九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

宇佐神宮(大分県宇佐市)

2023-04-17 16:25:35 | 神社参拝ー九州

本サイト(九州神社紀行)宇佐神宮(大分県宇佐市)のフォトアルバムを更新して掲載しました。

 神武東征の日向の船出から、大和の橿原の宮での即位まで順路を追って、ゆかりの神社を順次掲載しています。
当宇佐神宮はフォトアルバムが消失していましたので、あらたに修復しました。
 ただ、写真がすべてはなく、限られたものでしか再現できませんでした。

 宇佐神宮(うさじんぐう)
<通称>八幡様(はちまんさま)
【鎮座地】〒872-0102 大分県宇佐市大字南宇佐2859番地 旧豊前国 宇佐郡   
【御祭神】一の御殿 八幡大神 (應神天皇)
     二の御殿 比売大神 (多岐津姫命 市杵嶋姫命 多紀理姫命)
     三の御殿 神功皇后
【例祭】3月18日 例大祭
【旧社格等】官幣大社 
 豊前国一の宮 勅祭社
式内社 豊前國宇佐郡 八幡大菩薩宇佐宮(名神大)
式内社 豊前國宇佐郡 比売神社(名神大)
式内社 豊前國宇佐郡 大帯姫廟神社(名神大)
【御由緒】
 宇佐神宮 御由緒
当神宮は全国に四万社あまりある 八幡宮の総本宮であります。 神代に比売大神が馬城の峰(大元山)に 御降臨になった宇佐の地に、欽明天皇 三十二年(五七一) 応神天皇の御神霊が 初めて八幡大神としてあらわれ、宇佐の 各地を御巡幸ののち神亀二年(七二五) 亀山の一之御殿に御鎮座になりました。 また天平三年(七三一)比売大神を 二之御殿にお迎えし、のち弘仁十四年 (八二三) 神託により神功皇后が 三之御殿に御鎮祭されました。
 皇室は我が国鎮護の大社として御崇敬 驚く特に八幡大神が東大寺大仏建立 援助のため神輿にて上洛されたこと、 また和気清磨公が天皇即位にかかわる 神託を授かった故事などは有名であり、 伊勢の神宮に次ぐ宗廟、我が朝の太祖として 勅祭社に列せられております。
  (社頭由緒掲示板)

一の鳥居。
大分県宇佐市にあります。JR宇佐駅から中津方面へ約4キロの国道10号線沿いの広大な神域に鎮座しています。

社号標。
 鳥居の向かって右にシンプルに「宇佐神宮]とあります。

鳥居をくぐると正面に「神武天皇聖蹟菟狭顕彰碑」があります。
 神武天皇東征の折、菟狭津彦・菟狭津媛、菟狭川の川上に一柱騰宮を造営、神武天皇一行を饗応しました。
  後に宇佐都彦命、宇佐国造となりました。 (肝心のこれは写真がありません)


表参道大鳥居(二の鳥居)
寄藻川に架かる神橋をわたると表参道に聳える大鳥居です。昭和12年(1937年)再建のコンクリート製です。

下宮との分岐点の鳥居
 西参道との合流点をすぎて参道を左に曲がると鳥居が二つ並んでおり、左が「上宮」、右が「下宮」への鳥居となります。

「上宮」への鳥居と参道。
 鬱蒼とした樹々に覆われた参道が続きます。

境内社 若宮神社
 鳥居を過ぎてほどなく右手にあります。御祭神は、応神天皇第四皇子の仁徳天皇。

西大門
参道を上がりきると、宇佐鳥居の向こうにあります。上宮への入り口になります。

 宇佐神宮
御祭神
 一の御殿 八幡大神 (応神天皇)
 二の御殿 比売大神
 三の御殿 神功皇后

 宇佐神宮は全国八幡宮の総本営 勅祭りの 大社であり 歴代天皇は伊勢の神宮につぐ宗廟 我朝の太祖として御崇敬に なられています 
また私たちの祖先は 各地に宇佐の八幡宮をお迎えして 氏神や鎮守のお社としました
 神代に三神の比売大神がご降臨になったこの宇佐の地に千四百年前の欽明天皇三十二年 応神天皇のご神霊がはじめて八幡大神としてあらわれになり 各地をご巡幸後この亀山にお鎮まりになり 弘仁十四年 応神天皇の 母であられる神功皇后をお祀りし 三殿のご鎮座となりました
 (社前案内板)

南中楼門(勅使門) 
 西大門をくぐると上宮の境内にでます。神宮内部の南正門になります。

左の一之御殿、中央の二之御殿、右の三之御殿と、順にお参りします。
​ 当社のの参拝は、一般と異なり、「二礼、四拍手、一礼」となります。

本殿(国宝)
 南中楼門に続く回廊内に本殿が並んでいます。左から、一之御殿1860年(万延元年)建立:八幡大神、二之御殿1859年(安政6年)建立:比売大神、三之御殿1861年(文久元年)建立:神功皇后

一の御殿
 建築様式は八幡造と呼ばれ、二棟の切妻造平入の建物が前後に接続した形で、接続部には大きな金の雨樋が渡されています。
桧皮葺(ひはだぶき)で白壁朱漆塗柱の華麗な建物で国宝指定されています。
 

上宮境内
二の御殿
 南中楼門と本殿の間には申殿があります。祈願祭等正式参拝、でこの申殿でお参りできるようです。

上宮境内
 参拝当日(2003/04/26)、本殿が特別公開されていました。(改修の竣工かと思われますが、詳細は記憶から消えて不明です。)
 本殿のある境内は、周囲を西中門、南中楼門(勅使門)、東中門、北中門と囲まれています。
 
境内社
 本殿回廊内の境内社は一之御殿脇侍・春日神社、二之御殿脇侍・北辰神社、三之御殿脇侍・住吉神社があります。

ご神木
 境内の右奥、三之御殿前にあります。
樹齢約八百年、高さ約30メートル、幹まわり約5メートルの風格ある大楠です。
案内に御神木に手を触れ、健康長寿をはじめ深遠なる御神徳をお受け下さい。あります。

能楽殿 
絵馬殿の近くの菱形池の中にある能楽堂です。
秋の祭礼行事「風除報賽祭」で「御神能」を奉納します。

藤棚
 参拝は2003年4月26日、丁度藤の花が咲いていました。

参道から二の鳥居 
入り口に帰り着きました。

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