九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

穴森神社(大分県竹田市)

2008-06-21 07:47:05 | 神社参拝ー九州
 穴森神社(大分県竹田市)を掲載しました。

 穴森神社(あなもりじんしゃ)
【鎮座地】〒878-0574 大分県竹田市大字神原1432番地 旧豊後国 直入郡
【御祭神】大蛇の靈 (配祀)彦五瀬命 鵜鵜葺不合尊
【例祭】5月2日 祈年祭
【旧社格等】式内社 豊後國直入郡 健男霜凝日子神社
      村社
【御由緒】
 穴森神社概説
当社は往古は池の明神、窟大明神と唱えられ平家物語に述べられた「いともおそろしきもの」で緒方三郎惟栄の遠祖を産ましめた、延喜式内健男霜凝日子神社(往古嫗岳大明神と唱う)の化身たる大蛇の御霊を祀った社である。
 天候氣象を司る神として特に子宝を神授され子孫繁栄の神として又大神氏一族の遠祖として血縁者の参拝特に多し。
 昭和五十六年五月 穴森神社々務所
祭日 五月二日(俗に祖母山祭り)
   九月二十三日(神幸祭で健男霜凝日子神社と同所に会す)
   霜月初寅(俗に寅祭り)
  (境内掲示板より)

 穴森伝説の概要
この洞窟は嫗嶽大明神の化身である大蛇の棲息した処と謂われ往古は水を湛えていたが中川藩主が現在の如く水を放出し民心を鎮む。
 元禄十六年十月この洞窟より大蛇の骨が発見され宝永二年藩命で現在の岩穴に神体として祀る。(往古は池の明神、中古は窟(いわや)大明神又は穴森大明神と唱う)
 この大蛇は大神姓の神婚伝説の主役であり平家物語、源平盛衰記に見ゆる緒方三郎惟栄の遠祖(いとおそろしきもの)と謂われている。
 この度子宝神授の神の鎮守されたこの神聖な洞窟内に照明の設備を行い縁故参拝者並に一般参拝者の利便に供す。
 昭和五十四年正月
  穴森神社社務所
   (境内掲示案内より)

 竹田市街地から南に10数km、祖母山北側の麓、神原地区にあります。県道639号線から案内に従い左折、進むと左手に赤い鳥居が見えてきます、鳥居から東に数百m登った森の中に鎮座。

   社号標
一の鳥居から車1台やっと通れる狭い道を登ると広い新道にでます。社号標の脇の道を進むと参道入口です。

 参道入口両脇に大きな杉の木、向かって右は樹齢約460年の「穴森大杉」で注連縄がしてあり御神木のようです。
 「穴森大杉」から少し入った処に上部が崩壊した鳥居(明治4年春二月の日付)の柱が立っています、そこから綺麗に整備された参道が数10m続きます。

     参道の鳥居

 参道から拝殿
参道の鳥居をくぐると赤い手すりの階段を下ります、左に手水舎、正面に拝殿、右は境内社(淡島社、生目社)鳥居です。 

 拝殿 
   彫刻がみごとです。

 拝殿裏の御神体所岩穴の中の石祠と右横が子授け祈願の洞窟です。
御神体所、本殿になります。嫗嶽大明神の化身である大蛇が棲息した処と謂われています。

   洞窟への入口
 そばに照明設備使用についての案内があり硬貨200円で30分間点灯、、停電の恐れがあり備え付けの懐中電灯を持参するようにとあります。試していません。

   洞窟から拝殿
 
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