代要港であったことがうなずけ、これらの神武天皇伝承が創祀と深く結びついている。国主黒田氏の治政下でも崇敬篤く社地、社殿改築用材の寄進が行われていた。
例祭四月三日、九月一七日。
大正一〇年(一九二一) 県社に列格。
昭和二〇年六月、空襲爆撃のため社殿焼失 目下鎮座の地芦屋の氏神様であり岡水門の鎮護神としての「岡湊おかみなと神社」に仮合祀されている。
 (1997年 東京堂出版 神社辞典)

 案内板にはつぎのとおり記載されています。
神武天皇社
  (神日本磐余彦天皇)
平成十二年十二月八日(皇紀二千六百六十年)遷座祭
 神武天皇の御分霊を奉斎す。
御神殿の材料は伊勢神宮よりの撤下材を拝受使用。

 昭和二十年六月米軍の焼夷弾により
 社殿は焼失し、終戦後、宗教法人となり
 御神体は芦屋の産土神、岡湊神社に
 奉斎し今猶当社にて祭祀は続けられています。
   連絡先 芦屋町船頭町
    岡湊神社社務所223-0216

【参拝日】2006/02/11

境内入り口
遠賀川河口の芦屋町正門町にあります。航空自衛隊芦屋基地に隣接した社叢の森に鎮座されています。

一の鳥居
左に社号標、「縣社神武天皇社」とあります。

神武天皇聖蹟崗水門(おかのみなと)顕彰碑
境内入り口の左にあります。
 裏に「神武天皇申寅年十一月舟帥ヲ率ヰテ筑紫國崗水門二至リ給ヘリ聖蹟ハ此ノ地附近ナルベシ」
とあります。


一の鳥居
文化五年(1808年)、、の文字が見られます。
扁額には「神武宮」とあります。
 当社は、神武天皇東遷の途次軍船を集め給うた岡田宮の址に創立された古社と伝えられています。

鳥居から社殿
鳥居をくぐるとまっすぐ伸びた参道の広い境内の向こうに社殿。
境内は広くゆったりとしています。昭和19年の福岡県神社誌には・境内坪数 3496坪(3496*3.3=11536.8㎡)とあります。

社殿 
社殿の前には一対の狛犬があります。

社殿全景
 社殿は正面に門があり、四方を瑞垣に囲まれています。

本殿
御祭神は、・神武天皇 ・仲哀天皇 ・神功皇后の3柱。

本殿 


本殿 
昭和20年6月米軍の焼夷弾により社殿は焼失し、現在の社殿は、伊勢神宮よりの撤下材を拝受し再建されました。

本殿
 平成12年12月8日(皇紀2660年)遷座祭が行われ神武天皇の御分霊を奉斎されました。。

社殿全景(背後から) 

境内 
 かつては境内神社も八呎烏神社(八呎烏命)、船魂神社(猿田彦命、椎根津彦命)など神武東征にまつわる神社など、8社が鎮座されていました。

社殿から鳥居

境内から鳥居


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